消費増税10%は序章に過ぎない可能性大
こんにちは、下山です。
10月から始まった10%の消費税は
まだまだ序章に過ぎないのかもしれません。
消費税が上げられたばかりですが
先月、IMF(国際通貨基金)から、
「2030年までに15%、2032年までに20%へ消費税を段階的に引き上げること」
を求める旨の提言がありました。
当然、それに対し、批判の声もあがりました。
「IMFほっとけよ」
と。
ただ、第一生命経済研究所・永濱利廣首席エコノミストによると、
「IMFというのは、日本の財務省からも職員が出向しています。
政策提言的な部分は各国の財務省の意向が色濃く反映されているのが特徴。」
(テレ朝ニュースより引用
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000170137.html )
とのことですから、
少なからず政府の意向が反映された意見である可能性もありますね。
ということは、政府が
「将来的に消費税を20%まで上げたい」
と思っていて、今から少しずつその下地を作り始めている、
とも考えられます。
政府にとって消費増税のゴールはまだまだ先にあるのでしょう。
たとえ消費税が20%に上げられたとしても、
「社会保障制度」などがしっかり整えられ、
国民への還元があるのなら良いのですが・・・、
あまり期待はできませんね。
「年金は当初の約束通りもらえない」
「消費税は上がる」という、
ただただ経済的負担が増えるだけになる可能性が極めて高そうです。
こういう話から未来に経済的不安を感じる方も
多いと思いますが、不安を取り除く方法はただ1つ。
収入や資産を増やすしかありません。
そして、「その方法として投資以上に最適なものはない」
と自分は考えます。
投資=リスク、危険
と考え、尻込みされる方も多いでしょう。
「なんだかんだ言って投資なんかに手を出さず、
結局は毎月確実に給与がもらえる会社員でいるのが安心だ」
と思っている方もまだまだ多いでしょう。
確かに、毎月決まった額が振り込まれることによって
得られる安心感は絶大ですよね。
でも、それだけで本物の安心は
得られるのでしょうか?
どれだけ素晴らしい企業も時代の流れから外れてしまえば
あっという間に転落します。
特にこれだけ変化が激しい今の時代、
ビジネスの寿命はどんどん短くなっています。
参考までに、あるランキングを紹介させてもらいます。
平成元年、
つまり今から約30年前における
世界の時価総額ランキングです。
実は30年前、
ある国の企業が
世界の時価総額ランキングのトップを
独占していました。
トップ10のうちその国の企業が8社も
ランクインしていました。
どこの国の企業かお分かりになりますか?
日本です。
今の状況からは信じがたいことですが・・・、
ランキングをご覧ください。
↓
【平成元年・世界時価総額ランキング】
1:NTT
2:日本興業銀行
3:住友銀行
4:富士銀行
5:第一勧業銀行
6:IBM
7:三菱銀行
8:エクソン
9:東京電力
10:ロイヤル・ダッチ・シェル
(参照:ダイヤモンドオンライン
https://diamond.jp/articles/-/177641?page=2)
これ、日本国内の
時価総額ランキングではありません。
世界の時価総額ランキングです。
日本企業が8社もランクインしている上に、
NTTがダントツでトップでした。
当時の勢いはどこへやら・・・
今では世界の企業価値ランキング上位に
食い込むのはTOYOTAくらいです・・・。
「時代の流れがどれだけ残酷か」ということが
感じられるランキングかと思います。
改めて言いますが、どんなビジネスにも賞味期限があります。
どれだけ美味しいビジネスも
いったん賞味期限が切れてしまえば衰退します。
以前、「アマゾンもいつか倒産するだろう。」
というアマゾンCEOであるジェフ・ベゾス氏の発言が
話題になったこともありましたが・・・
いま安定しているように見える企業に勤めていても
いずれその安定は破綻するかもしれない、
という覚悟は常に持っておくべきです。
会社員であることの安心感は価値あるものだと思いますが、
それは一時的な安心感である可能性は常につきまといます。
ですから、その安心が崩壊した時のために
早いうちから準備をされることを強くお勧めいたします。
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投資のリスクはコントロールできます。
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「会社に勤めていても必ずしも安心ではないことは
感じるけど、ただ、そうだとしてもやっぱり投資は危険だ」
と思われる方は少なくないでしょう。
もちろん、「投資にリスクはない」とは言いません。
リスクを一切取らずに稼げる、なんてことはありません。
しかし、投資のリスクはコントロールできます。
投資そのものがリスクなのではなくて、
リスクの高い取引をするからリスクが生まれるだけです。
全てはあなたのさじ加減です。
リスクを低く抑えながらコツコツと利益を積み重ねる方法もあります。
また、一般的なビジネスの場合、世の中が不景気になると
一気にダメージを受けますが、
投資の場合、例えば不景気で株価が一方方向に
下落し続けるような局面においても
売りで利益を獲得することも可能です。
世の中の景気に関係なく、稼ぎ続けることができます。
しかも投資の場合、いったんスキルを身につけてしまえば、
相場が存在する限り、利益を生み続けることが可能です。
考えを押し付けるつもりは一切ありませんが、
年末という一つの区切りとして良いタイミングですから、
お金のことで不安を抱えていたり悩まれている方は
ぜひ投資という一つの選択肢を改めて見直してみてください。
本日も最後までご覧くださいまして
ありがとうございます。
下山敬三
よろしいですか?