BTCの戻り高値突破を狙い、伸びた利益を守る。8月相場で見るBB Watchの使い方
買いたい場所を決めて待つ。動き出したら、その波に乗る。そして伸びたあとは、利益をどこまで残すかを考える。
この記事では、4時間足の波を狙い、仕掛けに1時間足と15分足のペアを使う例を紹介します。時間足の組み合わせは、ご自身の手法と狙う波に合わせて選んでください。狙う方向へ価格が進み、選んだペアにエキスパンションが出る。その動きをエントリー根拠にするために、BB Watchでペアの変化をリアルタイムで見比べます。
先に決めるのは、どの時間足の波を取りたいかです。レンジブレイクや、トレンドが崩れたあとの調整の波など、仕掛けを考えられる局面に価格が来ていることが前提になります。
2026年8月のBTC/USDで確認した日足と4時間足をもとに、狙う場面から保有管理までを見ていきます。1時間足・15分足による仕掛けは、同じような局面で使う手順として説明します。以下の売買は仮定の組み立て例です。日時はUTC、価格は米ドルです。
まず、買いを狙う節目を決めておく
日足では、5月の高値圏から6月末へ下げたあと、価格が持ち直していました。ここで注目したいのが、6月15日につけた戻り高値67,263.5ドルです。
8月18日の終値は約6万4,700ドルで、まだこの高値の下。買いを考えるなら、「戻り高値を越えて、上へ進めるか」を待つ場面です。先にこの場所を決めておくと、価格が動き出したときに何を確かめるかがはっきりします。
直近の日足のBB幅は、前日より約3.3%広がっていました。日足に変化が出てきたところで、次は4時間足の動きと、戻り高値の突破を追います。
日足の背景。縦線は2026年6月15日。戻り高値67,263.5ドルを、買いを狙う節目として見る。
KRAKEN:BTCUSD/Charts by TradingView(https://www.tradingview.com/)。日時はUTC。
8月19日、戻り高値の突破に大きな拡大が重なった
19日12:00から16:00の4時間足は、戻り高値を越えて上昇し、68,539.7ドルで引けました。高値は約6万9,600ドル。終値でも67,263.5ドルの上に出ています。
この足では、BBの上側が上がり、下側が下がり、上下に大きく開きました。BB幅は直前の足から約82.9%拡大しています。
日足で見ていた戻り高値を越え、4時間足の上昇波が伸びた場面です。今回の実測では、突破と4時間足のBB拡大を確認できました。こうした波を次に狙うときのエントリー根拠を、1時間足と15分足で考えてみます。
①は買いを狙う節目にした6月の戻り高値67,263.5ドル。②は突破した4時間足のBB幅で、直前足より約82.9%拡大しています。狙っていた場所を抜ける値動きと、BBの拡大を結び付けて見る場面です。2026年8月19日12:00開始・16:00確定(UTC)、終値68,539.7ドル。番号・橙の線と矢印・青い括弧は解説用の追記です。
KRAKEN:BTCUSD/Charts by TradingView(https://www.tradingview.com/)。日時はUTC。
4時間足の波に入る根拠を、1時間足と15分足で確認する
同じような戻り高値の突破を狙うなら、あらかじめBB Watchに1時間足と15分足を並べます。4時間足で上昇波を狙う場面を決め、その中の値動きをペアで確かめるためです。
価格が戻り高値を越えて上へ進むところで、1時間足と15分足にエキスパンションが出る。この動きをエントリー根拠とします。両足に拡大が出ている状態を、ペアシンクロとして確認するわけです。
高値を抜けても15分足だけが広がり、1時間足の拡大が伴わなければ、抜けたあとに戻るダマシを警戒します。そのまま追いかけず、価格が高値の上を保ち、ペアの拡大がそろうかを待つ。こうして突破を選別するのが、BB Watchで「ダマシ回避の判断をサポート」する使い方です。
押しを待って入る場合も、越えた高値付近で支えられ、再び上を試す場面でペアを確認します。狙う4時間足の波と、実際に入るためのペアの拡大を結び付けて使います。
仕掛ける前に、抜けた価格をどう使うか決める
この突破を買うなら、次に大切なのは67,263.5ドルの扱いです。抵抗だった場所の上で価格が支えられれば、上値を狙って持つ理由になります。下へ戻り、再び上に乗れないなら、買いを手仕舞う条件にできます。
先に損切りの条件を決めておけば、BBが大きく広がった場面でも、勢いに任せて買う数量を増やさずに済みます。入る位置から損切りまでの幅に合わせて、許容できる損失に収まる数量を考えます。
突破の最中に仕掛ける方法も、いったん押すのを待つ方法もあります。この4時間足の終値では、すでに抜けた水準から価格が離れています。そこから入るなら、次の抵抗まで狙える値幅と、損切りまでの幅を見比べる。条件が合わなければ、押したところで支えられる形を待つ。このように、同じ上昇を見ていても、自分が入れる場所を選べます。
日足で相場の背景を見て、4時間足で狙う波を決める。仕掛けるときは、1時間足と15分足のエキスパンションを確認する。BB Watchでこのペアを並べておけば、価格が動いている最中に、用意していたエントリーの条件を確かめられます。
上昇が進んだら、持ち続ける理由を確かめる
その後、8月21日の日足は約7万8,300ドルで引けました。19日に越えた戻り高値から、上方向へ大きく値幅が出ています。日足のBB幅も、前日より約59.7%広がりました。
買いを持っていたなら、ここでは伸びている波をどこまで追うかを考えます。抜けた節目や、その後にできる押し安値を支えとして使いながら、価格が上値を伸ばせているかを確認する。保有中も日足と4時間足を見比べることで、大きな波を追いつつ、目先の変化にも目を向けられます。
次に越えてほしいのは、21日につけた直近高値79,511.1ドルです。さらに上には、5月に往来した8万〜8万3千ドル付近があり、5月10日の高値82,436.6ドルも控えています。まずは直近高値を試せるか。その先の高値圏まで視野に入れながら、利益をどれだけ残すかの準備も進めたいところです。
8月22日、4時間足の収縮から利益を守る準備へ
22日16:00の時点では、直近の確定日足は大きく拡大したままでした。一方、直前に終わった4時間足のBB幅は約8.8%収縮し、終値は76,966.8ドルでした。
日足の大きな拡大が残る一方で、4時間足には収縮が見られます。直近高値までの距離と足元の安値を確かめながら、保有している買いを一部利益確定するか、残す数量の損切り位置を引き上げるか、具体的に検討できます。
2026年8月22日12:00の4時間足(16:00に終了)。終値76,966.8ドル。BB幅は直前足より約8.8%収縮し、日足とは違う変化が出た。
KRAKEN:BTCUSD/Charts by TradingView(https://www.tradingview.com/)。日時はUTC。
この12:00足の安値は76,873.7ドルで、直前の足の安値76,533.1ドルを保っていました。まだ足元の安値を割っていないため、一部の利益を確保し、残りで直近高値への再上昇を狙う組み立てもできます。
例えば、76,533.1ドルを残した買いの管理に使う。この安値を守り、4時間足が再び広がりながら上値を試すなら、残りを伸ばす。安値を割り、戻しても回復できないなら、残りを手仕舞う。こうして、上昇を追う余地を残しながら、利益を守る条件も決められます。
保有中は日足と4時間足の変化を見比べ、目の前の価格と保有数量を見直します。新たに買いを入れるなら、次の4時間足の上昇波を狙える場所で、1時間足と15分足のエキスパンションを確認する。利益を守る判断をしたあとも、次の仕掛けで待つ条件が決まります。
入口から利益を守る場面まで、同じ手順で追う
日足と4時間足の実チャートで、戻り高値の突破から上昇、その後の収縮までを見てきました。そのうえで、同じような4時間足の波を狙う際に、1時間足と15分足のエキスパンションをエントリー根拠にする手順を説明しました。
狙う局面を先に選び、ご自身の手法に合うペアの拡大を待つ。入ったあとは、価格と時間足ごとの変化から保有を管理する。この流れにBB Watchを取り入れると、何を待ち、何を根拠に動くのかを決めて使えます。
選んだ時間足の変化を、仕掛けと保有管理に役立てたい方へ。表示と導入方法は、商品ページでご覧いただけます。
BB Watchの商品ページ
仕掛けと保有管理に使う時間足を並べる。BB Watchの表示・導入方法を見る
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検証条件・出典
TradingViewのKRAKEN:BTCUSD履歴チャートを使用。BBは20期間・SMA・終値・上下2σで、幅は上側と下側の差です。拡大・収縮率は直前の確定足との比較で、価格の騰落率や利益率ではありません。抵抗や支えの扱い、売買・保有・利益確定は解説のための仮定です。
本文の確定値は各足の終了後に分かる情報です。日足は翌日00:00、4時間足は開始から4時間後に確定します。形成中に仕掛ける方法もありますが、掲載した最終値を場中の値として使ってはいません。図の縦線・日付ラベルの足を対象とし、右側の後続足や現在値はその時点の説明に含めていません。横破線はクロスヘアで、本文の抵抗・支持水準を描いた線ではありません。
画像と数値は後日の確認で、当時のBB Watchの記録や実売買の実績ではありません。実測は日足と4時間足です。1時間足・15分足の状態は未確認で、ペアによる仕掛けは使い方の例として記載しています。拡大開始の時刻・順序や場中の値動きは再現していません。MT5の配信元によって価格やBBは異なります。取引の際は損失許容額を決め、ご自身のルールに従ってください。
https://www.tradingview.com/widget-docs/widgets/charts/advanced-chart/