【フィボナッチ専用ツール解説】第5回:ポジション保有時の画面(ポジション管理パネル)
前回の続き:発注後の画面表示
前回、成行・予約・通常モードのそれぞれで、発注ボタンを押すところまで見てきました。
今回は、その先です。実際に注文が通り、ポジションを持った後、画面には何が起きるのか。気になった方も多いのではないでしょうか。ここからは、エントリーではなく管理の話になります。
全ての機能はこちら⇒FibonacciTradeSystem
ポジションを持つと、ミニパネルが現れます
ポジションを持つと、チャート上に小さなパネルが表示されます。これが「ミニパネル」です。
最初は、折りたたまれた状態で表示されます。見えているのは、ポジション番号・方向・ロット数、そして損益(pips)の2行だけです。損益は、含み益なら緑、含み損なら赤、ほぼゼロなら白で表示されるので、状況をひと目で判断できるはずです。
▼を押せば、決済のボタンが現れます
パネルの右下にある「▼」を押すと、展開します。
展開すると、操作ボタンが並びます。1つは決済のボタンです。全部決済するボタンと、保有ポジションの半分だけ決済するボタンが、それぞれ用意されています。
もう1つは、トレイリングストップと建値移動のボタンです。こちらは利益を伸ばす場面で使う機能なので、次回、詳しく取り上げます。今回は決済の話に絞ります。
SL・TPは保有中もドラッグできますが、動かせる方向に制約があります
ポジションを持った後も、SL・TPのバッジはドラッグで動かせます。ただし、発注前の計画段階とは、少し扱いが違います。
TPは、方向に制限なく自由に動かせます。ですが、SLには制約があります。含み益が増える方向にしか動かせず、損失を広げる方向へは動かせません。
これは、当初のトレード計画から逸脱し、都合の良い解釈でSLを不利な方向に動かして損失膨らませないようにするための機能です。
たとえばBUYのポジションなら、SLを現在の位置より上へは動かせても、下へは動かせないということです。無理に動かそうとしても、警告ポップアップが表示され、移動は拒否されます。
一つ注意点があります。
保有ポジションの移動について、MT5標準機能の「ドラッグでポジションを移動可能にする」設定は必ずOFFにしてください。
全決済か、半分だけ決済か選べます
決済のボタンは、2種類あります。
1つは、全決済です。ボタン押下で、ポジション全体がその場で決済されます。
もう1つは、1/2決済です。ロットの半分だけを決済し、残りは保有したままにできます。この場合、残ったポジションのSL・TPは、決済前の値のまま維持されます。なので、半分だけ利益を確保しつつ、残りは伸ばす、という使い方ができます。
↓1/2決済後
ポジション管理パネルと機能の狙い
SLの不利方向防止機能を入れたのは、私自身が感情的な取引でSLを都合よく広げ、結果的に損失が膨れ上がった経験があるからです。当初の計画通りにトレードルール通りに取引が進むように、人間の感情的な取引を防止するためにあります。
TPには同じ制限を付けていません。利益目標を柔軟に見直したい場面でも移動可能です。ただし、チキン利確に気を付けてください。
半分決済では、半分だけ利益を確保して、残りは元の計画のまま伸ばしたい、という使い方を私は想定しています。利益を確実に確保できますので、余裕を持った取引で相場に合わせた利益を伸ばす方向へポジションを粘り強く持ち続ける事が容易に叶えられます。
実際の画面や、他の機能の詳細は商品ページに載っています。
→ Fibonacci Trade System(商品ページ)
↑使用動画です。
FTSの全機能一覧
エントリーから決済まで、FTSが支援する機能をまとめました。
フィボナッチ分析・エントリー
自動検知とレベル構成
フィボナッチを引くと自動で検知しレベルを表示
BUY・SELL各3種プリセット
TP・SLのパターンを切り替えるだけ
TP・SLのドラッグ微調整
バッジをドラッグして価格を微調整
成行・予約注文
発注前にTP・SLの矛盾を自動チェック
FTSの注文だけを識別
手動発注や他EAのポジションに影響しない
保有中のポジション管理
ミニパネル管理
方向・ロット・損益をパネルで確認
自動建値移動
水平線への到達でSLを建値へ自動移動
トレイリングストップ
価格の上昇にSLを自動で追従させる
SL不利方向ロック
SLは損失が広がる方向へ動かせない
1/2・全決済
ポジションの一部または全部をワンクリックで決済
発注前の計算
自動ロット計算
許容損失の範囲内に収まるロットを自動計算
RR比自動計算
リスクリワード比をロットと同時に表示
チャート上の時間・イベント表示
経済指標表示・通知
重要指標をチャートに表示し発表前に知らせる
セッション表示
東京・ロンドン・NY市場の開始時間を表示
JST表示
チャート上に日本時間を常時表示
使い勝手
損益非表示
保有中の損益Pipsを隠して判断できる
pipsサイズ調整
銘柄に応じてpipsサイズを手動で調整
通常モード
フィボナッチを引かずワンタッチで発注
画面サイズ対応
モニターの解像度に合わせパネルを自動調整
次回
第6回では、利益を伸ばす・建値まで戻す機能を書きます。
展開パネルに並んでいた、トレイルと自動建値のボタン。今回は決済の話に絞りましたが、次回はこちらを詳しく見ていきます。
