昇金竜と紅蓮竜、何が違うのか ― ナンピン型とピラミッディング型を比べる
明日9月7日から、100万円→1億円チャレンジで新EA『紅蓮竜』が動き出します。ここまで2本の記事で紅蓮竜そのものを紹介してきましたが、「昇金竜とは何が違うのか」という質問をいくつかいただきました。今日は、すでに昇金竜をご存じの方に向けて、2つのEAの違いを正面から比べてみます。
| 項目 | 昇金竜 | 紅蓮竜 |
|---|---|---|
| 増し玉の方向 | 下がったら買い増す(逆行ナンピン) | 上がっている買いにさらに買い乗せ(順行ピラミッド) |
| 対応銘柄 | ゴールド(XAUUSD)専用 | 通貨ペア不問(汎用設計) |
| 売買方向 | 買い専用 | 買い・売り独立で両方向(要ヘッジング口座) |
| 損切りの構造 | 個別建玉に損切りなし。建玉群の合計損益で降りる | 各ポジションに個別の損切りあり |
| 実績 | 11年のバックテスト+実運用配信中 | 実績ゼロ。明日が実戦デビュー |
| 現在の立ち位置 | 確立された主力商品として安定運用中 | チャレンジ企画での検証段階。将来的な販売を検討中 |
一番の違いは、価格が動いたときにどちら向きに建玉を増やすかです。昇金竜は、買った後に価格が下がるたびに買い増していきます。平均の建値を下げながら、相場が戻ったタイミングでまとめて利益を確定させる、いわゆるナンピン型の設計です。
紅蓮竜はその逆です。買いが有利な方向(つまり上昇)に動いているときに、さらに買いを積み増していきます。下降しているときは同じ考え方で売りを積み増します。含み損を抱えた建玉に追加投資するのではなく、含み益が乗っている流れにさらに乗っていく設計です。同じ「複数の建玉を積み重ねる」EAでも、積み重ねる理由がまったく逆だと考えていただくとわかりやすいと思います。
昇金竜は、個別の建玉ごとには損切りを置いていません。建玉群全体の合計損益がプラスに転じたタイミングでまとめて利益を確定させる設計で、含み損を抱えた建玉は基本的に相場が戻ってくるのを待ちます。
紅蓮竜は、建てたポジション1本1本に個別の損切りを設定しています。有利な方向にしか増し玉しない代わりに、逆行したときは早めに個別に降りる設計です。どちらが優れているという話ではなく、そもそも前提にしている値動きが逆なので、リスクの抑え方も逆になっていると考えています。
昇金竜は11年分のバックテストがあり、実際の口座での運用結果もこれまでずっと配信してきました。紅蓮竜には、そのどちらもまだありません。この数日でMT5実機での簡易的な検証は行いましたが、何年もの実績を証明するものではなく、あくまで不具合なく動くかを確かめる程度のものです。
今の紅蓮竜は、確立された商品というより「これから実績を積んでいく段階のEA」です。100万円→1億円チャレンジは、その実績づくりそのものを配信としてお見せする企画でもあります。昇金竜のような積み上がった実績と同じ土俵で比べるのではなく、「これから何が起きるかを一緒に見ていくもの」として受け取っていただければと思います。
下がったところを買い拾う昇金竜と、伸びている方向に乗っていく紅蓮竜。同じ開発者が作った2本ですが、狙っている値動きも、リスクの抑え方も逆向きです。明日からの紅蓮竜の様子は、昇金竜と見比べながら追いかけていただけると、それぞれの特徴がより分かりやすくなるのではないかと思います。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。掲載している運用結果は過去の実績であり、将来の利益を保証するものではありません。FX・CFD取引はリスクを伴います。投資判断はご自身の責任において行ってください。