?世界はMT5逆転、日本は独自ツール天国?MT4とMT5のシェア比較
世界の個人向けFX・CFD取引の約8割が、MT4とMT5です。
開発元はMetaQuotes。2005年登場のMT4と、後継のMT5です。
Finance Magnates Intelligenceによると、2025年1〜3月に取引量でMT5が54.2%、MT4が45.8%と初めて逆転。同年7〜9月は62%対38%。MetaQuotes以外は同時期15.7%、2026年1〜3月は約16%まで縮小し、MT合計は約84%です。
数字だけ見ると、ほとんど独占ですよね。

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?世界はもうMT5なのに、業者は両方出す?
Brokereeが900社超を調べると、MT5を出す業者は約68%、MT4は約40%、両方は約23%。MetaQuotesは2018年以降、新規のMT4ライセンス販売を止めています。
古い道具の保守をいつまで続けるか、みなさんならどう判断しますか。
cTraderやTradingViewも少しずつ増えていますが、取引量ではまだ脇役です。
北米ではウェブ上の見え方でMT4が残る一方、他地域ではMT5が優勢、という地域差もあります。

?日本は真逆。大手は自社アプリ、MTは少数派
国内ではGMOクリック証券、DMM FX、外為どっとコムなどが自社ツールで取引高の大半を占めます。
金融庁登録の約46社のうち、ライブで本格対応するのはOANDA証券、アヴァトレード・ジャパン、外為ファイネスト、楽天証券(楽天MT4)など数社。

MT利用者の中では、2022年頃はMT4が約84%、2024年秋は約56%、2026年の534人調査ではMT5が48.7%、MT4が41.9%と接近。
OANDA証券は2026年11月27日にMT4を終え、東京サーバーの建玉はMT5へ移します。MT自体を捨てる話ではなく、古い規格から新しい規格への世代交代です。
慣れと自動売買の資産を、どう移しますか。

?日本は独自路線、それともFXのガラパゴス?
世界ではMT4からMT5への移行が進み、MT5が取引量でMT4を逆転。MT全体でも約84%という大きなシェアを持っています。
一方、日本では大手業者が独自アプリを中心に展開し、世界とは少し違った道を歩んでいます。これを「日本独自の使いやすさ」と見るのか、それとも「FXのガラパゴス」と見るのか。
どちらにしても、世界標準が変わっていく以上、利用者が無理なく乗り換えられる環境は重要です。

MT4からMT5へ。単に新しいソフトを用意するだけでなく、これまで使ってきた知識や設定、ツールをできるだけスムースに引き継げる仕組みこそ、これからのFX環境には必要なのかもしれません。
投資家・トレーダーにとって大切なのは、流行に乗ることではなく、変化したときに「乗り換えられる準備」ができていることではないでしょうか。
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