【フィボナッチ実戦ノート】第7回:大事なのは反応が出たかどうか
到達しただけで飛び乗ると、だましに負けます
前回は、フィボナッチのレベルと、他の指標が重なる場所について書きました。移動平均線、RSI、水平線、ダウ理論。重なるほど、根拠は強くなるという話でしたね。
ただ、これは「どこが重要か」の話でしかありません。場所が重なっていても、そこで実際に反応が出るとは限らないんです。今回は、その続き。「そこで何が起きたか」を見ます。
61.8%に到達したから、50%に到達したから。それだけの理由で売買していると、フィボナッチが効かなかったときに、まとめて負けるかもしれません。私も、それで負けた経験があります。
そこで大事なのは、そこで実際に反応が出たかどうかを確認することです。今回は、その確認材料を見ていきましょう。
①ローソク足の形で確認する
分かりやすいのが、ローソク足そのものの形です。
ピンバーという形があります。実体が小さく、ヒゲが長いローソク足です。目安として、実体の3倍以上ヒゲが伸びていれば、ピンバーと呼べます。
61.8%付近まで下がってきて、長い下ヒゲのピンバーが出た。これは、買いを考える材料になりますよね。上ヒゲが長ければ、逆に売りの材料です。
ちなみに、もう一つ包み足もあります。前のローソク足を、逆方向にすっぽり包み込む形です。こちらも反転のサインとして、よく使われます。
ただし、注意点が一つあります。ローソク足の確定を待つことです。ヒゲだけが61.8%を突き抜けても、確定した実体がまだ手前にあるなら、反応が出たとは言い切れないでしょう。私も、確定を待たずに焦って入り、失敗したことがあります。
②ダイバージェンスで確認する
前回、RSIが30以下から反転する兆候を見る、という話をしました。今回は、少し違う角度です。
ダイバージェンスという現象があります。価格とRSIが、逆方向に動く状態です。
たとえば、価格が安値を切り下げているのに、RSIのほうは安値を切り上げている。これは、下降の勢いが弱まっているサインです。つまり、水準(30以下かどうか)ではなく、形(切り下げているか、切り上げているか)を見る、という発想ですね。
反応を確認してから入る、それが第2部の結論です
レベルの意味を知り、起点を選び、狙うレベルを決め、他の根拠と重ねる。ですが、ここまでやっても、最後に反応そのものを確認するという一手間が要ります。
面倒に思うかもしれません。ですが、私は、この一手間こそが、だましを避ける一番の方法だと思います。
ちなみに、私が使っているFTSは、フィボナッチベースの取引に最適化してありますので、取引作業に手間を取られずに他のインジケーターにも集中して取引できます。
実際の画面や機能の詳細は、商品ページに載っています。
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次回
第2部はここで一区切りです。次回からは第3部、取引の注意点に入ります。
まず扱うのは、MTF(複数時間足)の考え方です。今回見送った「大きい波と小さい波を重ねる」という視点も、ここで一緒に扱う予定です。