【30日無料版 近日公開】最新COT解説|大口投機筋はなおドル買い過熱、EUR・GBPは売られすぎ継続
大口投機筋の“行き過ぎ”は、本当に回帰するのか。
CFTCが公表するCOT(建玉明細報告)を実データで読み解き、「大口投機筋COTリバージョンシグナル」がどのロジックでシグナルを出し、どんな結果になったか、そして今週の最新COTまで一気にご紹介します。
① 先週のCOTレポート(生データ)
COT(Commitments of Traders)は、米CFTCが毎週金曜に公表する先物の建玉明細です。下表は2026年8月4日時点(8月7日発表)の、大口投機筋(Non-Commercial)のネット建玉です。
| 通貨 | 買建玉 | 売建玉 | ネット | ネット%OI |
|---|---|---|---|---|
| EUR | 201,847 | 259,938 | −58,091 | −7.3% |
| GBP | 55,012 | 112,826 | −57,814 | −23.4% |
| CAD | 13,514 | 192,609 | −179,095 | −49.1% |
| JPY | 147,228 | 192,701 | −45,473 | −10.8% |
| AUD | 74,385 | 107,575 | −33,190 | −13.8% |
| CHF | 11,270 | 44,092 | −32,822 | −30.0% |
サマリー:先週、大口投機筋は6通貨すべてで対USDのネット“売り越し”——つまりドル買いに傾斜していました。中でもCADは突出(ネット約−18万枚・%OI −49%)。この“傾きすぎ”が、次に紹介するシグナルの出発点です。
② ツールは、この生データをどうシグナル化したか
ポイントは、「%OIの大きさ」をそのまま使わないことです。本ツールは各通貨の建玉を、その通貨自身の過去約3年の平均と比べてどれだけ極端かをzスコアで数値化します。
・CADは %OI −49%と最大の売り越しに見えますが、CADは常態的に売られやすく、z −1.03=“やや行き過ぎ”程度。
・逆にEURは %OI −7.3%と小さく見えて、EURがここまで売られるのは稀。z −1.77=歴史的な行き過ぎ。
→ “大きさ”ではなく“その通貨にとっての異常さ(z)”で見るのが、本ツールの視点です。
そして |z|>1.0(極端) の通貨だけを、均衡への回帰方向へシグナル化します。大口投機筋が売られすぎた通貨は買い戻され(回帰し)やすい——という発想です。
| 通貨 | ネット%OI | z | 判定 |
|---|---|---|---|
| EUR | −7.3% | −1.77 | 買 EURUSD(売られすぎ→回帰) |
| GBP | −23.4% | −1.35 | 買 GBPUSD(売られすぎ→回帰) |
| CAD | −49.1% | −1.03 | 売 USDCAD(CAD売られすぎ→回帰) |
| JPY | −10.8% | −0.09 | 見送り(|z|≦1.0) |
| AUD | −13.8% | +0.32 | 見送り |
| CHF | −30.0% | +0.38 | 見送り |
③ 結果:先週の3シグナルはどうなったか
発表後にエントリーし、翌週の見直しで決済——3シグナルすべてが利益方向で決済されました(数量・口座資金は運用者により異なるため、獲得pipsで表示)。
| 通貨ペア | 方向 | 建値→決済 | 獲得 |
|---|---|---|---|
| USDCAD | 売 | 1.39370 → 1.38650 | +72 pips |
| EURUSD | 買 | 1.15439 → 1.15788 | +35 pips |
| GBPUSD | 買 | 1.35094 → 1.35516 | +42 pips |
※2026年8月第2週の実サンプルです。1週間・3シグナルのみの結果であり、将来の成果を保証するものではありません。見送り判定の通貨は含みません。数量・口座資金は反映せず、獲得pipsで表示しています。
④ そして、今週の最新COT(8月14日発表)
最新回(2026年8月11日時点)の大口投機筋のポジショニングと、本ツールの判定です。
| 通貨 | ネット%OI | z | 判定 |
|---|---|---|---|
| EUR | −7.5% | −1.77 | 買 EURUSD(継続) |
| GBP | −21.9% | −1.26 | 買 GBPUSD(継続) |
| CAD | −47.6% | −0.93 | 見送りへ(極端圏から回帰) |
| JPY | −10.7% | −0.09 | 見送り |
| AUD | −14.7% | +0.28 | 見送り |
| CHF | −29.5% | +0.44 | 見送り |
先週、CADは大口投機筋が極端に売り越し(z −1.03)→ ツールは「売 USDCAD」を提示 → +72 pips。そして今週、CADの偏りは z −0.93 と極端圏を外れ「見送り」へ。まさに“行き過ぎ → 回帰”が起きた実例です。一方、EUR・GBP は依然として売られすぎで、買いシグナルが継続しています。
もちろん1週間は短いサンプルにすぎません。そこで本ツールでは、各利確ターゲットライン(T1/T2/T3)への到達率を表示できるほか、過去シグナルをチャート上に描画する設定も用意しています。単発の結果ではなく、より長い期間にわたる傾向をご自身の目で確かめられます。
エントリー/損切/利確の目安・到達率・週次リバランス計画を含む完全なパネルと、来週以降の毎週の更新は——
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※COTの数値はCFTC公表データ(2026年8月4日・8月11日時点)に基づきます。掲載の戦績は同期間の実サンプル(1週間・3シグナル)であり、将来の成果を保証しません。相場変動により損失が生じる可能性があります。
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