【ブロードコム財務解剖 第5回(最終回)】:決算後の株価急落が示す未来──ビッグテックの「自社開発」と「10兆円の負債」が砂時計をひっくり返す日
株式
ICHIRO|決算書解剖ラボ
これまで4回にわたり、営業利益率49%という異次元の収益力の裏側で、自社内での基礎研究(0➔1)を実質的に放棄し、資産の過半が過去の買収による「のれん(Goodwill)」で埋まり、従業員の納税手法まで変えて現金を自社株買いに注ぎ込むブロードコムの歪な財務構造を暴いてきた。
そして迎えた直近の四半期決算発表。売上高221億ドルという華々しい数値を叩き出したにもかかわらず、ウォール街の株価は発表直後に15%以上も急落する大荒れの展開となった。
なぜ市場は、王者の「完璧に見える収穫明細書」を目にして一斉に売りへ走ったのか。そこには、同社が隠し続けてきた「致命的なアキレス腱」の露呈があった。
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