【ブロードコム財務解剖 第3回】:資産の過半が「脂肪(のれん)」?B/S「注記4」に隠された買収プレミアムの罠と特許の賞味期限
株式
ICHIRO|決算書解剖ラボ
前回は、ブロードコムが売上の急増に対して社内コストを極限まで抑制し、製造業としては常識外れの「営業利益率49%」という数式を叩き出している損益計算書(P/L)の異常性を暴いた。
自社内でイノベーション(0から1)のリスクを負わず、他社のインフラをM&Aで刈り取って「通行料」を徴収する──。この冷徹な経営スタイルは、彼らの財産目録である貸借対照表(B/S:バランスシート)の資産構造を、極めて歪な体型へと変形させていた。
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