目利き力がある投資会社にヒントがある
株式
藤ノ井です。「投資信託」とは、、、複数の株式を保有して1つの商品にしているいわば株式のパッケージ商品です。
しかし、投資家にとっては、個別株なら受け取ることができる株主優待がもらえないうえに、パッケージとして保有している各企業の株主総会にも出席できる権利はありません。
さらに、信託報酬という売買手数料以外にも、個別株式を保有するより余分な手数料負担があるので、一言でいうと、儲けが薄くなりがちな株式といったイメージです。
一方、最近、注目されているのが、ソフトバンクG(9984、東証1部)。別のケータイ事業を行うソフトバンク(9434、東証1部)と違って、10兆円の投資ファンドとして、会長兼社長の孫正義氏が、未上場の将来性のある半導体会社、事業会社などに投資し、投資先企業が上場すれば、巨額な利益が得られるという事業形態が特徴です。
ソフトバンクGは、仕組み自体は投資信託のようですが、どういった会社に投資するのかという目利きを世界でも有数の経営者として知られる、孫正義氏が束ねているということで、目利き力に対する期待のうえ、実際、中国最大のネット販売企業のアリババを、未上場時に20億円出資した結果、アリババ社が米国のニューヨーク市場に上場し、8兆円もの含み益が得たことでも有名になりました。
ソフトバンクGのような投資会社の先駆けとしては、世界一株式投資に成功している、米国のウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイがあります。
この企業も新たな投資先が、米国の個人投資家に注目されており、同社に追随して購入する個人投資家も多いほど、目利き力が優れていると見られています。
株式投資を初めて行う初心者の方には、ソフトバンクGやバークシャー・ハサウェイ社のような、いわゆる目利き力がある投資会社の投資先が、なぜ、魅力があるのかを自分なりに調べてみることから始めると、成長力の高い企業を見つけるヒントがたくさんあると思います。
日本の株式市場においても、海外の有名なファンドや旧村上ファンド系投資ファンドや光通信(9435)など株価に与える影響の多い投資グループが大量保有報告書で名前が上がると株価がその後上昇することがあります。
しっかり内容を吟味すれば、大口につく投資で高いパフォーマンスが得られます。
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