昇金竜のロジック、その考え方 ― 販売200本を機に、購入者の方へ
おかげさまで、昇金竜が販売200本に届きました。使ってくださっている皆さん、ありがとうございます。せっかくの区切りなので、この記事では昇金竜がどんな考え方で動いているのかを、あらためて整理します。判定の細かい数値までは踏み込みませんが、「なぜそう作ったのか」という設計の考え方が中心です。中身が腑に落ちると、含み損を抱えた場面でも落ち着いて見ていられるはずです。
まず全体像から。昇金竜は、ゴールド(XAUUSD)専用・買い専用の、ナンピン型のEAです。5分足で、細かく売買を重ねていくスキャルピング寄りの設計になっています。約11年間のバックテストで、プロフィットファクター1.93・勝率84%・最大ドローダウン12%という結果を残してきました。
大事なのは、昇金竜が「これから上がるか下がるか」を当てにいっていないことです。方向を予想するのではなく、相場の「行き過ぎ」を利用して、細かく利益を積み上げる。ここが、昇金竜という設計の出発点になります。
短い時間の値動きは、しばしば感情で行き過ぎます。下げが続くと「まだ下がる」と怖くなって投げ売りが出て、本来の水準よりも売られすぎる。昇金竜は、その売られすぎ(下への行き過ぎ)を独自のロジックで見つけて、買いを入れます。そして、行き過ぎが落ち着いて価格が戻ってきたところで、利益を確定します。
いわゆる押し目買いの発想です。トレンドを当てにいくのではなく、下げすぎた反動をこまめに取りにいく。ゴールドは値動きが大きく、こうした行き過ぎと戻りが起きやすい銘柄なので、この考え方と相性がよいと考えています。
買った後、さらに下げたらどうするか。昇金竜は、一定の間隔で買い下がるナンピンで建玉を足していきます。ここで昇金竜が工夫しているのが、ナンピンの間隔をATR(その時の値動きの大きさ)に合わせて自動で変える点です。
値動きが激しい相場では、間隔を広く取ります。急落が続く場面で狭い間隔のまま買い足すと、あっという間に建玉が増えて苦しくなるからです。逆に、値動きが穏やかな相場では間隔を狭くして、効率よく拾います。下の図が、そのイメージです。
※イメージ図。緑・赤の点が買い(ナンピン)のタイミング。相場の激しさで間隔が変わります。
昇金竜は、1本ずつの建玉を別々に決済するのではなく、たまった建玉をひとつのグループ(バスケット)としてまとめて管理します。価格が戻ってきて、グループ全体の含み益がまとまったところで、一括で利益を確定する仕組みです。
この点は、購入者の方に一番お伝えしたいところです。昇金竜には、1本ずつの損切りは置いていません。ですので、履歴に「マイナスの決済」が出ることがありますが、それは損切りが作動したのではなく、ナンピンのグループをまとめて手仕舞いした合計の結果です。個別に見れば負けている玉も、グループ全体では利益になっている――というのが基本の形になります。ここを誤解すると、「損切りされた」と驚いてしまうので、決済はまとまり単位で見ると覚えておいてください。
ナンピン型は、動きの読めない場面で無理に入ると苦しくなります。そこで昇金竜には、新規を控えるためのフィルターをいくつか持たせています。重要な経済指標の前後、週末、そして値が荒れやすい特定の時間帯などでは、新規のエントリーを見送ります。取りにいく前に「入らない場面を決めておく」ことも、立派な戦略です。なお、これらの時間の判定はサーバー時間を基準にしている点だけ、覚えておいていただけると、ライブ配信との時差で戸惑わずに済みます。
- 1本ずつの損切りを置かない設計のため、逆行が続くと含み損を抱えます。これは欠陥ではなく、戻りを待って回収するという仕組みの裏返しです。
- とくに急落が一方向に続く相場では、含み損が大きくなります。昇金竜は「損失をなくすEA」ではありません。
- だからこそ、必ず余裕資金で。推奨資金とロットの目安を守り、証拠金維持率に余力を持たせてください。
- まずはデフォルト設定で。ライブ配信もフォワード口座も、購入時のままの設定で回しています。同じ動きを見たいときは、設定を初期値に戻すのが近道です。
- 成績はロットでスケールします。利益もドローダウンも、率は変えずにロットで大きくも小さくもできます。ロットを上げるときは、同じ比率で資金も増やしてください。
- 見るのは、合計損益より先に「維持率と含み損の深さ」。ナンピン型は、耐える体力(余力)があるかどうかが生命線です。
- 業者やゴールドの銘柄で結果は少しずれます。スプレッドや銘柄仕様が違うと、フォワードやライブと完全一致にはなりません。
- 昇金竜は、方向を当てず「売られすぎ」を買う、ゴールド専用の買い専用ナンピンEA
- ナンピンの間隔はATRで自動調整(激しい相場は広く・穏やかな相場は狭く)
- 決済はグループ一括。マイナス決済は損切りでなく、まとめた手仕舞いの合計結果
- 1本ずつの損切りがない分、含み損を抱える局面がある ― 必ず余裕資金で
仕組みが腑に落ちると、含み損の局面でも「今は戻りを待っているところだ」と、落ち着いて眺められます。200本という区切りを機に、あらためて中身をお伝えしました。これからも、品質で応えていきます。ご質問は、朝日奈ラボ(無料コミュニティ)でお気軽にどうぞ。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。掲載している運用結果は過去の実績であり、将来の利益を保証するものではありません。FX・CFD取引はリスクを伴います。投資判断はご自身の責任において行ってください。