PYRAMID PANEL 活用連載 第2回 ― ピラミッディング:相場が伸びるほど「乗せて」利を伸ばす
第1回では「なぜ手動のパネルを作ったのか」をお話ししました。今回からは、機能を一つずつ掘り下げます。最初は、この道具の名前の由来でもあるピラミッディング。相場が伸びるほど、同じ方向に買い増して利を伸ばす“攻めの増し方”です。
ナンピンが「逆行したら買い下がって平均建値を下げる(守り)」だとすれば、ピラミッディングはその逆です。順行=利が乗っている方向に、さらに買い増していく(攻め)。勝っているポジションに乗せて、伸びを大きく取りにいく考え方です。
トレンドやブレイクで「これはもっと伸びそう」と感じたとき、1枚だけで持っているのと、伸びに合わせて乗せていくのとでは、最終的な利益が大きく変わります。ピラミッディングは、トレンドに乗るための増し方です。
ただ、これを手作業でやるのは大変です。伸びている真っ最中に、「ここで+1枚、さらに上で+1枚」と値幅を計算しながら何本も指値を置くのは、速さの面で間に合いません。気づけば、乗せたかった価格はもう通り過ぎています。
しかも、乗せるたびに損切り・利確を付け直すのは手間で、ミスの元。「乗せたいのに、乗せ切れない」——これが、トレンドフォローで最ももったいない取りこぼしです。
PYRAMID PANEL なら、パネルで「ピラミッド」モードを選び、幅(何pipsごと)と本数を決めて、買い(または売り)ボタンを押すだけ。順行方向に、幅ぶんずつ離れた指値が一括で並びます。価格が伸びるほど、その指値が順に約定して乗っていきます。
損切り・利確は全発注に自動で付き、リスク%から1本あたりのロットも自動計算されます。「乗せ遅れ」も「付け忘れ」もなく、トレンドにきれいに乗っていけるのが、ピラミッドモードのねらいです。
乗せた利益を、逆行でみすみす失わないことも大切です。PYRAMID PANEL は、建値への一括移動やトレーリングもワンクリック。ある程度伸びたら全体を建値に移して「負けない状態」を作り、あとはトレールで伸びを追う——「伸びる→乗せる→守る」を素早く回せます。
ピラミッディングは「伸び続ける」ことが前提の増し方です。往復するレンジ相場では、乗せた直後に戻されて利が削れたり、建値を割ったりします。トレンドやブレイクがはっきり出ている場面で使うのが基本です。
また、乗せれば乗せるほど、合計ロット=リスクも膨らみます。本数・幅・ロットで歯止めをかけ、建値移動やトレールとセットで使ってください。半裁量ツールなので、乗せる・降りるの最終判断はご自身で。FX・CFD取引にはリスクが伴い、最終的な売買判断はご自身の責任で行ってください。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。掲載している運用結果は過去の実績であり、将来の利益を保証するものではありません。FX・CFD取引はリスクを伴います。投資判断はご自身の責任において行ってください。