4月の為替相場状況~P&Fチャートからの分析
株式
年末年始からの暴落劇から一転し、平和なレンジ相場を形成中のドル円相場。今後相場はどのように動いていくのでしょうか?
今回は分析精度の高いP&Fチャートを活用して4月相場の分析をしていきたいと思います。
ドル円をめぐるファンダメンタル的な状況
109.707-112.136と平和なレンジ相場を演じているドル円ですが、ファンダメンタル的な懸念が2つあります。米朝首脳会談
2月に不調に終わった米朝首脳会談。2019年4月11日の米韓首脳会談でアメリカのトランプ大統領が「朝鮮労働党委員長との3回目の米朝首脳会談があり得る」とコメントしています。
この米朝首脳会談が順調に進めば問題ないのですが、会談放棄や再度「不合意」といった事態になると、為替相場が荒れる要因になりかねないので注意が必要です。
トランプ米大統領の米連邦準備理事会(FRB)に対する利下げ要求
2019年4月5日トランプ大統領がFRBに対し利下げを要求する旨のコメントを出しています。現在のドル円相場が「突っ込み買い」で安定している理由はドルが高利回り通貨であるからです。度重なる利下げ要求や、まさかのFRBの利下げ受け入れといった事態になった場合、ドル円は円高方向に舵を向けかねません。
見てきたようにドル円相場のキーマンはトランプ大統領であるといえます。ニュースなどでしっかりとトランプ大統領の言動をチェックしていきましょう。
ドル円のテクニカル分析~P&Fチャート
参考:ドル円日足P&Fチャート
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