第2弾 タイトル:「転換」と「継続」を見分ける。BOS・CHoCHの使い方【SMC基礎②】
FX
こんにちは、naoです。
前回は「市場構造(HH・HL・LH・LL)」の読み方を解説しました。今回はその続きで、「BOS」と「CHoCH」という2つの概念を学びます。
これを理解すると「今のトレンドは継続しているのか?転換したのか?」が明確に判断できるようになります。
■ BOS(Break of Structure)とは?
BOSとは「構造破壊」と訳します。
上昇トレンド中に直近の高値(HH)を実体で上抜けること、または下落トレンド中に直近の安値(LL)を実体で下抜けること、これがBOSです。
「前の高値を実体で更新した=まだ上昇トレンドが続いている」という証拠です。
つまりBOSは「トレンドの継続サイン」として使います。
BOSが確認できれば、トレンド方向への押し目エントリーを探す段階に入れます。
■ CHoCH(Change of Character)とは?
CHoCHとは「キャラクター変化」と訳します。
上昇トレンド中に直近の安値(HL)を実体で割り込むこと、または下落トレンド中に直近の高値(LH)を実体で上抜けること、これがCHoCHです。
上昇トレンドが続いているとき、「安値は切り上がり続ける」はずです。でも突然、前の安値を割り込んだ——これは「上昇の勢いが崩れた」という最初のサインです。
CHoCHは「トレンド転換の予兆」として使います。
■ CHoCHが出たら、どう動くか
「CHoCHが出ただけで即転換と断言するのは危険」という話をよく聞きます。確かにそのとおりです。ただ、「確信が持てるまで待つ」だと、今度はエントリーが遅くなりすぎる。
私の実際の使い方はこうです。
①CHoCH発生(安値割れ)→「転換の可能性あり」と認識し、小ロットで早期エントリーを検討
②そのままLHが形成され、前の安値を下抜けるBOSが発生→「転換確定」と判断し、本玉を追加
③転換後の戻り(LH付近)でさらにポジションを積み増す
つまり「CHoCHで全力エントリー」でも「BOS確定まで完全待機」でもなく、段階的に乗っていくのが現実的な使い方です。
リスクを小さく入って、確認が取れたら厚くする。これがSMCを実践で活かすコツです。
具体的なエントリーの詳細は第3弾以降で解説します。まずは「CHoCHとBOSの違いを見分けること」を今回のゴールにしてください。
■ ヒゲ抜けに注意
よくある疑問が「ヒゲだけで高値・安値を更新した場合はどう扱うか」という点です。
私の考え方はこうです。
ヒゲで一時的に抜けた場合——「破壊は起きた」と認識します。ただし、実体が確定していなければBOSとは呼びません。また、CHoCHにもなっていないため、トレンドが転換したとは判断しません。
つまり「破壊はされたが、トレンドの継続か転換かはまだ判断できない、要注意の状態」という扱いです。
GOLDは特にヒゲが長く出やすい銘柄です。ヒゲだけで動いたときに慌てて飛びつくと、戻ってきたときにやられます。実体の確定を待つ冷静さが、GOLDトレードでは特に重要になります。
■ まとめ:今日の3大ポイント
① BOS(構造破壊)はトレンドの「継続」を示す。実体で直近の高値/安値を更新したときがBOS。
② CHoCH(キャラクター変化)はトレンドの「転換予兆」を示す。CHoCHが出たら小ロットで早期対応、BOSで確認が取れたら本玉追加という段階的な使い方が実践的。
③ ヒゲ抜けは「破壊あり・BOS/CHoCHなし」の状態。トレンド判断は実体の確定を待つ。特にGOLDはヒゲが長く出やすいので冷静な判断が重要。
次回は「流動性(Liquidity)」の話をします。なぜ「みんなが損切りを置く場所」に価格が引き寄せられるのか。ストップハントのメカニズムを解説します。
チャートの「なぜここで動くのか」がわかると、トレードが根本から変わります。ぜひ次回もご覧ください!
─────────────────────────
【著者プロフィール】
─────────────────────────
nao|FX専業トレーダー歴16年・EA開発者
SMC/ICTを軸にGOLDのスキャ・デイトレに特化。
トレードを続ける中で「正しく読めてもメンタルでブレる」という問題に直面し、
裁量エントリー×EA自動管理のハイブリッドツール「tundere【R】」を開発。
損切りの恐怖をなくし、順行時に利益を最大化する仕組みを
ゴールドトレーダー向けに提供しています。
▶ tundere【R】の詳細はこちら
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/71019?via=toppage_recentViewed
×![]()
よろしいですか?