?自民大勝見通しで、想定外の株高・円安も。トレーダーは介入に注意せよ!
解散総選挙が現実味を帯びる中で、マーケットの空気はすでに動き始めています。政治の話題は本来、株や為替とは距離があるように見えますが、今回は少し様子が違います。
高市政権の高い支持率、拡張的な経済政策、野党の足並みの乱れ。これらが同時に重なったことで、「自民大勝→株高・円安」というシナリオが、現実味を帯びてきています。では、その先に何が待っているのでしょうか?
?高市政権の安定感と選挙情勢
現在の高市政権は、内閣支持率が高水準で推移し、外交面でも強い存在感を示しています。ガソリン減税、光熱費補助、いわゆる103万円の壁の見直し、給食無償化、年末の交付金など、家計支援策が並び、支持率を大きく下げる材料は見当たりません。
一方、野党側は中道改革連合といった新たな枠組みが話題になるものの、全体として統一感を欠き、選挙戦略が見えにくい状況です。
?「300議席」は夢か、それとも現実か
自民党300議席という数字は、さすがに強気な響きがあります。ただし、この数字は「必ず達成する」という意味ではなく、「それを想定しても荒唐無稽ではない空気」を象徴しています。
現実的には260〜280議席程度が多く語られるレンジですが、野党の分裂が続き、自民側の選挙区調整がうまく進めば、大勝シナリオが見えてくるのは確かです。
?高市トレードと市場の反応
こうした政治状況を背景に、いわゆる「高市トレード」が意識されています。積極財政への期待から株式市場は堅調で、輸出関連や防衛、半導体といった分野が物色されやすい環境です。
同時に、為替市場では円安が進み、ドル円は160円が視野に入る水準まで迫っています。選挙と政策期待が、短期的に株高・円安を後押ししている構図です。
?160円目前、介入はあるのか
ただし、円安が進めば無条件に歓迎されるわけではありません。市場が最も警戒しているのは為替介入です。政府・財務当局は水準そのものよりも「急激で一方的な動き」を問題視しますが、160円近辺は心理的にも政策的にも強く意識されるラインです。特に短期間で円安が加速すれば、実弾介入が入る可能性は一気に高まります。
?トレーダーにとっての現実的な視点
介入が入れば、短期的には大きな値幅で円高に振れる場面も想定されます。ただし、金利差や財政期待といった根本要因が変わらなければ、トレンドそのものが反転するとは限りません。
つまり、株高・円安の流れを意識しつつも、為替は「介入という不連続なイベント」を常に抱えた状態にある、というのが実情です。
?まとめ:財務大臣も口先介入を続けている
解散総選挙を前に、自民党が大きく勝つとの見方は決して少数派ではありません。その期待が株高・円安という形で市場に表れ始めている一方で、為替は160円という節目に近づくにつれ、介入リスクを静かに高めています。
片山財務大臣も為替の動きに対して牽制発言を重ねており、市場はすでに口先介入のフェーズに入っています。政治と市場が強く結びつく局面だからこそ、トレンドだけでなく、その裏側にあるリスクを同時に見ておく冷静さが、これまで以上に重要になってきます。
勢いに乗る局面ほど、忘れたころに介入が入り、大きな損失につながることもあります。その点は常に頭の片隅に置いておきたいところです。
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