トレード手法より大切!安全で効率の良い「資金管理」の方法とは?
こんにちは。Guavaです。
前回の記事では、トレードロジックの作り方についてお話しました。
トレードロジックを作るには、統計的な根拠が必要。
まずは目視でバックテストをとることから始めましょう。
という内容で終わっています。
今回の記事では、トレードルールに関連して
「資金管理」についてお話していきたいと思っています。
ぜひ最後までお付き合いください!
資金管理がなぜ大切なのか
結論から書きます。
資金管理はトレードロジックよりも重要です。
なぜならば、トレードロジックに優位性があったとしても、
資金管理によっては簡単にドローダウン(資金がなくなること)してしまうからです。
ドローダウン=試合終了
資金が尽きたら、また汗水たらしてお金を貯めるところからスタートです。
スゴロクで言えば、「振り出しに戻る」と同じこと。
なので、たとえ金融ショックがあろうとも、どれだけ連敗しようとも、
ドローダウンだけは絶対にやってはいけません。
そのために「資金管理」が必要ということです。
具体的な資金管理の方法とは?
重要とはいっても、資金管理はとても簡単です。
基本的には、ドローダウンしないように
賭ける金額を少なくするだけ。
どれくらい少なくすればいいかはトレード手法にもよるところですが
大まかにいって2%以下がオススメです。
たとえば、100万円の資金があった場合は、
一度に賭けるお金は最大でも2万円までにします。
2%なら、最悪49連敗までなら耐えられます。
優位性のあるロジックであれば49連敗もすることはほぼないし、
そこに至るまでにプラスに傾いていく可能性が非常に高いでしょう。
(逆に、2%で管理してもドローダウン確率が高い場合は、ロジックがダメということです。)
ドローダウン確率の調べ方
自分のトレード手法がどれくらいの確率で破産するのかは、
「バルサラ破産確率」で把握することが可能です。
ただ、あくまでも参考程度の数字になることは頭に入れておきましょう。
計算式については詳しく触れませんが、興味のある方はぜひ検索してみてくださいね。
複利運用の罠
「複利」は人類最大の発明であり、宇宙で最も偉大な力
というのは、アインシュタインが言ったらしいです。
しかし、短期投資における複利運用には大きな落とし穴があります。
単に資金の増加につれて賭け金を増やすようなことをすると、
ドローダウン確率が一定値を取り続けてしまうのです。
仮にドローダウン確率が0.1%の手法であったとしても
0.1%のリスクを取り続ければドローダウンする可能性は高くなってしまいます。
不動産や国債などの長期投資とは違って
FXやバイナリーオプションのような短期投資は、
常にドローダウンリスクが付きまとうということです。
ですので、複利運用をするにしても資金の増加につれて
ドローダウン確率が減るように資金管理をする方が安全です。
マーチンゲールの罠
高勝率系ツール御用達のマーチンゲールですが、
これも資金管理の話では欠かせません。
まず書いておくと、私はマーチンを絶対にやらない人間です。
これまでにマーチンゲールを使った手法で何回もドローダウンしてきたからです。
もちろん、マーチンが全面的に悪いというわけではありません。
マーチンを使う事によって、資金管理が崩れてしまうことが問題なのです。
1マーチンくらいまでならいいかもしれませんが、2、3マーチンとなってくれば、
もはやそこに資金管理という概念はなくなっているかもしれません。
それでも、3マーチンの最大ベット額に合わせて資金管理ということならば、
最初から単発エントリーにした方が遥かに効率が良いと思っています。
トレードで大切なのは勝率ではなく、
どれだけ効率よく、長期的に稼げるかです。
おわりに
内容は以上になります。
この記事を読んで参考になった方が一人でもいらっしゃれば幸いです。
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それでは、ご完読ありがとうございました。
よろしいですか?