失敗許容する人ほど、利益伸びると判明。

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「失敗してもいい」

「失敗なんて何でもない」と考えると、

実際に失敗する確率は大幅に低くなるという研究結果があります。

なぜそうなるのでしょうか。


ハイディ・グラント・ハルバーソン
『やり抜く人の９つの習慣
（ディスカヴァー・トゥエンティワン）』
2020年1月30日　第9刷 P.59より

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こんにちは、下山です。



人生の質は「価値観」で決まる、

と言っても過言ではありません。



どんな「価値観」を持つかによって、

人生は良くも悪くも大きく転がっていきますが、

今日は『価値観』というテーマで

お伝えしたいことがあります。



まずは、自分自身の価値観について。



自分の価値観は、漫画の影響を大きく受けています。



これまで本当にいろんな漫画を読み尽くしてきましたが、

その影響を多分に受けています。



その中でも特に影響を受けた漫画が3つあります。



本当は3つどころではないのですが、

「自分の価値観を変えるほど影響を受けた3つの漫画」

を厳選し、YouTubeで紹介させていただきました。

↓

https://youtu.be/2KuJZyXrk1E



動画の中で紹介しているある漫画からは、



「権力者が堕ちていく理由は結局、◯と◯の2つに集約される」

ということを教えられました。



自分は政治家でもありませんし、

権力を持ちたいとも考えていませんが、

人生を踏み外さないための重要な価値観として

心に刻み込まれています。



漫画があまり好きではない方も

いらっしゃるかもしれませんしが、

単純におもしろいだけの作品ではなく、

「人間の真理」が描かれている

良作を紹介していますので、ぜひご覧ください。

↓

https://youtu.be/2KuJZyXrk1E



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価値観が崩壊した30歳

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続いて自分の価値観が崩壊した経験談を。



「価値観」はとてもやっかいなもので

いったん脳に刷り込まれると、良くも悪くも

なかなか消えません。



ただ、何かのきっかけで

それまで大切にしていた価値観が

一気に崩壊することもあります。



自分自身、価値観が破壊され

人生が大きく変わった経験があります。



以前にもメルマガに書いたことがありますが、

自分が30歳の時の話です。



30歳当時、自分は知人と一緒に会社を始めました。



どんな事業をするか、アイデアを絞っていたところ

「株はどうだ？」という話になりました。



自分は20代の時、株で痛い目を見ていたので

正直「勝てないだろうなあ」

と思って賛成しませんでした。



ところが3ヶ月経ったころ、

衝撃的な話をパートナーから聞かされます。

「株でちゃんと利益が出ている」というのです。



聞くと、「信用取引」をしているとのこと。

そもそも株トレードに偏見を持っていましたし、

「信用取引なんて危険だし、もってのほかだ」

と思い込んでいました。



そんな自分にとってパートナーの実績は衝撃でした。



一番身近な人間が

実際に利益を出し始めたことがきっかけになり

「株なんて」という価値観が崩壊しました。



そこから偏見無しに株と向き合い、

「もしかしたら買いと売りをうまく両建てすることで

安定的に利益を出せるのではないか」

というアイデアが生まれ、今に至ります。



いつもこちらのメルマガで

当たり前のように「信用取引」の話をしていますが、

このように実は過去に信用取引を否定していた時期もありました。

しかし、否定のしようがない目の前の現実が

自分の価値観を破壊しました。



当時の自分と同じように

信用取引を否定されている方も多いと思いますが、

そんな方にはぜひ株アカデミーに参加してみてもらいたいですね。



他の生徒さんが「信用取引」を使い、

当たり前のように利益を出している環境にいれば

一発で価値観が崩壊するでしょう。



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「失敗OK」と思う人ほど利益伸びる

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ただ、普通に生活をしていると

価値観が変わるような経験はマレで

一度身についた価値観は、ほぼ一生ものです。



特に、歳をとるほど価値観は変わらなくなります。



その価値観が人生に良い影響をもたらすのであれば良いのですが、

悲しいかな

悪影響をもたらし続ける価値観の方が多いのが現実です。



特にクセものなのが

「失敗」に対する価値観。



あなたもそうかもしれませんが、

「失敗＝悪」

という価値観を、大多数の方が持っています。



「成功しなければいけない」という

ある種の強迫観念みたいなものに

縛られている方も多いでしょう。



家族や友人、同僚に

白い目で見られることを気にして、

失敗を恐れる方もいらっしゃると思いますが・・・



成功したいのであれば

失敗を悪とみなす価値観を捨てる必要があります。



なぜなら失敗を悪とみなし

避けようとするほど、失敗しやすくなり

成功を遠ざけるからです。



世の中は皮肉なもので

失敗を恐れるほど失敗する確率が

高くなってしまうのです。



なぜでしょう？



ハイディ・グラント・ハルバーソン氏の著書

『やり抜く人の９つの習慣』には

こうあります。


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能力を発揮することを阻害する

最大の要因は不安感です。

これは多くの研究から明らかです。


ハイディ・グラント・ハルバーソン
『やり抜く人の９つの習慣
（ディスカヴァー・トゥエンティワン）』
2020年1月30日　第9刷 P.60より

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失敗を恐れる

↓

不安が募る

↓

能力が発揮できない

↓

失敗する



という流れですね。



じゃあどうしたら良いのか？

「失敗を恐れないぞ」と心に誓っても、

恐怖心はそう簡単に消えません。



ヒントになる一節が、

同じく『やり抜く人の９つの習慣』にあります。


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「成長すること」にフォーカスすると

「仕事の意味」が変わってきます。


ハイディ・グラント・ハルバーソン
『やり抜く人の９つの習慣
（ディスカヴァー・トゥエンティワン）』
2020年1月30日　第9刷 P.60より

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「成功すること」ではなく、

「成長すること」にフォーカスするのです。



株トレードを例に考えてみましょう。



株トレードの最終目的は、

利益を出すことではありますが、

トレード中はそれを忘れます。



トレード中は

あなた自身がトレーダーとして成長することを

目的とするのです。



含み損を抱えたとしても、損失を出しても、

とにかく成長にフォーカスするのです。



利益はもちろん大切ですが、

たとえ損失を出しても

前より投資のルールをきちんと守れるようになったとか、

トレーダーとして一つでも成長できていたなら

それでよしとするのです。



そうすれば

含み損を抱えたり損失を出す苦しみから解放され

不安に押しつぶされることなく

冷静な判断をし続けることが容易になります。



あなたが持つ価値観は

あなた自身で決めるものであり、

自分が口出しするものではありません。



ただ、もしあなたが株で利益を出したいと思うのなら、

ぜひ今回の話を参考にされてください。



本日も最後まで

ご覧くださいましてありがとうございます。




下山敬三