【今年最後に伝えたい】これやるとトレード人生、即終了。
こんにちは、下山です。
大晦日のお忙しい中、
メルマガを開封していただき嬉しく思います。
本日は、2019年の締めくくりとして
トレーダーのあなたにどうしても
お伝えしたいことがあります。
ぜひ最後までご覧ください。
2019年が終わり、新しい年が始まろうとしています。
2020年はどんな年になるのか?
「いろんな新しい技術」が
本格的に世に広まり始めることを
イメージされている方も多いでしょう。
実際、博報堂生活総合研究所がまとめた、
「生活者が選ぶ“2020年ヒット予想”」によると
技術革新を想像させるキーワードが
多くランクインしています。
(1位)東京2020オリンピック・パラリンピック
(2位)ドライブレコーダー
(3位)キャッシュレス決済
(4位)高齢ドライバーの事故防止策
(5位)QRコード決済
(6位)AI(人工知能)
(7位)5G
(8位)自動運転システム搭載車
(8位)無人レジ、無人店舗
(10位)消費増税
(https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/74458/
博報堂生活総合研究所「生活者が選ぶ“2020年ヒット予想”」より引用)
特に、自動運転関連が目立ちますね。
そしてそれを支える「AI(人工知能)」も
やはり外せないキーワードでしょう。
2019年も「AI」の話題は尽きませんでしたが、
2020年も引き続き目が離せない
ビッグキーワードであり続けることは間違いありません。
ちなみにあなたは「AI」に対して
どのようなイメージをお持ちですか?
日々「AI」に関する話を聞く中で
「AI=万能」というイメージを持ち
未来に期待を抱いている方も多いはずです。
「AIを極めることができればビジネスも怖いものなしだ」と
実際にAIをビジネスに取り入れ始めている企業も
確実に増えていますよね。
でも、1つ思うのですが、
AIって本当に万能なのでしょうか?
そう疑問に思ったのは
先日、ホテル経営においてAIを活用されている方の
現場の話を聞いたからです。
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AIが決める値段には逆らえない
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つい先日、知人がこんな話をしていました。
「この前ね、ホテル予約をしようと思って
agodaっていうサイトを見ていたら3人まで泊まれる広い部屋が
めちゃめちゃ安く出ていて。
シングルベッドとダブルベッドが1つずつある部屋で。
1人で泊まる予定だったから
そんなにベッドはいらなかったけど、
そのホテルの中で一番安い部屋だったから予約したんだ。
そしたらチェックインする時に受付の人に
お1人さまですが、なぜ2人部屋ではなく、
3人部屋を選ばれましたか?って聞かれて・・・。」
※以下、知人とホテルの方との会話です。
↓
「参考までにお聞きしたいのですが、お1人さまですが、
なぜ2人部屋ではなく、3人部屋を選ばれましたか?」
「単純に1番安かったので選びました。」
「やっぱりそうですよね。うち今AIが値段を決めてるんですけど、
人間だったら絶対こんな値段つけない、っていうような
値段をつけることがあって。
今回も2人部屋よりも3人部屋の方が
安くなってしまっていたんです。」
「あんまりちゃんと見ずに
一番安い部屋を選びましたが、
2人部屋よりも安かったんですね。
えっ、でもその値段って手動では変えられないんですか?」
「担当者に聞いたらAIが学習中だから、それはできないって。」
「えー、それはちょっと困りますね。」
「そうなんですよね。」
「ちなみに、AIを導入されてどれくらいなんですか?」
「半年くらいですかね。」
「それで利益は・・・」
「ん〜、あんまりですかね。担当者に聞いたら
まだ学習中だからって。その一点張りで。」
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これやるとトレード人生、即終了。
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出張や旅行などが多い方ほどよくご存知だと思いますが、
ホテルの値段は日によって全く違うケースが多々あります。
だいたい金曜、土曜が高くて日曜日からの1泊料金が
ガクンと下がることが多いようです。
たとえば金曜日は1泊15000円なのに、
日曜日は1泊5000円、そんな感じで
2倍、3倍の価格差が生まれることも当たり前にあります。
ホテルの宿泊費は日々大きく変動します。
そしてホテル経営者にとって
価格設定は大きな悩みのタネです。
部屋の稼働率を上げ、しかも利益を最大化するために
1泊いくらにしたら良いのか、悩ましいところです。
そんな中、「AI」が現れます。
AIは、様々な要因を加味して、
利益を最大化するような最適な価格を提示し続けてくれます。
しかもリアルタイムで自動的に
日々何度も何度も状況に応じて
値段を変更してくれます。
値段設定の手間から解放され、
しかも売り上げを最大化してくれる、
こんな便利なツールはありませんよね。
ということで
AIを導入して価格設定をしているホテルが
実際に少しずつ増えています。
でも、AIを使うと本当に利益は上がるのでしょうか?
知人の話を聞いて感じたのは
「AIは必ずしも魔法の道具ではない」
ということです。
もちろん、聞いた話は一例にすぎませんから、
これがAIの全てではありませんし、
AIを活用して利益が上がっているホテルだって
世の中にはたくさんあるでしょう。
ただ、お伝えしたいことは
「過信はいけない」ということです。
「とにかくAI関連だったらなんでもうまくいく」
そんな考えは禁物です。
2020年はAI、自動運転、5G、IOTなど
新たな技術が自分たちの日常生活において
普及し始めることが想像できますが、
未来のことは誰にもわかりません。
「あれ、思ってたより大したことないな」
という結果に終わることもあります。
期待していた企業の株価も
大して伸びずに終わりを迎える可能性だって
いくらでもあります。
そして、「思い込みに縛られるな」
これが2019年、最後にあなたにお伝えしたいことです。
世の中に「絶対」はありません。
トレードにおいても
「絶対にこうなる!」
「絶対に日経平均株価はまだ上がる」
というような思い込みは身を滅ぼします。
100%必ず上昇する相場など存在しません。
はっきり断言しますが、
思い込みに縛られるトレーダーは、
その時点で敗者決定ですので
どうか思い込みは避けてください。
それでは、
2019年最後のメルマガをご覧くださいまして
ありがとうございます。
2020年も
「あなたが株トレードで利益を得るために」
を最大のテーマとしてメルマガを通じて
情報をお届けし続けたいと思います。
2020年も引き続き、
ご縁あれば嬉しく思います。
下山敬三