23歳、株で失敗した時の話を告白しようか。
こんにちは、下山です。
“貯金は悪”
本田圭佑さんのツイッターが
先日話題になっていました。
本田圭佑さんは、稼いだお金で
スタートアップ企業の株を
購入されているようで、
貯金はほとんどないとのこと。
2017年12月14にも
下記のようなツイートをされています。
“貯金の重要性は理解しているが、
僕は貯金反対で実際に生活費に必要なお金以外は
全て消費ではなく投資に使う。
投資とはアスリートで例えると
フィジカルトレーニングみたいなもの。
一回やれば終わりではなく
継続して投資していくことが大事なんです。”
このように、一貫して貯金を否定されていますが、
それに対し、批判の声も上がっていたようで。
「お金に余裕があるからそんなことが言えるんだ!」
というようなニュアンスの批判もあるようです。
「そもそも生活がギリギリで
やっとの思いで生活しているのに、
そんな状態で株みたいなリスクが高いもの、
買えるわけがないだろ!」
と思う方もいらっしゃるのでしょう。
あなたはどう思いますか?
もしかしたらあなたも、「貯金は悪」と否定され、
気分を害されているかもしれません。
「そもそも少ない資金で株とか買って、
もし利益が出たとしても
たいした稼ぎにはならないでしょ。
だったら最初から株なんかに手を出さず
貯金しておいたほうが安全だ。」
という考え方もあるでしょう。
老後に対する不安、病気や災害に対する不安が
どうしても拭えない方も
いらっしゃるかと思いますが、不安があればあるほど
確実だと思えるものに目を向けたくなるのは
当然の心理ですね。
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23歳の失敗
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なけなしのお金を投資に回すことへの恐怖心、
理解できます。
なぜなら自分も
最初からお金があったわけではないからです。
あと、正直に告白すると、
実は過去に、株で失敗した経験もあります。
だから、「株なんて儲からない」とか、
「リスクがあるから怖い」という気持ちは
理解できるんですね。
実は23歳の時、株取引をして
一時的に利益が出たものの、
最終的に損をしました。
当時は、世間一般的なトレーダーと同じように
「上がる銘柄はどれか?」
ということを考えたり、チャートを見て
「このサインを見てたら勝てるんじゃないか」
といったことを考えて取引をし、
結果まったく勝てませんでした。
「ああ、株ってまったく儲からないな」
と心底思いましたね。
だから、多くの方が株に対して
「儲からない」というイメージを持つことも
よく理解できるんです。
ただ・・・、
7年後、その考えを180度変える
出来事が起こります。
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信用取引は危険だと思っていました。
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自分は30歳の頃、
知人とパートナーを組み会社を始めました。
創業当初、
「どういう事業が儲かるんだろう」
ということを日々パートナーと
話していたのですが、その時、
「事業というか、
個人的に株をやったら儲かるんじゃない?」
という話が出ました。
23歳のニガい思い出があるので
「いやいや、株なんか儲からないよ。おれ知ってるから。」
と自分は反対しました。
でも、そのパートナーは
個人的に株トレードを始めました。
「儲からないと思うけどなあ」
と思いながら
それから3ヶ月の月日が流れました。
3ヶ月後、
「株のほうはどう?」
と聞くと「儲かっている」
と意外な返事が返ってきました。
「えっ、どんな取引やってるの?」
と聞くと「信用取引をしている」とのこと。
当時の自分にとって
「信用取引」は未知の領域でした。
はっきり言って「ただただ危険」
そんなイメージしかありませんでした。
「現物取引の場合は
持っている分しか損をしないけど
信用取引の場合、借金を背負うかもしれない」
そんなことすら考えていました。
実際には全くそんなこと無いんですが、
テレビなどのメディアから受けるイメージで
「信用取引は危険だ」
という思い込みがありました。
でも、それをキッカケに信用取引について
考えるようになりました。
そして、しばらくしてから、ふと思ったのです。
「銘柄を1つに絞れば
上がるか下がるかしかない。
であればもしかしたら
信用取引で買いと売りを
ある割合持つことで上がっても下がっても
利益が出る方法があるのではないか?」
と。
当初は「買いと売りのある割合」に関して、
具体的な考えはありませんでした。
とにかくなんらかの割合で
買いと売りの両方のポジションを持つことで
安定的に利益が出せるのではないか、と考えました。
さらに銘柄選定に関しても、
「ある一定範囲の株価の中で
動く傾向のある銘柄を選べば良いのでは?」
という考えに至りました。
買いと売りを一定割合ずつ持って
株価が一定範囲の中でおさまる可能性の高い銘柄を
1つだけ選択して取引すれば、
圧倒的に低リスクで勝てるのでは?と。
その後、どういった割合で
買いと売りを持つべきか、
銘柄はどれが適切か、
という点を突き詰めて考えた上で
実際に取引をしてみたら・・・
23歳の失敗が嘘だったかのように
利益が出始めたのです。
しかもめっちゃラク!
23歳の頃、
必死になって上がる銘柄を探していた自分が
恥ずかしくなるくらい労力をかけずに
利益を出せるようになりました。
ガラケーを使い、空いた隙間の時間に
ちょっと取引するだけで利益が出ました。
一切の嘘偽りなく当時から今まで
年間トータルでマイナスで終えた年は
1度たりともありません。
当たり前ですが、ビギナーズラックで
最初だけマグレ勝ちしたわけでもありません。
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資金が少なくても関係ない!
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正直に告白しますが、30歳の創業当時、
潤沢な資金があったわけではありません。
それでも自分で考え出した
「信用取引を活用した手法」
を使い始めてからは
面白いように利益が出始め、
今では都内タワーマンションで
何不自由のない生活を送れるようになりました。
もちろん、老後の心配もありません。
最初の話に戻りますが、
「株なんてやっても意味がない」と、
資金があまりない方が
思われる気持ちは分かります。
でも自分が実際に実現したように
やり方次第では、
将来への不安が一切なくなるくらいの
裕福な暮らしを実現することは十分に可能です。
自分も過去には
株に対してネガティブなイメージを持っていましたので
偉そうなことは言いませんが、
「株なんて危険だから」と決めつけず、
ぜひ広い視野で投資を見てみてください。
ちょっとした考えの変化だけで、
人生は大きく変わります。
それでは本日も最後までご覧くださいまして
ありがとうございます。
下山敬三