MT4用 可変ピプス定規インジケーター「FlexibleRuler」
チャートの右側に、自分好みのピプス間隔で目盛りを表示できる、トレーダー向けの「定規」インジケーターです。
利確・損切り幅、レンジの厚み、値幅感覚を一目で把握しやすくなります。
こんな方におすすめ
- 毎回クロスヘアやFiboを引いて「だいたい何pipsか」を確認している方
- エントリー前に、損切り・利確までの距離を瞬時に把握したい方
- ゴールドやCFDなど値幅の大きい銘柄で、感覚的なピプス把握をしたい方
- 検証・スクリーンショットに、わかりやすい目盛りを載せたい方
機能概要
「FlexibleRuler」は、現在価格を基準として上下に一定間隔の目盛りラインを描画するインジケーターです。
目盛り間隔(StepPips)や本数、表示位置、色などを細かくカスタマイズできるため、
ご自身のトレードスタイルに合わせた「マイ定規」としてお使いいただけます。
主な機能・特徴
1. 自由に設定できる目盛り間隔(StepPips)
- StepPips:1本ごとの目盛り間隔(pips)を自由に設定可能
- 例)10 / 25 / 50 / 100 / 1000 など、銘柄や時間足に合わせて変更
- LevelsUp / LevelsDown:基準価格から上・下に何本目盛りを出すか指定
2. 基準価格の選択(Bid / 中値)+ 微調整
- UseMidPrice:
false:Bid を基準true: (Bid + Ask) / 2 を基準
- BaseAdjustPips:基準価格を上下に微調整(+で上、−で下)
- 「ちょうどキリの良い価格に合わせたい」「少し下側を0にしたい」などの調整が可能
- ShowZeroLine:中央の0ラインを表示するかどうかを切り替え可能
3. 表示位置の柔軟なコントロール
- AnchorAtBarsEdge:
true:ローソク足のすぐ右隣(バー領域の端)に数字を表示false:チャート右端からのオフセットで表示(従来型)
- BarsEdgePaddingPx / RightPaddingPx: どれくらいチャートの右端から離すかをピクセル単位で指定
- YAdjustPx:上下方向の位置微調整(フォントや環境によるズレ補正)
4. 視認性を高める視覚オプション
- TickColor / TextColor:目盛り線・数字の色を指定
- FontSize:数字のフォントサイズを指定
- HeadDashWidthPx / HeadDashHeightPx / HeadDashGapPx / HeadDashColor: 数字の手前に「頭ダッシュ(小さな横線)」を描画し、どのラインの値かが一目でわかるデザイン
5. シンプルな内部構造で軽量
- インジケーターバッファは使用せず、オブジェクト描画だけで実現
- 1秒ごとのタイマー更新(
OnTimer)とティック時の描画更新で滑らかに追従 - 不要になったオブジェクトは接頭語(
ObjPrefix)で一括削除し、チャートにゴミを残さない設計
パラメーター一覧
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| StepPips | 目盛りの間隔(pips)。10 / 50 / 100 / 1000 など自由に設定。 |
| LevelsUp / LevelsDown | 基準から上方向・下方向に表示する本数。 |
| UseMidPrice | 基準価格に Bid を使うか、(Bid+Ask)/2 を使うかを選択。 |
| BaseAdjustPips | 基準価格の上下補正(+で上へ、−で下へシフト)。 |
| ShowZeroLine | 中央の0ラインを表示するかどうかを切り替え。 |
| AnchorAtBarsEdge | 数字のアンカー位置を「ローソク足の隣」か「チャート右端」から選択。 |
| BarsEdgePaddingPx / RightPaddingPx | 水平方向のオフセット(ピクセル単位)。 |
| YAdjustPx | 垂直方向の描画位置調整。 |
| TickColor / TextColor | 目盛り線・数字の色。 |
| FontSize | 数字のフォントサイズ。 |
| HeadDash〜各種 | 数字の左側に描く横線(頭ダッシュ)の長さ・太さ・隙間・色の設定。 |
使い方(基本ステップ)
- MT4のナビゲーターから、インジケーター「FlexibleRuler」をチャートにドラッグ&ドロップします。
- プロパティ画面で、StepPips・LevelsUp / LevelsDownをお好みに調整します。
- 必要に応じて、UseMidPrice・AnchorAtBarsEdge・BaseAdjustPips・ShowZeroLineなどを調整し、表示位置や基準を整えます。
- 色やフォントサイズを調整して、チャートテーマに合うようにカスタマイズします。
- あとはチャートを動かしながら、損切り・利確・レンジ幅・押し目・戻りの距離感を素早くチェックできます。
注意事項
- 本インジケーターはあくまで目安となる「定規」機能であり、売買シグナルや自動売買機能は含まれていません。
- 表示される数値は、ブローカーの仕様(桁数・ポイント)に依存します。
- サーバー遅延やスプレッド急拡大など、マーケット状況による影響も踏まえたうえでご利用ください。








