ATR filter

この商品はATRを使用してレンジ相場を見極めたり、ボラティリティの強さを可視化するために作成したインジケーターになります。

以下に使い方の例を示します。※一部裁量部分がございます。

①チャートの下に表示しているインジケーターを見てください。チャートではおおよそ黄色い四角で囲んだ範囲になりますが、インジケーターが下降し始めるとともに値動きがなくなり、

　上値が重い状態が続いているのが分かると思います。チャートから少し左に視線を移していただけると、明らかに強烈な売りの流れがあるのが分かると思います。この場所は特徴的な流れが見て取れるため意識されやすいポイントになります。

　このようにレンジ相場が形成される場所は何かしらの抵抗がある場所付近になります。また、直近に大きな指標を控えている場合や、方向感がなくなったときに多く見られるので、環境認識で困った場合などに役に立つと考えられます。

②インジケーターに注目してみると、上昇しているのが分かると思います。この場合、動きが出て生きているというのがわかります。つまり、上値が重い状況から環境が変化してきている。

　そしてボラティリティが出てきているということは、大きな流れが出る可能性を示唆しているということです。この場合はこれらの要素により大きな売りが入ると分かります。

このようにインジケーターの形から直後のチャートの動きを予想することも可能です。

③これはだれがどう見てもレンジ相場になります。ここの部分のインジケーターを見ると色が分かれる部分付近で行き来しているのが分かると思います。

このような場合は、大きなトレンドを狙うのではなくレンジ相場を狙えばよいと一目でわかるようになっています。

④こちらも③と同様にレンジ相場と分かると思いますが、インジケーター部分に注目すると最後の方で急激に上がっているのが分かると思います。これは、急変動が起きたときに起きる現象でここから二種類の考えられます。一つ目、先ほども触れましたが、上値や下値が重い状態こちらは先ほどの内容にかぶるため省略します。二つ目、何かしらのブレイクアウト。こちらの場合は、直近が期間の長いレンジ相場であったこともあり、上抜け成功による上昇が確認できます。

このようにブレイクアウトなどを予測することができます。

一番上にあるのは先ほど紹介していたインジケーター”ATR filter”になります。その一つ下にあるのはそのインジケーターを平滑化した”ATR smoothed filter"になります。

ATR smoothed filterはATR filterのノイズを抑制し、滑らかにすることで急変動が起きてもインジケーターの形を崩す恐れがなくなるという利点があります。また、二十で平滑化することで、ノイズの抑制を極限まで高めました。

ATR smoothed filterはセットでお付けします。使いやすい方を使用してください。