【MT4】移動平均線大循環分析 サブウィンドウ版

【改訂のお知らせ】 (2025/9/19 Ver1.50)

・Satge表示をパラメータで｢複数行(4行)｣か｢同一(単)行｣に選択できる機能を追加。

・矢印コード(1～6までのStage毎)をパラメータで指示(Wingdingsコード)できるように変更。…｢110｣で■を表示可能  

(2025/9/2 Ver1.40) 

・チャートウィンドウの背景をStage毎に色分けする設定を追加。

　　色分けは当インジケータ適用のサブウインドウとメインのチャートウィンドウ夫々に適用可能。MTFボタンに連動。 　　 (環境把握などにご利用ください)

　*5分足チャートでTF15分例(メインWindowに適用)

はじめに

移動平均線大循環分析とは小次郎講師こと手塚宏二氏が提唱されている手法です。

移動平均線大循環分析は、トレードにおいて大事な２つのポイントをサポートするテクニカル指標です。

それは、現在の状況を正しく分析し、その分析を元にこれから先の展開を的確に予測することです。

この手法は、移動平均線を３本使って、短期・中期・長期のトレンドの方向性と強さを表す究極の移動平均線と呼ばれています。

以下、移動平均線大循環分析のポイントです。

◇３本の移動平均線の並び順 　・短期・中期・長期の３本の移動平均線の位置関係を見ます。 　・正順（上から短期・中期・長期）か逆順（上から長期・中期・短期）かによって、相場の状況を分析します。

◇ステージの変化する順番 　・３本の移動平均線はトレンドの変化に合わせてステージを進みます。 　・順行（時計回り）と逆行（反時計回り）で動くことを観察し、価格変動を安定上昇局面、安定下降局面、それ以外の３つに分けます。

　簡単な概念図(考え方)を当ページの下部に記載しております。

この手法は、価格変動が複雑で分かりにくい時期にも、視覚的に分かりやすく利益を上げやすい安定上昇局面と安定下降局面を教えてくれます。

移動平均線大循環分析は、初心者にも直感的で理解しやすいテクニカル指標であると考えられます。

詳しくお知りになりたい方は｢移動平均線大循環分析｣｢小次郎講師｣などの文言でWebを検索して頂ければ多くのページで解説されていますのでご覧ください。  

なお、当インジケータは移動平均大循環分析の個々時間足での結果(ステージ)を矢印でサブウィンドウにプロットします。 メインのウィンドウには利用者様お気に入りのインジケータを表示できます。

インジケータの主な機能・設定概要

１．3本の移動平均線設定

  ･ 移動平均線の期間は短期･中期･長期は任意に指示可能(既定値は、5,20,40)

 ・移動平均の｢期間｣、｢種別(メソッド)｣、｢適用価格｣の指示が可能

２．ステージの表示・売買仕掛サインの表示

・チャートのBarがどのステージにあるかを右側のステージ表示(S1～S6)に沿って矢印で表示

・各移動平均線のクロス、方向判定に伴うサインを表示(色、サイズの指示が可能)

ステージ６⇒ステージ１ (G/C)   買仕掛けサイン

ステージ５⇒ステージ６ (G/C)　試し買仕掛けサイン

ステージ３⇒ステージ４ (D/C)   売仕掛けサイン

ステージ２⇒ステージ３ (D/C)　試し売仕掛けサイン

  ※表示ロジックについては簡単ですがダウンロードページの商品マニュアルに記載しております 。   ※上記仕掛けサイン利用の取引については自己責任でお願いいたします。

3．サインの通知

  売買仕掛けサインを表示する際、Alertダイアログ、サウンド、メール、モバイルプッシュで状況通知が可能 

・サインの通知方法は4種類、各々 通知／非通知の指示が可能(初期表示は｢非通知｣)(パラメータ画面)

・通知のタイミングはサイン条件達成時のローソク足の状態から、｢Tickタッチ｣と｢ローソク足確定｣を選択可能 (パラメータ画面)

・メール通知についてはメールの発信件名を自由に指示することが可能(パラメータ画面)

・Alert、メール、モバイルへの通知情報は｢時刻 通貨ペア 時間軸 <サイン種類> サイン時の価格 @インジケータ (Tick/Bar)｣

　　例)01:10 USDJPY MTF_M15 <SemiBuy> 155.644 @Zn_MA3_PO_KK_SubVer100 (Bars) 　※)MTF_ :チャートの時間軸以外を指定した場合、MTF_を付与

・サウンドはMT4の音声設定にある音源(※)を利用し、選択した音源を複数回、間隔をおいて鳴らすことが可能(パラメータ画面)

   　※音源確認のツール(無償)⇒【MT4】音源(音声設定)の音色を確認するインジケータ(ツール)

4．MTF対応ボタン・他

 MTF対応として移動平均線の時間足を指定可能とし、パラメータの他、画面上のボタンでも指示が可能

 ･ サブウィンドウ左下の｢▲,▼｣ボタンで時間軸表示を選択、その｢時間軸｣ボタンをクリックすることでチャート時間軸以外の時間軸に変更

       ※MTF対応の為、チャート時間軸以上の指示のみ可能

 ･ MTF(対応)ボタン位置を変更可能

　パラメータ『MTFボタン表示位置』で指示…｢Left｣固定,｢Right｣固定,KeyBoard操作(Keyは<,>,L,Rの４種を使用)を選択

５．パラメータ

メールの発信件名以外はプルダウン、カラーパレット選択と数字入力でマウスクリックと数字入力のみの操作としています。 　

ご自分の取引スタイル、通貨ペア、時間軸で最適なカスタマイズできるよう、細かな設定を可能にしています。

Parameterの説明についてはダウンロードページの商品マニュアルに記載しています。

2025/7/14追加項目

・ボタン位置の指示 　　指示内容…｢Left｣固定,｢Right｣固定,KeyBoard操作の3種

　                  (Keyは<,>,L,Rの４種を使用)

2025/09/2追加項目

・Window BackGround色分けの指示 　　指示内容…非表示/表示Window 　　　　　　　各Stage色 　　　　　　　(範囲調整:通常は500のまま)

2025/09/19追加項目

・Stage Line展開… Single Line/Multiple Line

・Arrow Code・Sizs設定 　   WingDings FOnt Code/Size

６．その他・追加機能

・サブウインドウに５分足、１５分足での表示等、当インジケータを複数セット可能(2025/7/1）

　

・チャートウィンドウの背景をStage毎に分け設定可能(2025/9/2)

　　色分けは当インジケータ適用のサブウインドウとメインのチャートウィンドウ夫々に適用可能 　　MTFボタンに連動

　

　　　

　

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＜Sample＞

当インジケータはサブウィンドウを利用する為、メイン(チャート)のウィンドウには他のお気に入りのインジケータを適用することができ、見比べながら取引に利用できると思います。また時間軸を切換えられますのでMTF分析も可能かと。

サンプルとして、以前からアップしている同様の移動平均大循環分析分析の商品をメインウィンドウに表示した画像をアップしておきます。

メインウインドウ…商品No：42875   【MT4】移動平均線大循環分析でトレンド把握　　

　　　　　　　　　　(メインのロジックはほぼ同じなので時間軸等が同一条件であれば同じ時刻(Bar)に矢印サインを表示します)

★サンプル１…メインチャート時間軸：5分足　　サブウィンドウ(当インジケータ)時間軸：5分足

　

★サンプル2…メインチャート時間軸：5分足　　サブウィンドウ(当インジケータ)時間軸：１5分足

   ☝時間軸を15分に切替

【改訂履歴】

2025/8/15 Ver1.30 ・パラメータの『PCの負荷』に代えて『計算Bar数』とし、Bar表示の範囲を制限することでPCの負荷を制御するよう改訂。 ・パラメータに１つのチャートに当インジケータの複数利用を可能にするためのIDを追加。未入力の場合は乱数を発生させ対応。 

2025/7/14 Ver1.20 ・サブウインドウ左側のみに配置していたMTF(対応)ボタンを追加したパラメータの指示により右側に表示可能としました。(但し、Stage矢印や表題に重なって表示される可能性があります) 　 ⇒パラメータ『MTFボタン表示位置』指示内容…｢Left｣固定,｢Right｣固定,KeyBoard操作の3種 / (Keyは<,>,L,Rの４種を使用) ・MTF(対応)ボタンの幅を狭めました。(10pixel程度) 2025/7/5 Ver1.15 ・チャートが変更(時間足、通貨ペアの切り替え)された際、MTFボタンの動作に不具合が発生。これを是正しました。

2025/7/1 Ver1.10 ・サブウィンドウに複数の当インジケータを配置可能としました。(異なる時間足のインジケータを複数配置可能)

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移動平均線大循環分析の概要

≪移動平均線の上からの順とステージの概念図≫

【移動平均線の並び順】 上から ・短期・中期・長期・・・ステージ1(安定上昇) ・中期・短期・長期・・・ステージ2(上昇の終わり) ・中期・長期・短期・・・ステージ3(下降の始り) ・長期・中期・短期・・・ステージ4(安定下降) ・長期・短期・中期・・・ステージ5(下降の終わり) ・短期・長期・中期・・・ステージ6(上昇の始り)

≪移動平均線大循環分析の概要≫

・ステージの動きの大半が｢順行｣で推移。残りは｢逆行｣。 ・3本の線が1点でクロスする場合以外、｢順行｣であれ｢逆行｣であれ1段ずつ推移。 ・｢逆行｣は1ステージか2ステージ間で一時的、その後｢順行｣に戻る。 ・安定期(ステージ１、ステージ４)は長く続くことが多い。 ・ステージ２・３、ステージ５・６は移行期(切り替わり)のため、通常は短期間。 ・ステージ１や４が短く、ステージ２・３・５・６が長いときは、もみあい状態である可能性。

【ご注意】

 本インジケータはご自分の利用環境で十分に確認いただき自己責任の下、ご利用をお願いします。  本インジケータを使用して発生した如何なる損害に対しても作者は責任を一切負わないものとします。  本インジケータは使用による利益などを保証するものではありません。