ローソク足
ローソク足は、一定期間の株や通貨ペアなどの変動価格の動きを示したもので形がローソクに似ているためそう名付けられました。
1.陽性と陰線
ローソク足は「陽線」と「陰線」の2パターンに分類されます。
始値よりも終値の方が高い場合を「陽線」と呼び、
始値よりも終値の方が低い場合を「陰線」と呼びます。
また、始値と終値で囲まれた部分のことを実体(じったい)と言います。
ローソク足が確定する前は始値と現在値が実体部分になります。
そこから延びる上下の線は高値と安値を表します。
高値を表す線のことを上ヒゲ、
安値を表す線のことを下ヒゲと呼びます。
そして1本の足で相場の一定期間の4本値(始値、高値、安値、終値)を示したものです。
並べて表示することで、相場の状態や流れが一目でわかるのでチャート分析には必要不可欠なものです。
高値 | 1本のローソク足の中で最も高い価格。 |
安値 | 1本のローソク足の中で最も低い価格。 |
始値 | ある期間の最初に取引された価格。値上がりした期間のローソク足なら、実体の下辺が始値となる。 |
終値 | ある期間の最後に取引された価格。 |
2.ローソク足の軸(期間)
ローソク足は1年単位から1分単位まで
1本あたりの期間を変更することができます。
大きく分けると、短期のものと長期のものがあります。
1日の取引内容を表すものを日足(ひあし)と言い、1週間または1カ月で表したローソク足を、それぞれ週足(しゅうあし)、月足(つきあし)と言います。
自分のトレードスタイルによって
監視する軸足を決めると良いでしょう。
× ![]()