チャートの形とその特徴 三角持ち合い
こんにちは。キツネの目と申します。
本日は、チャートの形でお伝え損ねていました「三角持ち合い」について記載していきます。
よろしくお願い致します。
1、三角持ち合い

三角持ち合いとは、「高値切り上がらず・安値切り上げ」など本来のトレンドの定義の例外時に発生するチャートの形です。
上記の画像では、安値は切り上がっているのに高値は更新出来ないという状態でした。

三角持ち合いの先端に行くほどボラティリティが少なくなり、上下のどちらかにブレイクしてトレンドを作っていく。
そんな時によく見られます。
こういった、「高値切り上がらず・安値切り上げ」のチャートを「アセンディングトライアングル」と言ったりします。
「アセトラ」って略したりもします。

逆に「高値切り下げ・安値切り下がらず」という三角持ち合いも存在します。

これも先ほど記載しました三角持ち合いというカテゴリーでは同じです。
ただし、名称が変わって、こちらは「ディセンディングトライアングル」と呼びます。
こちらも「ディセトラ」って略したりもします。

ディセンディングトライアングルもアセンディングトライアングル同様に三角持ち合いの先端に行けば行くほど、ボラティリティが低くなり、最終的にどちらかにブレイクして方向感を決めていく。
そんな傾向にあります。
知っておいてください。
この2つの他に、「高値切り下げ・安値切り上げ」や「高値切り上げ・安値切り下げ」という形も存在し、こちらも三角持ち合いの一種と考えられています。
こちらは「高値切り下げ・安値切り上げ」のパターンです。

そして、こちらが「高値切り上げ・安値切り下げ」のパターンで「拡張型レンジ」とも呼ばれています。

三角持ち合いと一口に言っても種類はさまざまです。
ですが、いずれの三角持ち合いにも共通して言えることは、相場が不安定な状況が多く、市場参加者が方向感を見失っている状態が多いです。
このような不安定な相場では、どちらに向かってもおかしくない。
とも言えるので、ブレイクするのを待つ。
いつまでも続く三角持ち合いは存在しません。
いずれ、どちらかに方向を決めて進みます。
そのブレイクした方向を確認してからポジションを持つことが大切だと心に決めて僕は立ち回っています。
よかったら参考にしてください。
まとめます!
三角持ち合いは!!
「ブレイクするのを待つ!」
以上です。