当面は、29000円水準でのもみあいか
今週は、連休の谷間の5月2日(火)ザラ場で29278円、終値で29157円とザラ場、終値ともに年初来高値を更新したことで、目先はともかく5月のスピーク調整の可能性も考えておくところとしました。
8日(月)は、連休中のドル売り・円買いが進行し、日経平均は利益確定売り優勢で、一時▲226円の28931円まで下げ、終値は▲208円の28949円でした、但し、このうち指数の下げにの101円分はファーストリテイリングのマイナス寄与で全体的には、大した下げではありませんでした。
しかし、9日(火)は、前日の米国でハイテク株が高く、円安歩調となったことで、ハイテク株の買戻し中心に大幅反発となり、△292円の29242円となりました。
ザラ場では、2日の年初来高値を更新できませんでしたが、終値では年初来高値を更新する△292円の29242円となり、2022年1月5日(終値29332円)以来、1年4ケ月ぶりの高値水準となりました。さすがに目先、この水準は買われ過ぎとみられ、本日10日(水)は、▲120円の29122円で引けました。
日経平均が本格的に上放れするには、NYダウが昨年の12月13日の34712円の戻り高値をぬける必要があります。その前に1月と2月に上値を抑えられた34300ドル台のフシをぬかなければなりません。このフシ目をぬくまでは、乱高下の可能性があります。5月1日に34257ドルまで上昇していますが、ここからもう一息というところです。
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