今週は、27000~27580円のレンジの動きか
今週の予想では、米国のリバウンドを受けて、日経平均もリバウンドに入るとし、目先の高値18日(水)の27053円、5月6日(金)の27072円を突破して、4月21日の27580円を試す動きになるとしました。
週始めの30日(月)は、先週末のNYダウの大幅上昇を受けて、27000円を明確に突破し、後場後半には△619円の27401円まで上昇し、終値は△587円の27369円と約1ヶ月ぶりの高値水準となりました。
翌日の31日(火)は、前日の米国市場が休場だったことで手掛かり材料に欠け、上値は△93円の27463円まで上昇するものの、27500円には届かず、下値は▲118円の27250円まで下げ、終値は▲89円の27279円と小幅反落しました。
本日6月1日(水)は、前日の米株式が反落(NYダウは7日ぶり)となったことで、いったん日経平均も連動すると思われましたが、時間外の米株先物が上昇し、為替も円安歩調となったことで、△15円の27295円で寄り付き、一時△202円の27482円と27500円を試す動きとなりましたが、27500円のフシは重くぬけることができず終値は△178円の27457円で引けました。
ここからあとの2日間は、今週、予測した上述にある4月21日の27580円に到達できるかどうかは米国株次第となります。米株式の6月相場はFOMCのある14~15日を意識した上昇が想定できますが、その前に目先の3日の5月雇用統計の発表が注目となります。
米株が上昇して日経平均が27580円を突破すれば、その上は28000円となりますが、そこまでくると戻り売りが強くなります。6月のFOMCまで米株が上昇すれば6月は前半上昇、後半下落という動きが想定されます。FOMCまで利上げの一服感が出て、インフレ懸念が収まっていますが、それはまだ一時的だと思われます。
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