【特集】ドルコスト平均法とレバレッジ積立投資の真実-02
「パターン02」は次のような場合を想定します。
【ケース】
パターン01同様、横ばい相場ですが、パターン01と違うのは、上昇と下落の幅が違う点です。
パターン01では、上昇と下落幅が同じ割合のケースを想定しましたが、上昇のほうが割合が大きい場合にどうなるのかのシミュレーションです。
例えば、初回購入後に急上昇したが、下落し、結局元の水準まで戻ったような場合です。
【結果】
・買付口数:レバ3倍>レバなし=レバ2倍
(※左にいくほど多く買えている)
・平均購入価格:レバなし<レバ3倍<レバ2倍
(※左にいくほど安く買えている)
・利益:レバなし>レバ2倍>レバ3倍
(※左にいくほど利益が多い/損失が少ない)
このケースでは、急上昇→下落の際に負のレバレッジが大きい。レバなしでもこのケースでは利益はマイナス。初期に上昇が大きかった際、ドルコスト平均法をもってしても高値づかみをしていることが原因。
・その他
今回は、上昇→下落のパターンでしたが、これを下落→上昇に入れ替えるとレバ2倍、3倍は若干収益が悪化します。レバなしは同じ結果。
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