システムトレードは勝てるのか？

ここ何週と皆さんの『誤解』を解こうと書き続けていますが、

皆さんの稼げるトレードイメージと相違はありましたか？?

こうすれば勝てる！と思っていたことが否定されていましたか？?

もう少し続きますので興味のある方は是非お読みくださいm(_ _"m)

今回は『システムトレード』について。

商材には「インジケーターがこうなったら…」という類のものがありふれているという話は以前もしましたが、今回はその辺りを掘り下げていこうと思います。

商材の多くは「インジケーターの組み合わせ」です。

それは何故か？

「インジケーターを表示するのにその人のレベルが反映されないから」

プロアマ問わずだれでも簡単に「ワンクリック」で同じものを表示することができます。

よって後はそれっぽいことを言っておけば何とでもなるのですwww

そして商材を買うのは『アマチュア』です。

アマチュアの方は自分にトレードスキルがないことは分かっております。

でも…『楽したい！！！』『簡単に稼ぎたい！！！』

誰しもが楽して稼ぎたい願望はあるでしょう。

なので簡単に表示できるインジケーターに頼ってしまうのです。

頼るどころかトレードの全てをインジケーターのみに依存する傾向にまで陥ってしまうことまであるのです??

?はとある商材のサインツールです。（※この商材を否定しているわけではありません）

矢印が出たところに青ラインを引いてみましたが、いかがですか？

お～～～真ん中辺りは何やら大きく勝っていそうな雰囲気が！(笑)

矢印が出て、大きく巡行したポイントなら勝てるでしょう。

そういうポイントを持ってきて

「ほら、〇〇pips取れたでしょ？」

「〇〇通貨なら〇〇万円です！」

「〇〇〇通貨なら〇〇〇万円です！」

なんて広告には書いてあります。

そういうチャートを10枚くらい貼っておけばたいていのアマチュアは信じてしまうようですね?

私の友人に商材コレクターがいるのですが、この商材は勝てそう！

次はこっちは？と色々と漁っておりますｗ

（※私に検証してくれとよく言ってきます笑）

さて先程のサインツール。

ここでアマチュアの方の誤解を１つ解いておきます。

「果たしてどのタイミングで矢印が出ますか？」

実際右側が見えていない状況でいつサインが出るかによって

利益になるのか？損失になるのか？

大きく変わってきますね?

例えば右から２番目の緑矢印。

上のチャートでは利益、もしくは建値決済で逃げられていそうですね。

でも実際は矢印が出るのは１本、もしくは２本後…
（※商材のロジックによって異なります）

決して矢印が表示されているローソク足なり平均足が開始された時にサインが出ているわけではありません！！！

つまり?

黄色縦線の辺りで矢印が出ます。

何度も言いますが、

インジケーターは遅行指標です。

レートが確定してからインジケーターは確定します。

つまり…

①ローソク足が完成する。

②インジケーターが完成する。

③サインが出る。

よってインジケーターのサイン確定では天底は取れません！！！

なのでシステムトレードは…

①トレンド発生となれば取れる。

②レンジ相場では負け続ける。

特にトレンド転換。

トレンド転換は基本的には『とんがり帽子』になります。

こんな形ですね。

なぜ『とんがり帽子』になるのか？簡単に説明しますと…

（※説明にエリオット波動の用語を用いますが分からない方はスルーしてください?）

トレンドの最後は推進波（トレンドの波だと思ってください）。

そして反転した最初の波も推進波（これも反対方向のトレンドの波）。

よってとんがるのです。

※たまにアナリストの方が「下落　→　横横　→　上昇」のような台形になるという解説をされていますが、大きく見ればそう見えなくない場面もありますがそれは間違えです。

横横に見えるとしても一点の転換点がありますし、そこは大小あれどとんがっているのです。

例えば?のような感じに。

その後含み損を経験し…（持ち続けられれば）「ほら勝ててるでしょ？」と言えますねｗ

右側が分からない状態で大きな反転となった場合、果たして持ち続けられるのでしょうかね？?

【結論】

相場が月単位・年単位で続くトレンド相場であれば年間を通して稼げるかもしれません。

ですが月単位・年単位で続くレンジ相場となればおおよそ負け続けるでしょう。

相場はトレンド３割、レンジ７割と言われたりもします。

割合に関しては調べたことはありませんので私にはその正確性がどれほどのものかはわかりませんが、トレンドは時間的には短いのは確かです。

トレンド相場とレンジ相場ではトレンド相場の方が時間的には短いと言えるでしょう。

ですがトレンド相場に乗れたら大きく取れます。

そう考えると、結果…平均してトントンの収益付近に落ち着くと私は考えます。

私の商材コレクターの友人には

「どれも同じだよｗ勝てないんだからｗ」

と言い続けていますが、なぜか買うんですよね～(笑)

インジケーターがこうなったら…

と考えている方は考え方を変えないと今後のトレード収支はきっと変わりません。

そしてまだ発見されていないパラメーターやインジケーターの組み合わせがあるんじゃないか？と必死になって何年もこね繰り返している方をよく見ますが、

『そんなものがあるのなら自分より頭の良い人が発見しています！
まして今の時代、コンピューターが膨大なデータを使って発見しているはず！』

です。

よってトレードを始めたばかりの貴方がそれを発見することはありません。

「独自のパラメーターを使って…」

という類のものも同じです。

インジケーターは、パラメーターがいくつであろうと使えます。

要は使い方・考え方なんです。

例えば移動平均線。

パラメーターが20・21・22・23・24・25…

この辺りを使うのであればはっきり言ってどれでもいいんです。

多少反応が早いか遅いかという程度。

このパラメーターではないとだめです！ということはありません。

過去の一定の時期をあるパラメーターで行うと収益が一番良かったら、

それは未来でも同じなのでしょうか？

このことをカーブフィッティングと言います?

相場は過去も未来も全て同じ動きをするわけではありません。

よってそこには正解がないんですよ?

もし今現在

①パラメーターをどうするのか？迷っている。

②インジケーターの組み合わせを探している。

③サインツールや商材に頼ろうとしている。

上記に該当する方は今後トレードの向上は見られないでしょう。

もし稼げた場合、「相場とたまたまマッチしただけ」なので長続きしません。

今後稼ぎ続けられるような情報を発信していきますが、

「簡単に稼げる方法」というものはありませんので、そういうものは期待しないでくださいねｗ

でも私が実際10年以上利益を上げ続けている理由がブログの中に散りばめられています。

きっと読者の方のヒントや閃きに繋がることはあるでしょう。

根底は同じことを言っていても、言い方１つで伝わり方は変わります。

いつものゴルフでの例えですが…

・腰を回せ

・胸を回せ

・ボディターン

結局は同じことを言っています。

ですがしっくりくる言葉というものが人それぞれあるはずです。

トレードで稼ぐには他の職業より辛い試練の道が必要です。

頑張り続けた方のみに、利益に続く道が開かれることをお忘れなく！

今回は以上とさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。m(_ _"m)

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