《東洋経済ONLINEでコラム掲載中!》本を読むことから利益がスタートする。
おはようございます、松下です。
まだまだ昼間は暑いこともありますが、
朝夕はめっきり涼しくなりました。
食べ物もすっかり秋景色です。
投資家は、どうしても毎日の売買に
忙しく、「読書の秋」という人は、
少ないと思いますが、今日はぜひ
本を読むことを勧めたいと思います。
私も毎年本を読んでいます。
最近は年間10冊くらいでしょうか。
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「儲けるための7つの行動」
その1つ目の行動も、
「本を読む」です。
投資家の利益は、本を読むことから始まります。
本を読むことで、市場や投資に対する
知識や理解が広がります。
本を読んでいない投資家は、
圧倒的に知識が足りません。
何も知らずに儲かることなどありません。
また1冊の本を1回だけ読んで、
その内容の全てを理解し、
実践し利益を上げられるほど、
私たちは天才ではありません。
本に書いてある内容を理解し、
実践するためには、2回、3回と
繰り返し読み直す必要があります。
良い本、学びの多い本というのは、
何十回読み直したとしても、
読み直すたびに何かを学ぶものです。
私の師匠は、
「マーケットの魔術師を100回読め!」
と言いましたが、さすがに100回は大袈裟だろうと
思っていましたが、今では50回くらい読みました。
そして、毎年読み返します。
「マーケットの魔術師」は、私を今の
場所まで引き上げてくれた、
いわば私にとっては啓示みたいな本です。
そんな何回も繰り返し読み、
自分の投資のよりどころとなる本に、
4~5冊は出会っていただき、いつも
読み直して欲しいと思います。
投資は、何十年勝ち続けても、
不安は消えず、学び続けるものだからです。
そこには師の教えが必要であり、
私たちにとって、本は貴重な師なのです。
本を読むことのもう1つ大きい効用は、
気持ちが落ち着くことです。
気持ちが焦っていては、本をまともに
読むことはできません。
本を読めるということは、
気持ちが落ち着いていることの裏返しであり、
また本を読むと、気持ちが落ち着いてきます。
時間がゆっくり流れます。
投資家は、気持ちが焦り、揺れ動いている
中では到底勝つことはできません。
あなたも振り返ってみれば分かるはずです。
資金が底をつきそうで焦っていたり、
体調が悪くまともに思考が働かなかったり、
仕事や人間関係が上手くいかずイライラしていたり、
ドローダウンが続いて不安が強くなっていたり、
こんな時には、絶対といっていいほど勝てません。
投資家は、気持ちが落ち着いていなければ勝てないのです。
そして、本を読むことは、
私たちの気持ちを落ち着けてくれます。
「大丈夫、こんな風にすれば勝てる。」
という知識や理論を与えてくれ、
そして気持ちに落ち着きと余裕を与えてくれます。
投資を始めて15年も経って、
「本を読む」ことの本当の大切さを痛感しています。
だから今日も本を読みます。
それは、ただ勝つために。
本を読むには良い季節です。
ぜひあなたを導いてくれる本を読んで、
気持ちを落ち着けて、知識と理解を広げましょう。
ps
今年2月に発売した「投資の哲学」ですが、
お陰様でコンスタントにお買い上げいただいております。
この本も、くじけそうな時、不安な時に読んでいただくと、
元気になり、もう一度頑張ろうと思える本です。
投資家は、そんな風にして、
いつも自分を奮い立たせながら利益を上げていくのです。
ぜひお手元に置いていただき、
読んでみてください。
松下誠4冊目の著書
「投資の哲学」