株トーク 31日・225先物/テクニカルポイント・展望【徒労に終わりそうな月末の株安アノマリー、夜間では25日MAがサポート】
8月30日週、31日の東京株式市場・展望 225先物の展望、テクニカルポイント
225先物に関するコメント ※注3 MA⇒移動平均線の略
夜間取引の終値は27690円、VWAP値と5日移動平均線付近で終了、米国株のリスク選好姿勢とは程遠い値動きも、25日移動平均線を割り込まず、踏み止まった形での取引となった。
力強さに欠ける一方、ここ最近の月末株安アノマリーを打破するのを期待させるような値動きと言っても良く、早くも9月入りに備えているようだ。
仮にアノマリー通りだったとしても、すぐにショートカバーが入りやすいと括ったような小動きにとどまれば、あっさりと月初の株高アノマリーが作動するだろう。
懸念要因も米S&P500とナスダックの連日の史上最高値更新を警戒する程度、金利は当面上昇しないという安心感が支えとなりやすく、身構えた懸念も徒労に終わるのではと考えている。
国内の懸念要因も、経済活動の他国比(欧米)での遅れに過ぎず、VWAP値付近で売り買いされる傾向を考慮すれば、政策期待が指数の下支え要因となりそうだ。
一段高は期待し辛い1日な一方、一段安のリスクは限定的と想定、静かに日足の基準線(25日MA)がサポートとなり、5日MAを上回っておけば、心理的な不安も限定的と考えている。
この勝手に想定する楽観的な展開を打ち砕くサプライズはないとみており、主役が個別株に向かう程度であろう。
8月30日週、31日の日経平均先物・節目とテクニカルポイント
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