株トーク 26日・225先物/テクニカルポイント・展望【昨日の清算値だけでなく、VWAP値もほぼ同値。こう着感打破できない1日を想定】
8月23日週、26日の東京株式市場・展望 225先物の展望、テクニカルポイント
225先物に関するコメント ※注3 MA⇒移動平均線の略
夜間取引の終値は27795円、昨日の清算値、VWAP値(夜間取引)など、ほとんど変わらないで終了、ジャクソンホールイベントを前にこう着感を強めている。
その他の背景であれば、米国株式市場の独り勝ちで推移するとは考え難く、米国の金融政策に楽観的とみた動きが強まっているからだ。
テーパリングの最終判断も9月の雇用統計(発表は10月)にズレる公算が高く、何も言及しないから大きな変化はないと見た動きが強まっている。
日経平均先物も乗じて動けばよいが、今買う時ではないとした動きが強まっており、9984・SBGの軟調地合いと9月SQが重しになると括られてしまっている。
それでも、週足・一目均衡表の雲の上限を突破し、27800円台で足場固めしようとしていたことも事実、連日終値はVWAP値を上回っている。
明日まではスカッとするような値上がりは期待できないかもしれないが、個別株の中でサイズの大きい大型株に値動きの良いものが出ている。
焦ることなく、週足・一目均衡表の雲の上限を週足の終値ベースで突破できていれば、翌週以降のポジティブにつながっていくものと考えおくことだ。
終値、清算値、VWAP値、ここ数日の高値安値、これだけ似通ったところでの着地は、意図的に踏み止まっている公算が高い。
8月23日週、26日の日経平均先物・節目とテクニカルポイント
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