【フジトミ】日経平均の日中値幅(高値と安値の差)、2014年9月1日以来の小ささ
日経平均株価は4営業日ぶりの反落で、前日比24円25銭(0.12%)安の1万9609円50銭で取引を終了した。日中値幅は37円93銭と、2014年9月1日以来の小さな幅となった。日米金融政策決定会合を控え様子見ムードの中、利益確定売りがやや優勢な展開だった。TOPIXも反落し、2.50ポイント(0.16%)安の1574.90で取引を終えた。
東証1部の売買代金は1兆7814億円、売買高は17億5824万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は945、値上がりは899、変わらずは160銘柄だった。東証1部33業種は不動産や鉄鋼、サービス、海運、陸運、ゴム製品、輸送用機器、パルプ・紙など18業種が下落となり、鉱業や石油・石炭製品、保険、ガラス・土石製品、食料品、建設など15業種が上昇となった。
注目された東芝は3日続伸で取引を終えた。前場は2016年4~12月期の決算発表の再延期を申請したことが嫌気され、大口売りが先行し200円を下回っての推移となったが、再延期の申請を含む四半期報告書の提出の再延期が承認されたと発表(提出期限は4月11日に延長)後は買い戻しが優勢となった。また、米原子力子会社ウエスチングハウス(WH)の非連結子会社化を含めて検討を始めたとも発表した。
☆場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740
× ![]()