NK225 OPTION MONITOR — DAILY MARKET STRUCTURE 20260910
| 判定項目 | 判定 | 要点 |
|---|---|---|
| Option Bias | Bullish 8/10 | Deep Put Unwinding、ATM IV低下、Put Skew低下、Call Skew上昇が主因。 |
| 15分MTF価格構造 | 売り優位 | 66,780→65,790→65,300と主要高値を切り下げ。現在64,350で3本MAの下。 |
| 総合方向 | 方向不一致・様子見 | Optionは上向きだが、価格構造は明確に下向き。最終取引日のOI解消も方向シグナルを弱める。 |
| Gamma環境 | Near Zero / 通常 | Total GEX +2.01。ただし64,000近辺には強いNegative GEX。 |
日次OptionデータはBullishだが、今日は9月限の最終取引日であり、Deep PutやWallのUnwindingには満期要因が強く入る。 21:24時点の先物は64,350まで下落し、日次先物65,190、Zero Gamma 65,247、65,000 Wallを大きく下回っている。 よって総合では方向不一致・様子見。短期の実価格だけを見れば売り優位。
本日のOI減少は通常営業日よりも満期に伴う手仕舞い・清算の影響を強く受ける。 したがって「Deep Put Unwinding=そのまま下方警戒後退」とは評価せず、IV・Skew・価格構造と合わせて信頼度を調整する。 明日からは10月限を主対象とする。
| 項目 | 数値 | 評価 |
|---|---|---|
| 日経225現物 | 65,270.95 | JPX日次データ基準 |
| 日経225先物 | 65,190 | JPX日次データ基準の先物値 |
| 21:24時点先物 | 64,350 | 日次先物値から約-840円 |
| ATM Strike | 65,250 | 9月限 / DTE 1 |
| Call Wall | 65,000 | UNWINDING |
| Put Wall | 65,000 | UNWINDING |
| Zero Gamma | 65,246.55 | 現在値は約897円下 |
| Total GEX | +2.01 | NEAR ZERO |
日次データでは65,000~65,250が中心だったが、ナイトでは64,350まで下落。 WallとZero Gammaを明確に下抜けており、日次Option Mapの中心帯から価格が大きく乖離している。
| Strike | OI | 1D | 3D | 5D | 出来高 | 評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 64,500C | 521 | +376 | +375 | +355 | 487 | 近接Call Building |
| 65,000C | 4,356 | -458 | -382 | -813 | 1,095 | Call Wall Unwinding |
| 65,500C | 785 | +372 | +379 | +378 | 1,025 | Building |
| 66,000C | 2,284 | +135 | +241 | +114 | 1,704 | 上方Call形成 |
| 66,500C | 2,444 | -733 | -896 | -371 | 866 | 大幅Unwinding |
65,000C・66,500Cでは大幅Unwinding、一方で64,500C・65,500Cでは新規形成。 満期最終日にCallポジションが広く解消されつつ、より近いStrikeへ一部再配置された可能性がある。
Call Wallは65,000 / UNWINDING。OI 4,356、1D -458、5D -813。 65,000近辺のCallポジションは明確に縮小している。
ただし最終取引日のため、通常日の「上値圧力解消」と同じ重みでは評価しない。 明日からは10月限で新たなCall Wall形成位置を確認する必要がある。
| Strike | OI | 1D | 3D | 5D | 出来高 | IV |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 65,000P | 3,905 | -913 | -560 | -465 | 445 | 28.16% |
| 64,500P | 569 | -304 | -61 | -80 | 396 | 27.71% |
| 63,875P | 292 | +238 | +241 | +243 | 250 | 31.99% |
| 63,000P | 2,210 | -617 | -370 | -530 | 1,934 | 35.98% |
| 58,000P | 2,744 | +185 | +64 | +144 | 816 | -- |
Near-Market P/C OI Ratio:1.105(前日1.140から低下)
Near-Market P/C Volume Ratio:1.023
Put優位はさらに縮小し、出来高もほぼ均衡。 数値だけなら下方偏重の後退だが、最終取引日のOI解消を含むため通常日より解釈を割り引く。
Call Near-Market OI Center:66,684.85(1D -71.88 / 3D +37.34 / 5D +66.02)
Put Near-Market OI Center:63,292.99(1D -66.37 / 3D +78.31 / 5D +25.01)
1日ではCall・Putとも重心が下方へ移動。一方3日・5日では上向き。 満期前の1日変化だけで方向を断定せず、明日以降の10月限で重心をリセットして評価する。
ATM Average IV:28.61%(前日31.06%、-2.45pt)
Put Skew:+0.57pt(前日+2.72pt、-2.15pt)
Call Skew:+4.15pt
IV低下、Put Skew低下、Call Skew上昇はOption Bias上の上向き材料。 ただし実価格はナイトで大幅下落しており、Option内部の改善と価格構造が明確に乖離している。 今日の最大の特徴はこの不一致。
Total GEX:+2.01 JPY bn / 1%
Gamma Regime:NEAR ZERO
Zero Gamma:65,246.55
| Strike | Net GEX | 評価 |
|---|---|---|
| 64,000 | -11.46 | 強いNegative GEX |
| 64,500 | -0.41 | 現在値近辺 |
| 65,000 | +14.61 | 大きなPositive GEX |
| 65,500 | +4.32 | Positive GEX |
| 66,500 | +6.18 | Positive GEX |
現在値64,350は64,000の強いNegative GEXに近い。 下方向が続けば64,000前後で値幅が拡大しやすく、反対に急反発が始まれば上方向にも加速し得る。 65,000は大きなPositive GEXだが、必ず止まる支持・抵抗ではない。
右下のSW1/SW2/SW3表は使わず、実際のスイング構造と3本MAのみで判定。
| 時間軸 | 判定 | 根拠 |
|---|---|---|
| 15分 | 下降 | 65,300反発後に64,920の戻り高値を形成し再下落。現在64,350で20EMA約64,749の下。 |
| 1H相当 | 下降優位 | 価格は80EMA約64,581の下。主要高値66,780→65,790→65,300と切り下げ。 |
| 4H相当 | 悪化 | 価格は320EMA約65,429を大幅に下回る。ただし63,710は未割れで長期崩壊確定ではない。 |
短期・中期は売り優位。長期側も悪化している。 ただし64,150~64,170付近の直近安値帯をまだ明確に割り切っておらず、 ここを割れば63,840→63,720/63,710が次の重要帯となる。
9月限最終日のOptionデータはBullish 8/10。 Deep Put Unwinding、IV低下、Put Skew低下、Call Skew上昇、65,000のCall/Put Wall Unwindingが上向き材料として集計された。
しかし最終取引日のためOI解消には満期要因が大きく、通常日のBullishシグナルより信頼度を割り引く必要がある。 同時に21:24時点の価格は64,350まで下落し、65,000 Wall、Zero Gamma 65,247、20/80/320EMAをすべて下回っている。
Option:Bullish 8/10(満期要因を考慮し割引)
MTF:売り優位
総合方向:方向不一致・様子見
Gamma:Near Zero / 64,000に強いNegative GEX
売り優位をさらに強める条件は64,150~64,170の直近安値帯を割り、64,000を下抜けて定着すること。 その場合はNegative GEX下で63,840、さらに63,720/63,710までの値幅拡大に注意する。
反対にOption側のBullish構造が価格へ現れるには、まず64,920を回復し、 次に65,000、Zero Gamma 65,247、65,300を取り戻す必要がある。 65,300を上回って定着すれば、短期の売り優位は大きく後退する。
| ราคา帯 | 意味 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 64,150~64,170 | 直近安値帯 | 割れば売り優位継続を強く評価 |
| 64,000 | 強いNegative GEX | 方向決定後の値幅拡大に注意 |
| 64,920 | 直近戻り高値 | 回復できれば短期下落の勢い後退 |
| 65,000~65,300 | Wall / ZG / 直近高値が重なる回復帯 | 上抜け定着でOption Bullishとの整合が強まる |
Price structure:TradingView Nikkei 225 Futures 15-minute chart, 2026-09-10 21:24 JST.
GEXはモデル推定値であり、実際のディーラーヘッジフローを直接観測したものではありません。 Open Interestの増減だけでは買い手・売り手方向は判別できません。
本レポートは情報提供を目的とした市場分析であり、売買助言を目的とするものではありません。