急変動の初動をスマホで掴む — Pips基準の監視アラート【PI-ALT】#08
今回は、値動き監視ツールPI-ALT(Pips Alert)をご紹介します。ひとことで言うと、基準価格から上下に設定Pips以上動いた瞬間、アラートとスマホへのプッシュ通知で知らせてくれる「見張り番」インジケーターです。

「動いた後」にチャートを開いていませんか
急騰・急落の初動は、大きな値幅が短時間で取れる数少ない場面です。
でも現実には——
気づいたときにはすでに伸びきっていて、入るに入れない
指標発表を狙いたいが、その時間にチャートの前へ座れない
レンジブレイクを待ち構えていたのに、ブレイクの瞬間を見ていなかった
ずっと監視するのは無理。でも通知が多すぎるツールも疲れる
「動いたら教えて。それまでは黙っていて」。
PI-ALTは、この一点に絞ったツールです。
PI-ALTとは — 基準値±Pipsの「トリップワイヤー」
仕組みはとても直感的です。
パネルのStartボタンを押すと、その時点の価格が基準値になります
現在値が基準値+上側Pips設定を超える、または基準値−下側Pips設定
アラート表示+スマホへのプッシュ通知が発火します(既定は上下±5Pips)
発火すると動作はいったんStopになるので、通知が連発して鳴りやまない、ということがありません。確認して、必要ならまたStartを押す。この「1回きりの確実な通知」が運用のしやすさにつながっています。
チャート上には基準値ラインと、上側・下側の発火ゾーンが色付きエリアで表示されます。どこまで動いたら通知が来るのかが視覚的にわかるので、設定の調整も迷いません。

2つのモードで「急変動検知」も「ブレイク待ち」も
基準値の扱いを2モードから選べます。ここがPI-ALTの使い分けどころです。
1. 一定間隔更新モード(急変動センサーとして)
基準値を設定間隔(既定10秒)ごとに現在値へ自動更新するモードです。
普段の細かい値動きでは発火せず、短時間に一気に動いたときだけ±Pipsを超えて発火します。つまり「急変動センサー」です。指標発表・要人発言・フラッシュクラッシュのような、スピードのある値動きの初動を拾いたいときはこちらを使います。
パネルには次の更新までのカウントダウンも表示されるので、動作が見えて安心です。
2. 固定モード(ブレイクアウト待ちとして)
Startを押した時点の価格で基準値を固定するモードです。
「今のレンジ中心から上下20Pips抜けたら教えて」のような、水平ブレイクの見張りに使えます。寝る前・外出前にStartを押しておけば、抜けた瞬間にスマホへ通知が届きます。
通知方向も選べます
上下両方/上側のみ/下側のみ、と発火方向を選択できます。「上抜けだけ狙っている」ときは上側のみにしておけば、無駄な通知はゼロです。


プッシュ通知の設定も記事いらず
スマホへのプッシュ通知は、MT4標準の仕組み(MetaQuotes ID)を使います。スマホのMT4アプリでIDを確認して、PCのMT4のオプションに入力するだけ。手順はマニュアルに画面付きでまとめてあるので、初めての方でも数分で設定できます。
なぜ作ったか
私は兼業でトレードをしていた時期が長く、
「値動きの美味しい時間に限って席にいない」のが最大の悩みでした。
監視を自動化するツールはいろいろ試しましたが、条件が複雑なものほど設定が面倒で、結局使わなくなる。
最後に残った要件は「基準から何Pips動いたら教えて」だけでした。 それを、Start1つで動く形にしたのがPI-ALTです。
機能を欲張らなかったぶん、毎日気軽に使える。
シンプルなツールほど長く使われる、を体現している1本だと思います。
こんな方に向いています
兼業などでチャートに張り付けない方
指標発表・急変動の初動を狙いたい方
レンジブレイクを通知ベースで待ちたい方
「どのペアが動いているかの比較」まで欲しい方は、変化率ランキングのCP-POWと組み合わせると、監視網がさらに広がります。各時間足の節目ラインを併せて見たい方にはUD-MTFもおすすめです。どちらも連載記事内に解説記事があります。
販売情報
PI-ALT は GogoJungle にて販売しています。
免責事項
本ツールは投資助言を行うものではありません。アラートは価格変動の通知であり、売買の方向性や利益を保証するものではありません。通知はご利用環境(回線・端末・MT4の稼働状況)に依存します。売買の最終判断はご自身の責任で行ってください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
チャートの前にいない時間も、見張り番だけは働いてくれる。そんな安心感をPI-ALTが届けられればうれしいです。記事が役に立ったと感じたらフォローをいただけると励みになります。
それでは、よいトレードを。