【2025年12月16日】MTFを使用しない場合のプライムコンボシグナル推奨設定(ドル円、ゴールド、ユロドル)
今回は、プライムコンボシグナルのフィルター設定において、MTFを一切使用しない場合の優位性についてご紹介いたします。MTF(マルチタイムフレーム)は強力なフィルター機能ですが、あえて使用しない設定にも、再現性や安定性といった明確なメリットが存在します。
特にボラティリティの大きいドル円(USDJPY)およびゴールド(XAUUSD)においては、本パラメーター設定による効果が顕著に現れやすく、安定性・再現性の両面で高いパフォーマンスが期待できます。これらの通貨ペアを中心に運用されている方は、ぜひ本設定を一つの基準として、検証・運用の参考にしてみてください。
①ラインタッチ(確定)+MTF無しcurrentのみ。
つまりEA化してもこれと同様の検証結果数値になるという事になります。ゴールドやドル円以外ではあまり有効ではありませんが、一致率の信頼性は満点です。
※画像をクリックすると拡大表示されます。
ゴールド1時間足
■判定本数:50000本
■エントリー:ラインタッチ(確定)
■フィルター:オシレーター(current/LV2/±99)、ヒストグラムDX2(上段:current)
■利確:点サイン(1.0)
■損切:ABUATR(2.0)
■同設定の直近1000本の成績です。
②ラインタッチ(瞬間)+MTF無しcurrentのみ。(ラインタッチ瞬間と確定の違いは商品ページで記載の通りです。)
プライムコンボシグナルはゴールドと非常に相性が良いですね。ただSLは他の通貨ペアよりも広いので、資金管理ツールを使用し、証拠金に見合ったロットでのエントリーを心掛けましょう。
ゴールド1時間足
■判定本数:50000本
■エントリー:ラインタッチ(瞬間)
■フィルター:オシレーター(current/位置のみ/±90)、ヒストグラムDX2(上段:current)ABUADX(current)
■利確:点サイン(1.0)
■損切:ABUATR(2.0)
■同設定の直近1000本の成績です。
③ラインタッチ(瞬間)+MTF無しcurrentのみ。
上記②と同設定です。ドル円とも非常に相性が良いです。
ドル円1時間足
■判定本数:50000本
■エントリー:ラインタッチ(瞬間)
■フィルター:オシレーター(current/位置のみ/±90)、ヒストグラムDX2(上段:current)ABUADX(current)
■利確:点サイン(1.0)
■損切:ABUATR(2.0)
■同設定の直近1000本の成績です。
④ラインタッチ(瞬間)+MTF無しcurrentのみ。
他通貨ペアと比べて若干成績が劣るユロドル。MTF無しcurrentのみ設定でこれだけ取れれば良しとしよう。肝となるのはヒストグラムですね。あまり使用しないフィルターですが、MTFを使用しないパラメーター設定の場合重宝します。
ユロドル1時間足
■判定本数:50000本
■エントリー:ラインタッチ(瞬間)
■フィルター:オシレーター(current)、ヒストグラム(current)、ABUADX(current)
■利確:点サイン(1.0)
■損切:ABUATR(2.0)
■同設定の直近1000本の成績です。
■まとめ
以上、今回はMTFを使用しない場合のパラメーター設定についてご紹介いたしました。
MTFを使用しない設定には再現性が非常に高いという大きなメリットがあります。もちろんMTFを使用した方がパフォーマンスは明確に高く、その差は倍以上となるケースがほとんどです。
重要なのは、「MTFを使うか・使わないか」という二択ではなく、MTFなしでも高い精度を出せる土台を作ることです。
MTFを使用しない状態でのパフォーマンスを底上げできれば、その条件を上位足フィルターでさらに絞り込むMTF設定では、結果としてより高い安定性と優位性を引き出すことが可能になります。
まずはMTFなしでの完成度を高める。それが、MTFあり設定の性能を最大限に引き出すための、最も確実なアプローチと言えるでしょう。
少しでも皆様のご参考になりましたら幸いでございます。
GOODマーク?を押していただけると今後の活力になります。更なる意欲向上の為にもご協力のほど宜しくお願いいたします。