BB break M15

このBB break M15は、収縮後のボリンジャーバンド(BB)をブレイクしたタイミングでエントリーするトレンドフォロー型EAです。 市場が停滞し動きが乏しなった後、大きく動き出すタイミングを 収縮したBBのブレイク（飛び出たタイミング）で検出し、エントリーするEAになります。 バックテストでは、 GBPJPYで、1万通貨固定の約13年の運用（１ポジションのみ、複利運用なし、スプレッド20）で、プロフィットファクタ1.58、利益190万円程度の結果です。 さらに、複利運用モードを使うと、証拠金3万円で始めても、4年半～6年半後には1000万円を超える シミュレーション結果になります。 2007.01月、3万円で開始 2010.02月、100万円越え 2012.02月、1000万円越え 2014.01月、3万円で開始 2017.09月、100万円越え 2020.06月、1000万円越え 以下の対応も行うことで収益性を上げています。 ■エントリー条件 移動平均(EMA)を利用して、トレンドの方向を確認 明らかなトレンド発生している場合は、逆方向にはエントリーしない ■クローズタイミング エントリーに設定した指値、逆指値（バックテストで最適値を調整）での決済をベースとし、 以下のような条件を満たした場合にも、勢いがなくなったと判断して、 ポジションをクローズするようにしています。 ・短期間で一気に上昇(下降) ・最近の最高値(最安値)を一旦超えたが、すぐに最高値(最安値)以下に戻された ・エントリー後、一定時間経過した（だいたい１日） ・一定以上の含み益を得た後、下落した ・急激な上下ヒゲ発生 狙った方向に動かなかったら（逆方向に動いてしまったら）早めに諦めるため、勝率は高くはないですが、 負け額よりも大きく利益を取る、損小利大（リスクリワードを高くする）タイプのロジックです。 EAは15分足用です。チャートは別の時間足を設定していても問題ありません。 15分足確定時のみ動作し、15分足確定済みのデータのみを使用し、エントリー、クローズ判定を行います。 確定済みの条件で判定し成り行きエントリーするため、バックテストと実運用時の差異を出にくくしています。 バックテストの結果をもとにUSDJPY、GBPJPY、EURJPYで使用できるようにしています。 パラメータは基本的にプログラム内部で保持し（エキスパート設定で変更不要とし）、通貨ペアに応じて自動で切り替えるようにしています。 以下パラメータのみ必要により変更下さい。 複利運用モードも設けていますので使用可能です。 初期設定では緩めの複利運用モードにしています。ロット固定で運用したい場合はオフにしてください。 どの程度の比率でポジションを増やしていくか、調整して利用してください。

パラメータ	内容
MagicNumber_Hl	マジックナンバーです。基本、変更は不要と思いますが、本EAを同じ通貨で複数実行するようなことがあればそれぞれ変更下さい。
Lots	注文ロット数です。 初期状態では1万通貨(0.1)としているため、ご予算に応じて調整下さい。
複利運用基準値	複利運用を無効（ロット数をLotsの設定に固定）にする場合は0を設定してください。 複利運用する場合は基準額を入力します。 「注文ロット数= (有効証拠金 / この基準値) * Lots」※ で計算して、注文を行います。 初期値では30万円(=300000)としています。 有効証拠金100万円に対して0.33ロットの割合で注文を行います。 例） 有効証拠金の増減に応じて以下となります。    Lots=0.1, 基準値=1000000の場合： 　　　有効証拠金=100万円 => 注文ロット数=0.1 　　　有効証拠金=50万円 => 注文ロット数=0.05 　　　有効証拠金=10万円 => 注文ロット数=0.01 　　　有効証拠金=200万円 => 注文ロット数=0.2    Lots=0.05, 基準値=100000の場合： 　　　有効証拠金=10万円 => 注文ロット数=0.05 　　　有効証拠金=20万円 => 注文ロット数=0.1 　　　有効証拠金=100万円 => 注文ロット数=0.5    Lots=0.1, 基準値=300000の場合 　　　有効証拠金=10万円 => 注文ロット数=0.03 　　　有効証拠金=30万円 => 注文ロット数=0.1 　　　有効証拠金=100万円 => 注文ロット数=0.33 ※ただし、0.01未満となる場合は0.01ロット、20.0を超える場合は20ロットとします。端数は四捨五入します。
許容スプレッド	スプレッドが広がった際に、どこまで許容するかの指定です。 この値以上にスプレッドが広がった場合はエントリーを控えます。
トレンドモード	「あり」「なし」のどちらかを設定してください。 「あり」を設定するとトレンドが発生している時に最適化した内部パラメータで動作します。 「なし」を設定するとトレンドがない時に最適化した内部パラメータで動作します。 デフォルトはここ数年の状態に合わせて「なし」にしています。
トレードモード	「自動」「買いのみ」「売りのみ」のいずれかを設定してください。 「買いのみ」は買いのみのトレード、「売りのみ」は売りのみのトレードをします。 「自動」は、買い、売り両方のトレードを行います。

■カスタム設定 以下の「カスタム設定」を"有効"と設定すると、動作パラメータが有効になりますので、もし、ご自分でパラメータ調整等行いたい場合はご使用ください。

パラメータ	内容
カスタム設定	"有効"を設定することで、以降の動作パラメータの設定を有効にできます。
EMA期間	トレンド判定用EMA期間
EMA価格差	トレンド判定用期間計画後のEMA価格差（この価格以上の差があればトレンドがあると判断し逆方向のエントリーはしない）
ローソク足長	エントリー条件を満たしても、ローソク足がこの指定長未満だとエントリーしない
ローソク足長	エントリー条件を満たしても、ローソク足がこの指定長以上だとエントリーしない
逆指値オフセット値	エントリー時に設定する逆指値オフセット（オープン値からのオフセット値(pips)）
指値オフセット値	エントリー時に設定する指値オフセット（オープン値からのオフセット値(pips)）
BB期間	ボリンジャーバンドの期間
BB標準偏差倍率	ボリンジャーバンドの標準偏差倍率
BB幅	ボリンジャーバンドの有効幅（この幅以下に収縮した場合のみエントリーする(pips)）
保持期間	ポジション保持期間（ローソク足数）

＃固定運用（複利運用なし） GBPJPYでの1万通貨固定（１ポジションのみ、複利運用なし、スプレッド20）で、2007/01/01～2020/12/31で実施したテスト結果は以下です。 プロフィットファクタ1.57程度、利益196万円程度の結果です。 <2007/01/01～2021/01/12>
EURJPY、USDJPYではそれぞれ以下です。



＃複利運用あり GBPJPYでの結果ですが、複利運用モードで運用した場合、Lots=0.01(1千通貨)、複利運用基準値=12000円の設定で 有効証拠金=30000円で、2007/01/01に運用開始すると、2012/02には1000万円を超えるシミュレーション結果になります。 2007.01月、3万円で開始 2010.02月、100万円越え 2012.02月、1000万円越え 2016.06月、1億円越え（※1ポジションの上限の関係上、複利運用は2500万くらいまで） <2007/01/01～2020/12/31> 2014/01/01に運用開始した場合でも、2020/06には1000万円を超えるシミュレーション結果になります。 2014.01月、3万円で開始 2017.09月、100万円越え 2020.06月、1000万円越え <2014/01/01～2020/12/31> EURJPYでも、Lots=0.01、複利運用基準値=10000円の設定で、2013/01/01に運用開始すると、2020/10には1000万円を超えるシミュレーション結果になります。 USDJPYでも、Lots=0.01、複利運用基準値=8000円の設定で、2014/01/01に運用開始すると、2019/11には1000万円を超えるシミュレーション結果になります。 !!!!! 注意 !!!!! 複利運用すると、連敗に出くわすと、一気に資金を失ってしますので、 基準値を上げ過ぎないよう要注意です！ ■バージョン情報 == Ver1.04 == ・サポート通貨ペアをGBPJPY、EURJPY、USDJPYに限定 ・「トレンドモード」を自動で切り替えるモードを追加（デフォルト設定） ・ロジック、パラメータを見直し、バックテストでの収益性が全期間で出来るだけ均一になるように改善。 == Ver1.03 == Ver1.03で、内部保持していたパラメータのいくつかを変更可能にしています。
「カスタム設定」を"有効"と設定すると、パラメータが有効になりますので、もし、ご自分でパラメータ調整等行いたい場合はご使用ください。
== Ver1.02 == Ver1.02で「トレンドモード」を追加しています。 「なし」を設定すると、ここ数年のトレンドが出ていない状態に合わせて一部最適化した内部パラメータで動作するようにしました。 ■その他・注意事項 ・不具合を原因とする場合を含め、利用者の損失をEA開発者が補填することは致しかねますのでご了承ください。 　（もちろん、不具合発覚時には、迅速に不具合解決に取り組みます。） ・当商品は利益を保証するものではありません。バックテストやフォワードテストと実際の運用では差が生じる可能性があります。