正直ブレイクアウト

■基本的には高値か安値を抜けたらその方向にポジションを持つと同時に、設定した幅のトレール注文を置きます。 ■ただし、やみくもにブレイクアウトで入るとダマシで負けまくるため、ある移動平均線とストキャスを使って、本当にトレンドが伸びそうなブレイクアウトのタイミングだけでエントリーをします。 ■ブレイクアウトのチャンスになると逆指値で新規注文が入りますが、トレンドが本物でないと判断されると注文が取り消しになります。相場の展開にもよりますが、注文が取り消されずにエントリーに至るのは10回に2～3回くらいです。 ■勝率と利益のバランスを取るために、トレール幅が違う二つのポジションを持つようになっています。両者のエントリータイミングは同じですので、値幅が狭くてすぐに決済される勝率重視のポジションと、値幅を広く取っているので勝率は低いものの、トレンドが伸びると大勝ちを狙えるポジションを併用するイメージです。 もちろんまったく同じ値幅で運用しても良いですが、負けが続くと精神衛生上良くないので、開発者は両者の値幅はぜんぜん違うものにするのが好きです。 ■通貨ペアは、主要どころだとポンド円とユーロドルが勝てました。それ以外の通貨ペアはあまりブレイクアウト自体に優位性がないかもしれません。 ■4時間足以上でないとたぶん勝てません。1時間足以下はブレイクアウトの信頼性が低い模様です。逆に日足だと、トレード回数があまりに少なくなりすぎるため、4時間足一択です。 ■各種パラメーターの意味 ・Lots：ロットです ・Magic NumberA・B：二つポジションを持つのでAとBがあります ・Slippage：許容するスベリ幅です。ブレイクアウトなので割と重要です ・TrailingStopA：1つ目のポジションのトレール幅です。ポジションを持つと同時にこの値幅でトレーリングストップが始まります ・TrailingStopB：2つ目のポジションのトレール幅です。ポジションを持つと同時にこの値幅でトレーリングストップが始まります ・MAPeriod：トレンドを判断するある移動平均線の期間です。個人的にはここはあまりいじらない方が良いと思います。期間40くらいの中期的なトレンドにおいて、ブレイクアウトに乗ることがコンセプトのため、例えば超短期で勝てる設定があったとしても、それはもうコンセプトと違う別の手法になるからです。 ・StochasticKPeriod：ストキャスの設定値ですが、特にいじらないことを前提にしています ・StochasticDPeriod：ストキャスの設定値ですが、特にいじらないことを前提にしています ・StochasticSPeriod：ストキャスの設定値ですが、特にいじらないことを前提にしています ・StochasticUpperLevel：トレンドを判断するときのストキャスティクス上限です。値が100から離れるほどエントリー回数が増えて、勝率が下がるはずです。 ・StochasticLowerLevel：トレンドを判断するときのストキャスティクス下限です。値が0から離れるほどエントリー回数が増えて、勝率が下がるはずです。 ・HLBandPeriod：ブレイクアウトの基準とする、過去●本文のローソク足の高値、あるいは安値を設定できます ・HLBandPips：高値や安値を何pips抜けたらブレイクアウトと見なすかを設定できます