皆さんは普段のトレードで "スプレッド" を意識して取引しているでしょうか?
ブローカーから提供されている情報の1つにスプレッドが挙げられますが、あまり使用しているという話は聞きません。
使ったとしても「約定するときの取引コストを減らす」くらいの位置付けではないでしょうか?
実はスプレッドを上手に活用すると、普段のトレードの質を1ランク上げることができます。
個人投資家は殆どスプレッドを意識して見ませんが、機関投資家は重要指標の1つとして位置付ける程注目しています。
そんなスプレッド情報を、現在値だけでなく過去値も全て表現したものが本インジケータになります。
メインチャートにAsk価格、サブチャートにスプレッド値が表示できるよう、2つセットでの販売になります。
スプレッドとは
スプレッドは、買値(Ask) - 売値(Bid) で求められる差です。
トレーダーならスプレッドは常に変動している事を理解していると思います。
スプレッドが変動する内訳は、大きく以下に集約されます。(ざっくりとした説明に留めます)
①インターバンク市場のBid/Ask差
Citi や JPMorgan は聞いたことがあると思います。
彼らは市場の価格を提示し、市場に流動性を与える側の存在です。
流動性はマッチングのしやすさです。
買い手1Lotの注文を約定させるためには売り手1Lot(同数)の注文が必要です。(=マッチング)
もし市場が閑散としていたらマッチングが出来なくなります。(買い手がいるのに売り手が見つからない状態)
そこで、遠い(不利な)価格帯で売ってくれる売り手とマッチングできるようにスプレッドを広げます。
彼らは流動性を市場に提供する(いつでもマッチングができる環境を用意する)ことが使命なので、市場の流出入状態、ボラティリティ、リスク等に応じてスプレッドを調整しています。
大元のスプレッドはここからきています。
②ブローカーのマークアップ
我々が取引で使用するFX会社(ブローカー)の仲介手数料が①に上乗せされます。(0.1~1.0pips程度)
取引手数料を別途で取らない口座タイプはスプレッドに手数料を織り込んでいます。
それ以外に①と同様に市場の流動性やボラティリティ、リスクに応じて広げることがあります。(ブローカーの損失回避)
提供されているのに誰も見ていない
機関投資家は重要視するスプレッドですが、個人投資家は見向きもしません。
これは非常にもったいないことです。
ブローカーから提供される情報には
・4本値 (Open, High, Low, CLose)
・時間 (Time)
・出来高 (Volume)
・TickVolume
・Spread
があります。
移動平均線等のインジケータはこれらの生データをもとに二次的に作成されます。
スプレッドが注目されない要因は2つです。
① MT4時代に取得する術がなかった
AskとBidの差から現時点のスプレッドを取得することは可能です。
しかし、過去のスプレッドを時系列で確認することはできませんでした。
② スプレッドの扱い方が分からない
「ただのAskとBidの開きでしょ?」と捉える人がほとんどです。
しかし、スプレッドが拡大する理由・縮小する理由が分かれば使い方の幅は広がります。
スプレッドは値を直接見ただけでは得られる情報が限られます。
しかし、「どのタイミングで広がったか?」「どういう理屈で広がるのか?」を理解することで得られる情報量が格段に増えます。
スプレッドは逐次変動するので、M1やM5のような短期スケールの方が機微な変化を見つけることができます。
↓MT4のヒストリーセンター
MT5になってからはヒストリーセンターにスプレッドの項目が追加されています。
ブローカーが正式に過去のバー単位の平均スプレッドを提供してくれているのです。
目的はマッチングについて理解を深め、不利な約定を避けること
「今エントリーしよう!」と思って発注ボタンを押した時に、直後スプレッドが拡大し不利なレートでポジションを掴まされた経験はないでしょうか?
特定の瞬間だけスプレッドが跳ねる現象が構造的に起こるポイントがあり、そこでエントリーしている可能性が高いのです。
代表的なものとして...
・深夜 → 早朝のロールオーバー
日付が変わるタイミングにスプレッドが広がることは既知の事実です。
実際に可視化してみると、これくらいインパクトがあります。以下の画像は平均的なスプレッドの挙動ですが、早朝は平常時の10倍以上拡大していることが分かります。
多くのトレーダーは0時台(EET)の取引を避けますが、厳密にはスプレッドが拡大を始めるのは23時台であり、縮小が始まるのは1時台です。
1分単位でスプレッドの拡縮を監視できれば「手を出せる時間」を厳密に把握することができます。
(過去の傾向を眺めると大体決まった時間に縮小を始めていることが分かります。)
これは寄りから有利な価格で一刻も早く参入したい場合などに有効です。
・ロンドンFix
重要指標が発表された日のロンドンFixでオプションを保有している実需フローに動きがありました。
雇用統計については大々的に取り上げられましたが、それに追随するフローの動向は情報の曖昧さも含まれるためあまり語られません。
フローは大局をけん引する存在なので、極端な変動には注目する価値があります。
指標時もスプレッドは急拡大しますが一瞬で収まり、平均すると恒常的な拡大にならないというケースが多いです。
一瞬で収まる拡大と一定時間残留する拡大は、プレイヤー層の違いから生じるものです。
これは4本値だけでは得られない情報です。
他にも瞬間的な現象として、始値が付いた瞬間や、直近高値・安値、ラウンドナンバー等に到達した瞬間の変化などが挙げられます。
以下はブレイク時の反応です。終値で直近高値安値等を抜けた翌足はスプレッドが拡大する傾向があります。
例えば高値を上にブレイクした場合、市場は価格が上昇することを期待するため、買い手は増加し、売り手は撤退します。
買いたい人はいるのに売り手が近くにおらずマッチングが成立しないため、スプレッドを広げて遠くの売り手とマッチングを成立させようとするのです。
参入が遅れるほど不利なレートで約定することを強いられます。
ブローカーによる違い
レートの提供元が変わればスプレッドの変動の仕方も変わります。
スタンダード口座
ゼロスプレッド口座
↑ スプレッドが0の場合、ヒストグラムは表示されません。
ただし原則ゼロスプレッドの口座タイプでも、地合いに依ってスプレッドが多くの足で付く日もあります。
このような日はブローカー側が事前にリスクを強く警戒していると解釈できます。 (↓ 2026.01.23 USDJPY 5円下落)
まとめると、
・瞬間的な不足は誰かが市場に積極的に介入しているとき (プレイヤーの参入状況による拡大)
・慢性的なスプレッド拡大は、市場がリスクを警戒しているとき (レート提供側の意図的な拡大)
となります。
◇その他の使い方 --
・縮小/拡大の周期
早朝のように、構造上周期的に発生するスプレッド拡大は他にもあります。
M1で見ると5本サイクルで縮小と拡大を繰り返していることが確認できます。
ロジックに支障がなければスプレッドが縮小する周期に合わせて玉操作することでスプレッドコストを抑えることができます。
スキャルピングなど高頻度に取引を行う人ほど、小さな節約の積み重ねが効いてきます。
・戦略の振り返り
局所的なスプレッドの拡大は、高値・安値ブレイクのように、片方向へ需給が偏っている時などに発生します。
あなたが使っている手法が広く知られているものであれば、皆が一斉に同じタイミングを狙って仕掛けてきます。
結果として勝ちトレードに限ってスプレッドが拡大する傾向が出たりします。
他にも、サインツールの矢印はスプレッド拡大時に多く点灯している、といった事象もよく起こります。
もしその事象が当てはまれば皆が狙っているということであり、実取引における収益の再現性が低下する可能性が高まります。
投資家は勝てる手法に群がるので、同じ手法を使っている以上その影響から逃れることはできません。
スプレッドは他者とタイミングをずらし、有利な参入タイミングを測るのに便利な指標です。
現在値だけ把握していても、「今のスプレッドが平常より拡大しているのか、縮小しているのか」は分かりません。
現在に至る過程と比較することで情報解釈の幅が広がり、価値が出てきます。
上図では、平均スプレッドが 2~4ポイント の間で推移していました。
これはエントリーのタイミングが数分ずれるだけでスプレッドコストが2倍になる可能性を含んでいることを示しています。
※私自身、EAの運用においてポジションのコメント欄に取引リクエスト時のスプレッドを残すようにしています。
後からスプレッドの実績を集計して、勝ちトレードのスプレッドが拡大しているかを確認するためです。
機能紹介
・Spread_Meta[main]
Bid終値+Spreadで、実質Ask終値を描画します。
スプレッドが開く瞬間をチャートで視覚的に確認できます。
以下は、BOXを上にブレイクした後スプレッドが拡大する様子です。
スプレッドが平常の水準に戻る時、トレンドも終了します。(ロングショートの偏りが小さく、板が満ちている状態)
(赤:Spread_Meta[Main]、 白:終値)
スプレッドの拡大過程と縮小過程で、色分けが可能になっています。
スプレッドの拡大はトレンドの推進局面、縮小はトレンドの調整局面に多く見られます。
・Spread_Meta[sub]
サブウィンドウに表示するヒストグラムタイプのインジケータで、各バーの平均スプレッドが表示されます。
Spread_Meta[main]と同様に、拡大と縮小過程で色分けが可能です。
Spread_Meta[main]とSpread_Meta[sub]は同じ値を扱っているので、同じバーが着色されます。
加えて、スプレッドの移動平均を算出可能です。
パっと見で平均的なスプレッド水準を把握できます。
商品内容
・Spread_Meta[main].ex5
・Spread_Meta[sub].ex5
データフォルダを開き、 MQL5 > Indicators の中に設置してお使いください。
EAやインジケータの開発を長く続けてきましたが、情報戦が激化していくのを日々感じています。
今までAIは機関投資家だけが先進技術の恩恵を享受できる立場にありましたが、今は個人投資家でも同じ技術が扱える時代です。
同レベルだと思っていた周りの個人投資家も「ただのライバル」から「脅威」に変化し、成長を辞めてしまえば 自分だけが置いて行かれる立場になります。
このインジケータと共にスプレッドという概念を深く理解し、周囲より1ランク上のトレーダーを目指してみてはいかがでしょうか。
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