低ボラティリティでも勝てるトレード手法[為替鬼]
私はFXを始めて今年で12年目になりますが、最近の為替相場のボラティリティ(変動率、値動きの荒れ具合)は、かつて経験したことのないほど低い状態だと日々感じています。
たとえば、最近の「米ドル/円」では、1日の高値と安値の値幅がわずか40PIPSに満たない日も多く、1年前の今頃の活気があった相場とは対照的です。その結果、昨年のような値動きのあるときに上手くいった手法は、現在ほとんど通用しなくなり、小さな値動きでも機能する手法への切り替えが急務でした。FXトレードを生業としている私にとって、相場のボラティリティが小さいことの原因究明は、正直、どうでもよいことです。
私にとって重要なことはただひとつ、この小さな値動きでもトレード機会を確保し、安定的に利益を出し続けることです。今回の記事では日々の検証と実践で培った、低ボラティリティでも勝てるトレード手法を、順を追ってご説明していきます。
※この記事は、FX攻略.com2014年9月号の記事を再編集したものです
目次
1. ボラティリティは本当に下がったのか
2. ボラティリティを測定する方法
3. 相場のいき過ぎをどうやって見つけるか
4. ボリンジャーバンドは工夫次第で使える
5. V・I+B・Bで驚くほどの精度が
●文字数:2808文字(見出し含む)
●画像:6点
※この記事は、FX攻略.com2014年9月号の記事を再編集したものです
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