第2回 上昇?下降?どっちに動くの?
FXをやるにあたって、「上がるか、下がるか?」
とあなたは予想をなんとなくしていませんか?
新聞、テレビ、ネットの経済情報を見て、トレードして勝てるほど、相場は甘くありません。
予想は、私達トレーダーにとって大敵です。
(ちなみに私はブログで予想していますが、そのことについては後で書きます)
近いところで言えば、イギリスのEU離脱の国民投票、有識者は残留がほぼ100%でしたよね。
でも結果はご存知のとおり、離脱に軍配が上がりました。
もっと古い例を挙げましょうか。
初代IBM社長はこう言いました。
「コンピューターの需要は世界全体で5台ぐらいだろう」
1900年初頭のサイエンス誌はこう書いています。
「自動車の技術は限界に達した」
1950年のコンピューター専門誌はこう書いています。
「真空管18000本で30トンの重さのコンピューターは、将来的に、真空管1000本、1.5トンほどになるだろう」
そして同じ頃、またIBMが再発言します。
「コンピューターに商業的可能性はない」
1970年台では、コンピューター企業で、
「個人が家庭にコンピューターをおく理由などない」
と断言しています。
ちなみにこの企業、倒産してます(^_^;)
「さすがに古過ぎませんか~?」という人も、
ショルダーホンと呼ばれた携帯電話が、手のひらに収まり、スマホになり小型コンピューター並の機能になることを、誰が思っていたでしょうか?
人間の予想なんて、あてにならないのです。
年始の株価予想や為替予想がありますが、私は年末に当たっているアナリスト、ストラジテストと呼ばれる人を見たことがありません。
当たっていても異常にその予想幅が広かったりと、
「まあ、どうなのかね~」と首をかしげたくなるものもあります。
では、そんな未知の値動きに、私たちはどうすればよいのでしょうか?
ファンダメンタルズ分析にしろ、テクニカル分析にしろ、間違いがあれば、すぐに正し、後出しジャンケンをするように心がけるということが肝心です。
FXでいうところの戦術の、
「損切り」、そして「勝ち馬に乗る、トレンドに乗っかる」
ということです。
これができれば、まずは大きくは負けません。
はじめに、
「私はブログで予想しています」
というのも、あくまで予想で、負けていたり、負けそうになったら、ポジションを整理して、仕掛け直す。
ということを前提で予想をしているのです。
トレードにおいて、思い込みによる初志貫徹、は大怪我のもとです。
付和雷同でナンパ的な相場の見方のほうがうまくいきます。
まずはこのことを頭に入れてトレードしてみましょう。
矢田の成績等はコチラ http://fx-mental.info/
よろしいですか?