Trading View仕様
KENVO Stage Analysis Pro【株式用】
Stage Analysis × Trend Template × VCP
トレンドフォロー投資を、もっとシンプルに、もっと客観的に
はじめに
株式投資では、多くの人が「どの銘柄を買えばよいのか」という問いから始めます。
もちろん、それも大切です。
しかし、長年マーケットを見続けて感じることは、「何を買うか」も大事ですが、それ以上に、「いつ買うか」が投資成果を大きく左右するということです。
どれほど優れた企業でも、タイミングを間違えれば利益は伸びません。反対に、上昇トレンドが始まったばかりの局面でエントリーできれば、比較的少ないリスクで大きな値幅を狙える可能性があります。
ところが現実には、多くの投資家が次のような経験をしています。
- 「そろそろ底だろう」と思って買ったら、さらに下落した。
- 高値更新を見て飛びついたら、その日が天井だった。
- 良い銘柄だと思っていたのに、思うように上昇しなかった。
- 売るタイミングが分からず、利益を失ってしまった。
これらは、決して珍しいことではありません。
その理由の一つは、相場の「局面」を客観的に判断できていないからです。
【三井住友フィナンシャルグループ:8316】
なぜ、このインジケーターを開発したのか
私はこれまで、さまざまな投資手法やテクニカル分析を研究してきました。
その中でも特に再現性が高いと感じたのが、スタン・ウエスタインの「Stage Analysis」と、マーク・ミネルヴィニの「Trend Template」という考え方です。
どちらも、「上昇トレンドに乗る」というシンプルな思想に基づいています。
しかし、実際にチャートで実践しようとすると、
- 30週移動平均線は上向きか
- 50日・150日・200日移動平均線の並びはどうか
- 株価は52週高値に近いか
- 出来高は十分に増えているか
- ボラティリティは収縮しているか
- ブレイクアウトとして信頼できるか
など、多くの項目を毎回確認する必要があります。
理論は優れていても、実践となると時間がかかり、判断に迷うことも少なくありません。
そこで開発したのが、KENVO Stage Analysis Proです。
本インジケーターは、これらの考え方を参考にしながら、複数の分析要素を一つに統合し、「今、この銘柄はどのような状態なのか」を視覚的に把握できるよう設計しました。
KENVO Stage Analysis Proとは
KENVO Stage Analysis Proは、トレンドフォロー投資をサポートするTradingView専用インジケーターです。
売買を自動で行うツールではありません。
また、「このシグナルが出たら必ず上昇する」といったものでもありません。
本インジケーターが目指しているのは、
感情ではなく、客観的なルールで相場を判断すること
です。
相場には、必ず不確実性があります。
だからこそ、一貫した基準を持つことが重要です。
KENVO Stage Analysis Proは、そのための「共通言語」となるよう設計しています。
【三菱UFJフィナンシャルグループ:8306】
現在の三菱UFJの状態は、
✅ Stage2(上昇トレンド)
✅ Trend Template 8/8(理想的なトレンド)
✅ RS Strong(市場平均より強い)
✅ Score 91点(A+)
と、長期的な評価は非常に高い状態です。
一方で、
- Breakout:NO
- VCP:No
- Signal:WATCH
となっているため、長期トレンドは非常に良好ですが、「今この瞬間が最適な買いタイミング」とまでは判断していないことが分かります。
つまり、このインジケーターは「強い銘柄であること」と「買うタイミングであること」を分けて評価しています。
現時点では『強い銘柄なので監視を続け、出来高を伴うブレイクアウト(BUY)やVCP BUYを待つ』というのが、このインジケーターの推奨する行動になります。
このインジケーターが目指す投資スタイル
本インジケーターは、「安く買って高く売る」ことよりも、
「上昇トレンドが確認できた銘柄に乗る」
という考え方を採用しています。
これは、一見すると高値で買っているように見えるかもしれません。
しかし、実際には多くの大きな上昇相場は、「高値更新」から始まることが少なくありません。
重要なのは、
「安い価格」
ではなく、
「上昇が継続する可能性が高い局面」
を見つけることです。
そのため、本インジケーターでは、
- トレンドの方向
- 長期移動平均線の状態
- 出来高の変化
- Relative Strength
- VCP
- ブレイクアウト
といった複数の要素を組み合わせ、一つの判断材料として表示しています。
KENVO Stage Analysis Proで分かること
チャートを開くだけで、次のような情報を確認できます。
✓ 現在の相場ステージ(Stage1〜Stage4)
✓ 長期トレンドの完成度
✓ 市場全体と比較した相対的な強さ(Relative Strength)
✓ 出来高の状態
✓ VCP(Volatility Contraction Pattern)の形成状況
✓ ブレイクアウトの有無
✓ 押し目買い(ADD)の候補
✓ 利益確定や警戒を検討すべき局面
✓ 現在の総合評価(Score)
✓ 現在取るべき行動(WATCH・BUY・ADD・VCP BUY・WARNING・EXIT)
これらを個別に確認する必要はありません。
一つの画面で、現在のチャートの状態を総合的に把握できるよう設計されています。
この商品は、このような方におすすめです
- 米国株・日本株で中長期のトレンドフォロー投資を行いたい方
- ブレイクアウト投資を体系的に実践したい方
- チャート分析に時間をかけすぎてしまう方
- 売買ルールをできるだけ客観化したい方
- 感情ではなく、一定の基準で投資判断を行いたい方
一方で、数秒〜数分単位の超短期売買や、出来高の少ない銘柄・市場では、本インジケーターの特性を十分に発揮できない場合があります。
次章では、
KENVO Stage Analysis Proを構成する各機能について詳しく解説します。
Stage Analysis、Trend Template、Relative Strength、VCP、BUY、ADD、VCP BUY、WARNING、EXIT──。
それぞれのシグナルがどのような市場環境を表しているのか、そしてどのように活用すればよいのかを、実際の投資判断につながる視点から順番に説明していきます。
第2章 KENVO Stage Analysis Pro の各機能
本章では、本インジケーターを構成する各機能について詳しく説明します。
重要なのは、
「どんな機能があるか」
ではなく、
「その表示が何を意味しているのか」
を理解することです。
市場参加者の心理を理解しながら使うことで、本インジケーターはより大きな力を発揮します。
【キオクシアホールディングズ:285A】
現在のキオクシアホールディングズは、
- ✅ Stage2(長期トレンドはまだ上向き)
- ⚠️ Trend Template 6/8(条件不足)
- ❌ RS Weak(市場平均より弱い)
- ❌ Breakoutなし
- ❌ VCPなし
- ⚠️ Risk:CAUTION
- ❌ Signal:NO TRADE
- ❌ Score:47点(D)
という状態です。
つまり、
「長期トレンドは完全には崩れていないものの、買いを検討できるだけの条件は揃っていない」
という評価になります。
本インジケーターとしては、
新規エントリーは見送り、条件が改善するまで監視を続けることを推奨する場面です。
① Stage Analysis
「今、相場のどの局面にいるのか」を判断する
KENVO Stage Analysis Proの土台となる考え方が、Stage Analysisです。
株価は一直線に上昇することはありません。
どの銘柄も、
下落しては上昇し、
上昇しては調整し、
また上昇する、
というサイクルを繰り返しています。
そのサイクルを大きく4つに分類したものがStage Analysisです。
本インジケーターでは30週移動平均線を基準に、
現在がどの局面にあるのかを自動判定しています。
Stage1(底値形成)
長期間下落したあと、
株価が横ばいになり始めた状態です。
売り圧力は徐々に弱まっていますが、
まだ買い手が優勢とは言えません。
出来高も少なく、
方向感もはっきりしないことが多い局面です。
ここで焦って買ってしまうと、
まだ下降トレンドが続いているだけだった、
ということも珍しくありません。
本インジケーターでは、
Stage1は
「監視を始める局面」
と考えています。
Stage2(上昇トレンド)
本インジケーターが最も重要視しているステージです。
30週移動平均線が上向きになり、
株価もその上で推移しています。
つまり、
市場参加者全体として
「買いたい人」
が優勢になっている状態です。
この局面では、
押し目が入っても比較的買いが入りやすく、
ブレイクアウトも成功しやすくなります。
そのため、
本インジケーターの
<BUY>
<ADD>
<VCP BUY>
は、
原則としてStage2でのみ表示されます。
これは
「トレンドに逆らわない」
という投資思想に基づいています。
Stage3(天井形成)
Stage3は、
上昇トレンドが終盤に近づき始めた状態です。
株価はまだ高い位置にありますが、
以前のような勢いはなく、
高値更新も難しくなってきます。
出来高を伴う下落が増えたり、
長い上ヒゲが出たりすることもあります。
この局面では、
新規に買うよりも、
利益を守ることを優先した方がよいケースが増えてきます。
Stage4(下降トレンド)
30週移動平均線が下向きとなり、
株価もその下で推移している状態です。
下降トレンドでは、
「そろそろ反発するだろう」
という期待だけで買ってしまうと、
さらに下落することがあります。
本インジケーターでは、
Stage4は
「新規買いを控える局面」
と位置付けています。
EXITシグナルも、
この考え方に基づいて表示されます。
② Trend Template
「上昇している」ではなく、「質の高い上昇」を見つける
株価が上昇しているからといって、
必ずしも良い投資対象とは限りません。
例えば、
短期的に急騰しただけの銘柄もあります。
反対に、
長期移動平均線がきれいに上向き、
安定して上昇を続けている銘柄もあります。
この違いを見極めるために、
本インジケーターでは
Trend Templateを採用しています。
Trend Templateで確認していること
現在のバージョンでは、
主に以下のような項目を総合的に評価しています。
- 50日移動平均線
- 150日移動平均線
- 200日移動平均線
- 200日移動平均線の方向
- 株価と長期移動平均線との位置関係
- 52週高値との位置
- 52週安値との位置
- Relative Strengthの方向
これらを総合評価し、
現在のトレンドが理想的な状態かどうかを判定しています。
PASS
PASSは、
長期トレンドが安定しており、
多くの条件が揃っている状態です。
「これだけで買い」
という意味ではありません。
しかし、
トレンドフォロー投資を行う上では、
非常に望ましい状態と言えます。
FAIL
FAILは、
まだ条件が十分整っていない状態です。
移動平均線の並びが乱れていたり、
長期トレンドが完成していなかったり、
市場全体と比較して強さが不足している可能性があります。
「悪い銘柄」という意味ではありません。
「まだ待つ価値があるかもしれない銘柄」
と考えてください。
③ Relative Strength(RS)
「市場より強い銘柄」を探す
投資家は、つい「上昇している銘柄」に目が行きがちです。
しかし、本当に重要なのは、
市場全体と比べて、その銘柄が強いかどうかです。
例えば、市場全体が20%上昇している中で、その銘柄が10%しか上昇していない場合、その銘柄は市場平均より弱いと考えられます。
一方、市場全体が5%しか上昇していないにもかかわらず、その銘柄が25%上昇しているのであれば、相対的に非常に強い銘柄と言えます。
本インジケーターでは、このような「市場との比較」をRSとして表示しています。
現在のバージョンでは、RSが上向きかどうかを評価し、Strong / Weakとして表示しています。
【Micron Technology:MU】
現在のMicron Technologyは、
- ✅ Stage2(長期トレンドは維持)
- ✅ Trend Template 7/8(かなり良好)
- ❌ RS Weak(市場平均より弱い)
- ❌ Breakoutなし
- ❌ VCPなし
- ✅ Risk:Normal
- ❌ Signal:NO TRADE
- ⚠️ Score:60点(C)
という状態です。
つまり、
「長期トレンド自体は悪くないが、今このタイミングで飛びつく理由はまだ不足している」
という評価になります。
RSがStrongへ改善し、出来高を伴うブレイクアウトやVCP形成が確認できれば、Scoreも上昇し、BUYやVCP BUYにつながる可能性があります。
ベンチマーク(Benchmark)について
KENVO Stage Analysis Proでは、Relative Strength(RS)を判定するために「ベンチマーク(比較対象)」を設定できます。
ここでいうベンチマークとは、
「現在分析している銘柄を、どの指数や市場と比較するか」
を指定するものです。
例えば、ある銘柄が20%上昇していても、市場全体が30%上昇しているのであれば、その銘柄は市場平均より弱いと言えます。
反対に、市場全体が5%しか上昇していないにもかかわらず、その銘柄が20%上昇しているのであれば、市場平均より強い銘柄と考えることができます。
このような「市場との比較」を行うために利用するのがベンチマークです。
ベンチマークは何を選べばよいですか?
基本的には、分析する銘柄が属する市場を代表する指数やETFを設定してください。
米国株の場合
米国株を分析する場合は、
- SPY(S&P500 ETF)
- QQQ(NASDAQ100 ETF)
のいずれかをおすすめします。
一般的な大型株であればSPY、ハイテク・グロース株であればQQQを基準にすると、市場全体と比較した相対的な強さを把握しやすくなります。
日本株の場合
日本株を分析する場合は、
TOPIXに連動するETFや日経平均連動ETFなど、市場全体を代表する指数をベンチマークとして設定することをおすすめします。
例えば、
- TOPIX連動型ETF:1306
- 日経平均連動ETF:1321
などが候補になります。
どちらを選ぶかは絶対的な正解があるわけではありませんが、多くの銘柄を分析する場合はTOPIX系を基準にすると、市場全体との比較がしやすくなります。
初期設定について
初期設定では「SPY」が選択されています。
これは米国株を利用するユーザーが多いことを想定した設定です。
日本株をご利用の場合は、日本市場を代表する指数やETFへ変更することをおすすめします。
ベンチマークを変更すると何が変わりますか?
ベンチマークを変更すると、
Relative Strength(RS)の判定が変わります。
例えば、
同じ銘柄でも、
S&P500と比較した場合はStrongでも、
NASDAQ100と比較するとWeakになることがあります。
これは、それぞれ比較対象となる市場の値動きが異なるためです。
そのため、分析する市場に応じて適切なベンチマークを設定することが重要です。
初めて利用する方へのおすすめ
どれを選べばよいか迷った場合は、次の設定から始めることをおすすめします。
分析対象 | 推奨ベンチマーク |
米国大型株 | SPY(S&P500 ETF) |
米国ハイテク株 | QQQ(NASDAQ100 ETF) |
日本株 | TOPIX連動型ETF(1306) |
慣れてきたら、ご自身の投資スタイルに合わせて比較対象を変更してみてください。
同じ銘柄でも、どの市場と比較するかによって見え方が変わることがあります。それもRelative Strength分析の面白さの一つです。
④ VCP(Volatility Contraction Pattern)
大きな上昇の前に現れやすい「静けさ」を捉える
VCPとは、価格変動(ボラティリティ)と出来高が徐々に小さくなっていく現象です。
これは、売りたい投資家が減り、株価がエネルギーを蓄えている状態とも考えられます。
イメージとしては、バネをゆっくり押し縮めているようなものです。
強く押し縮められたバネほど、大きく跳ね返る力を持っています。
株価も同じように、十分な収縮を経た後に買いが集まると、大きな上昇につながることがあります。
本インジケーターでは、
- ATR(平均的な値動き)
- ボリンジャーバンド幅
- 出来高の収縮
という複数の要素を組み合わせ、VCPの形成状況を判定しています。
そして、その収縮状態から出来高を伴って上放れたときに、最も評価の高い「VCP BUY」シグナルを表示します。
VCP BUYは、「必ず上昇するサイン」ではありません。しかし、本インジケーターでは、最も多くの条件が揃ったエントリー候補として位置付けています。
第3章 シグナルの見方と実践的な活用方法
KENVO Stage Analysis Proでは、現在のチャートの状態に応じて、6種類のシグナルを表示します。
重要なのは、
シグナルを「命令」として受け取るのではなく、「市場からのメッセージ」として理解することです。
どのシグナルも、将来の値動きを保証するものではありません。
しかし、それぞれのシグナルが示す市場環境を理解することで、より一貫した投資判断につなげることができます。
WATCH
「買う準備」を始めるシグナル
WATCHは、本インジケーターにおける最初のシグナルです。
このシグナルが表示されたからといって、すぐに買う必要はありません。
むしろ、「これから注目すべき銘柄になった」という意味で受け取ってください。
現在は、
- Stage2に入り始めている
- Relative Strengthが改善している
- トレンドが整い始めている
など、良い変化が現れ始めています。
しかし、
出来高やブレイクアウトなど、まだ決定的な条件は揃っていません。
そのため、
WATCHが表示されたら、
まずは監視リストへ追加し、
今後の値動きを継続して観察することをおすすめします。
BUY
王道のブレイクアウトシグナル
BUYは、本インジケーターの基本となるエントリーシグナルです。
このシグナルは、
- Stage2
- Trend TemplateがPASS
- 出来高を伴ったブレイクアウト
という複数の条件が揃ったときに表示されます。
これは、
「市場参加者が、その価格帯を突破したことを評価し始めた」
可能性を示しています。
言い換えれば、
「上昇トレンドが次の段階へ進む可能性がある」
というサインです。
本インジケーターでは、
最初のエントリーを検討するタイミングとして位置付けています。
ただし、
BUYシグナルだけで判断するのではなく、
ScoreやVCP、出来高なども合わせて確認すると、より精度の高い判断につながります。
ADD
最初の押し目を狙うシグナル
株価は、ブレイクアウトしたあとも一直線に上昇するとは限りません。
多くの場合、
一度利益確定売りが入り、
押し目を作ります。
しかし、
本当に強い銘柄では、
その押し目で再び買いが入り、
上昇トレンドが継続することがあります。
ADDは、
そのような
「ブレイクアウト後の最初の押し目」
を検出することを目的としています。
このシグナルは、
すでに保有しているポジションへの追加投資を検討する場面だけでなく、
BUYシグナルを見逃した方が、改めてエントリーを検討するタイミングとしても活用できます。
ただし、
下降トレンド中の反発ではなく、
あくまで
上昇トレンドが継続していること
が前提となります。
そのため、
Stage2やTrend Templateなどの条件も合わせて確認してください。
VCP BUY
本インジケーターで最も評価の高いシグナル
VCP BUYは、
KENVO Stage Analysis Proの中で、
最も多くの条件が揃った状態を示すシグナルです。
VCP(Volatility Contraction Pattern)が形成され、
価格変動と出来高が十分に収縮したあと、
出来高を伴ってブレイクアウトした場合に表示されます。
これは、
市場において、
売りたい投資家が減少し、
買い需要が優勢になり始めた可能性を示しています。
もちろん、
VCP BUYだから必ず上昇するわけではありません。
しかし、
本インジケーターでは、
最も期待度の高いエントリー候補
として位置付けています。
WARNING
利益を守るための警戒シグナル
WARNINGは、
「すぐ売る」
という意味ではありません。
現在のポジションを見直すタイミングを知らせるシグナルです。
例えば、
- 出来高を伴う下落
- 高値圏での失速
- トレンドの勢いの低下
などを検出した場合に表示されます。
上昇トレンドは、
ある日突然終わるわけではありません。
少しずつ市場参加者の心理が変化し、
利益確定売りが増え、
トレンドが弱くなっていきます。
WARNINGは、
そのような変化を早めに把握するためのシグナルです。
このシグナルが表示されたら、
利益確定、
ストップロスの見直し、
ポジションサイズの調整など、
リスク管理を意識してください。
EXIT
下降トレンド入りを示すシグナル
EXITは、
本インジケーターにおいて、
最も強い警戒シグナルです。
Stage4へ移行し、
下降トレンド入りした可能性を示しています。
トレンドフォロー投資では、
「どこで買うか」と同じくらい、
「どこで撤退するか」
が重要です。
多くの投資家は、
利益を得る方法よりも、
損失を小さくする方法に悩みます。
EXITシグナルは、
その判断を補助するために設計されています。
もちろん、
このシグナルが出たら必ず売却しなければならないという意味ではありません。
投資スタイルや保有期間によって判断は異なります。
しかし、
本インジケーターでは、
「新規買いよりもリスク管理を優先すべき局面」
として位置付けています。
シグナルは単独ではなく、組み合わせて考える
KENVO Stage Analysis Proは、
一つのシグナルだけで売買を判断することを目的としていません。
例えば、
同じBUYシグナルでも、
Scoreが92点で表示されたBUYと、
Scoreが68点で表示されたBUYでは、
チャート全体の完成度が異なります。
また、
BUYとVCP BUYでは、
条件の揃い方が異なります。
そのため、
本インジケーターでは、
「Signal」だけではなく、「Score」「Stage」「Trend Template」「RS」「Volume」などを総合的に確認することをおすすめしています。
一つひとつの情報を組み合わせることで、より納得感のある投資判断につながります。
第4章 ダッシュボードの見方
KENVO Stage Analysis Proでは、チャート上に表示されるシグナルだけでなく、画面右上(設定により表示位置が変わる場合があります)のダッシュボードから、現在のチャートの状態を一覧で確認できます。
ダッシュボードは、本インジケーターの「分析結果」をまとめたものです。
シグナルだけを見るのではなく、各項目を合わせて確認することで、より客観的な投資判断につながります。
Score(総合評価)
Scoreは、本インジケーターが現在のチャートを100点満点で評価した総合スコアです。
これは、
- トレンド
- Relative Strength
- 出来高
- VCP
- ブレイクアウト
- リスク要因
などを総合的に評価した結果です。
Scoreは、
「この銘柄が将来どれだけ上昇するか」を予測する数値ではありません。
あくまで、
「現在のチャートが、本インジケーターの評価基準にどれだけ近いか」
を示しています。
Scoreの目安
90〜100点
理想的なチャートです。
多くの条件が揃っています。
積極的に監視・検討する価値があります。
80〜89点
十分に良好な状態です。
エントリー候補として注目できます。
60〜79点
条件は整いつつあります。
今後のブレイクアウトや出来高の変化を確認しましょう。
40〜59点
まだ条件不足です。
焦ってエントリーするよりも、改善を待つ方が望ましい場面です。
39点以下
本インジケーターでは、現時点で積極的な買いは推奨していません。
Rank
Scoreを、
A+
A
B
C
D
の5段階で表示しています。
一目で現在の評価を把握したい場合に利用してください。
Stage
現在の相場サイクルです。
Stage2であれば上昇トレンド、
Stage4であれば下降トレンドです。
まず、最初に確認していただきたい項目です。
Trend Template
長期トレンドの完成度を示します。
PASSなら、
長期移動平均線や価格位置など、
本インジケーターが重視する条件が概ね揃っています。
FAILの場合でも、
今後改善する可能性があります。
現在の状態を知るための判断材料として利用してください。
RS(Relative Strength)
市場全体との比較です。
Strongなら、
市場平均より強い動きをしています。
Weakなら、
市場平均を下回っています。
トレンドフォロー投資では、
できるだけStrongの銘柄を選ぶことをおすすめします。
VCP
VCP形成候補かどうかを表示します。
YESの場合、
価格変動と出来高が収縮しており、
エネルギーを蓄積している可能性があります。
その後のブレイクアウトにも注目してください。
Breakout
直近高値を突破したかどうかを表示します。
Breakoutだけで判断するのではなく、
出来高やScoreも合わせて確認することが重要です。
ADD Setup
ブレイクアウト後の最初の押し目候補です。
YESになった場合は、
追加エントリーや、
BUYシグナルを見逃した方の再エントリー候補として利用できます。
Volume
出来高の状態です。
Surge
通常より出来高が増えています。
市場参加者が増えている可能性があります。
Dry-up
出来高が減少しています。
売り圧力が弱くなり、
VCP形成につながることがあります。
Pocket Pivot
Pocket Pivotの条件を満たしているかを表示します。
本バージョンでは、
補助情報として利用してください。
将来的なバージョンアップでは、
さらに詳細な解析を予定しています。
Risk
現在のリスク状態です。
CAUTIONが表示された場合は、
利益確定、
ストップロスの見直し、
ポジション管理などを検討してください。
Signal
現在の総合判定です。
ダッシュボードの中で、
最後に確認する項目です。
Signalだけを見るのではなく、
Stage
Score
Trend Template
RS
Volume
なども合わせて確認することで、
より質の高い投資判断につながります。
推奨する使い方
本インジケーターを最大限活用するために、次のような流れをおすすめします。
① Stageを確認する
まずはStage2であることを確認します。
Stage4であれば、新規買いは慎重に判断してください。
↓
② Scoreを見る
80点以上なら監視候補。
90点以上なら積極的に注目します。
↓
③ Trend Template
PASSかどうかを確認します。
↓
④ Signalを見る
WATCH
↓
BUY
↓
ADD
↓
VCP BUY
という流れで相場を確認します。
↓
⑤ Riskを確認する
WARNINGが表示された場合は、
利益確定やポジション管理を意識してください。
よくあるご質問
Q 日足以外でも使えますか?
日足での利用を推奨しています。
4時間足や週足でも利用できますが、パラメーターの最適化は日足を基準にしています。
Q 日本株でも使えますか?
はい。
日本株・米国株・ETFなど、出来高のある市場でご利用いただけます。
Q FXや暗号資産でも使えますか?
表示自体は可能ですが、本インジケーターは株式市場を前提として設計しています。
出来高データの性質が異なる市場では、本来の性能を十分に発揮できない場合があります。
Q BUYが出たら必ず買った方がよいですか?
いいえ。
本インジケーターは投資判断を補助するツールです。
最終的な判断は、
市場環境、
決算、
資金管理なども考慮したうえで行ってください。
今後のアップデートについて
KENVO Stage Analysis Proは、
継続的な改善を前提として開発しています。
現在も、
より使いやすく、
より分かりやすいインジケーターを目指して改良を続けています。
ご購入いただいた皆様からのご意見も参考にしながら、アップデートを行っていく予定です。
最後に
私は、「良いインジケーター」とは、シグナルをたくさん出すものではないと考えています。
本当に重要なのは、
『買わなくてよい場面を教えてくれること』
です。
相場には、待つべき時間があります。
焦ってエントリーするよりも、
条件が整うまで待つことの方が、結果として良い投資につながることも少なくありません。
KENVO Stage Analysis Proが目指しているのは、
単なる売買シグナルではなく、
「相場を客観的に評価するための共通の判断基準」
です。
皆様の投資判断を支える一つのツールとして、長くご活用いただければ幸いです。
今後も継続的なアップデートを通じて、より実践的で使いやすいインジケーターへと進化させていきます。
ご購入後のご利用方法
TradingView招待制インジケーターについて
本商品は、TradingViewの招待制(Invite-only)スクリプトとして提供されます。
TradingViewの招待制スクリプトは、作者が個別に利用許可を付与したユーザーのみ使用できます。TradingViewでは、招待制スクリプトは作者がアクセス権を付与する仕組みで、許可を受けたユーザーは「Invite-only(招待されたスクリプト)」から利用できます。
購入後の流れ
1.GoGoJungleで商品をご購入ください
ご購入完了後、すぐに自動表示されるタイプではありません。
本商品はTradingViewの招待制インジケーターのため、販売者によるアクセス権付与後に使用可能となります。これはGoGoJungle上のTradingView招待制商品の一般的な案内とも一致しています。
2.TradingViewのユーザー名(アカウント名)を販売者へご連絡ください
ご購入後、GoGoJungleのメッセージ機能から、ご自身のTradingViewユーザー名をご連絡ください。
招待制スクリプトは、作者が個別ユーザーに対して利用許可を付与する形式のため、購入者のTradingViewアカウント情報が必要です。
3.販売者がTradingView側でアクセス権を付与します
ご連絡いただいたTradingViewユーザー名を確認後、販売者がTradingView上でアクセス権を設定します。
TradingViewの招待制スクリプトは、作者が明示的に各ユーザーへ権限を与える必要があります。
4.招待完了後、TradingViewでインジケーターを表示できます
アクセス権付与後、TradingViewにログインし、チャート画面の「インジケーター」一覧から「招待されたスクリプト(Invite-only)」を開き、本商品名を選択してください。
TradingView公式ヘルプでも、招待制スクリプトへのアクセス権を持つユーザーには「Invite-only scripts」タブが表示され、そこから利用できると案内されています。
TradingViewでの表示手順
- TradingViewにログイン
- 任意のチャートを開く
- 上部メニューの「インジケーター」をクリック
- 「招待されたスクリプト(Invite-only)」 を開く
- 本商品のインジケーター名を選択
- チャート上に表示されれば利用開始です
TradingViewでは、招待制スクリプトにアクセス権が付与されていない場合、「Invite-only scripts」タブ自体が表示されないことがあります。権限付与後に表示される仕様です。
ご購入前にご確認ください
- 本商品はTradingView専用です
- ご利用にはTradingViewアカウントが必要です
- ご購入後、TradingViewユーザー名のご連絡が必要です
- アクセス権付与後に、TradingViewの招待されたスクリプトからご利用いただけます
- 招待制スクリプトは、作者が許可したユーザーのみ利用可能です
免責事項
本インジケーター「KENVO Stage Analysis Pro」は、株式市場のテクニカル分析を補助することを目的として開発されたTradingView専用インジケーターです。
本インジケーターは、一定のルールに基づいて市場環境やチャートの状態を視覚化し、投資判断をサポートするためのツールであり、将来の株価上昇・下落を保証するものではありません。
表示されるシグナル(WATCH、BUY、ADD、VCP BUY、WARNING、EXIT)および各種スコアや評価は、本インジケーター独自の判定ロジックに基づく参考情報です。
いかなる場合においても、利益を保証するものではなく、また損失の発生を防ぐことを保証するものでもありません。
投資には価格変動リスクが伴い、元本割れが生じる可能性があります。
売買の最終判断は、ご自身の資金状況、投資目的、リスク許容度、市場環境などを十分に考慮したうえで、ご自身の責任において行ってください。
本インジケーターの利用により生じた直接的または間接的な損失、機会損失、逸失利益、その他一切の損害について、開発者は責任を負いません。
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