VS倍率でスプレッド負けエントリー回避　VolatilitySpreadRatio_byBT【MT4版】

本製品の特徴は

●右から、スプレッド、ボラティリティ、VS倍率を表示します。

●ティック、又は、タイマーで表示更新します。

●VS倍率を、赤、黄、緑（信号に見立てて）で色分け表示し、スプレッド負けエントリーになりそうか、そうでないかを判断します。（本製品の肝です）

●スプレッドは許容スプレッドを設定し、スプレッドオーバー時に、色、大きさを変えることができます。

●スプレッドを設定した値に固定することができます。（固定した場合は、許容スプレッドの設定はできません）

●ボラティリティは計算本数を設定できます。（デフォルトでは10本）

●スプレッドとボラティリティの表示を丸めることができます。

●複数インジを適用して、マルチタイムフレーム的に使うこともできます。

用語

●[ボラティリティ]-本製品でいうボラティリティは、現在ローソク足から計算本数分左へ（現在ローソク足含める）、それぞれ(高値-安値)の値を足していって、計算本数で割った値です。計算本数が10なら、現在足から10本分の高値-安値の値を足していって、10で割った値です。小数点以下は、四捨五入で整数に丸められます。

●[ＶS倍率（VolatilitySpreadRatio）]-私の造語です。ネットで調べてもないと思います。

VS倍率 = V(ボラティリティ) ÷ S(スプレッド)

です。ボラティリティに占めるスプレッドの比率を表します。

ボラティリティの値を最大利益と想定し、スプレッドというコストがどれだけの割合を占めているのかを倍率で表します。

パーセントで表すよりも、ボラティリティがスプレッドの何倍か、で表した方が使い勝手がいいので、倍率で表示します。

タイトルにあるように、スプレッド負けエントリーを回避するために、主にスキャルパー向けのツールとして作りました。（私自身は3年くらい使ってます。）

初期設定として、

VS倍率が10倍未満の場合は赤表示、10倍以上20倍未満は黄表示、20倍以上は緑表示にし、信号に見立てています。

いままで使用してきた実感として、10倍未満のエントリーは、ボラティリティに占めるスプレッドの割合が大きいので、スプレッド負けしやすいです。表示が赤(10倍未満)の場合にどうしてもエントリーしたい場合は、スプレッド負けを覚悟してエントリーします。

黄表示(10倍以上20倍未満)は、スプレッドを気にしながらのエントリーになると思います。

緑表示(20倍以上の場合)は、スプレッドを気にしないでエントリーできるレベルです。もっと倍率が上がると、スプレッドなんて、気にしなくていいレベルになります。ただ、倍率が高いということは、ボラティリティも高まってますので、ロット管理（ロットを落としたり）が重要になってきます。

また、ボラティリティが高くても、スプレッド（コスト）の大きい金融商品は、VS倍率表示してみると、今のタイミングにおいては、それほど有利な金融商品ではないなって判断できたりします。

倍率設定は、自由に設定できます。

ボラティリティをスプレッドで割ったものを表示しただけのツールですが、何気に便利なツールだと思います。

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以下、商品説明になります。

設定項目です

・[インジケーター複数適用時ID]-インジケーターをチャートに複数適用する場合、それぞれ適当な数字に変えてください。連番(1,2,3...)にすると管理が楽かと思います。

・[表示window]は、メインウィンドウに表示するなら[0]、サブウィンドウに表示するならば、それぞれのサブウィンドウの番号を入力してください。チャートに表示されているサブウィンドウが一つならば[1]を設定してください。サブウィンドウがチャートにない場合はラベルを表示できません。

サブウィンドウにラベルを表示したい方のために、空の何も表示しないサブウィンドウをつくるだけのインジケーター[Empty-Subwindow_byBT]を、無料でダウンロードできます。

・[タイムフレームを表示]-をtrueにすると、左端にタイムフレームが表示されます。

▼データ更新

・[更新方法]-(タイマー)による更新と、(ティック)による更新とを選べます。

・[タイマー更新時間]-初期設定では1000ミリ秒です。

▼ボラティリティ

・[タイムフレーム]-以下

チャートにインジケーターを複数適用することで、以下のようにMTF分析的にも使えます。（表示位置を調整して下さい）

・[計算本数]-初期設定では10本です。なぜ10本かというと、スキャルパーにとっては、20では長すぎるし、5では短すぎる気がしたからです。ご自分でしっくりくる本数を設定してください。私は10が使いやすいです。あまりに大きな数を設定すると、計算量が増しますので、チャートが重くなるかもしれません。適度な本数を設定してください。

▼VS倍率

・[危険倍率][安全倍率]-それぞれ設定できます。危険の意味は、「スプレッド負けしそうな危険」ぐらいの意味です。色も設定できます。

▼スプレッド

なお、スプレッドもボラティリティも、pips表示ではなく、ポイント表示です。ポイント表示の方が使いやすいと思いましたので、pips表示は実装していません。

・[許容スプレッドオーバー時の文字サイズ、文字色]-下記の[変動許容スプレッド]を設定した場合に、現在スプレッドが許容スプレッドを超えたときに設定した表示が変わります。

・[通貨ペア名]は、[固定スプレッド]、又は[変動許容スプレッド]、[VとSの数値を丸める]を設定するときに、通貨ペア名を設定してください。

通貨ペア名に[-cd]などの付属記号があるブローカーの場合は、記号も含めて入力してください。

固定スプレッドと変動許容スプレッドはどちらか一方だけ設定できます。固定スプレッドを設定した場合、変動許容スプレッドの値は無効になります。[V]と[S]の数値を丸めるは、併用できます。

固定スプレッドは例えば、MT4でビットコインを監視する場合など、スプレッドを自分の使っているブローカーのスプレッドに調整したいなというときに、

このように設定すると、

表示が調整され、VS倍率で見ても、スプレッド負けしそうだなということが分かります。

・[V]と[S]の数値を丸めるは

例えば日経225を表示すると（ブローカーによって表示は異なるかもしれませんが）、

下2桁がちょっと邪魔かなと思ったときに、2桁丸める設定をすると

2桁丸められて、表示が分かりやすくなりました。

なお、VS倍率の計算は、丸める前の数値で計算されます。

設定項目は、30通貨分用意しました。

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※お試し版がありますので、本製品をご購入前に、ご自分のMT4環境で問題なく使えるか、十分にお試しください。

※本製品は、トレード利益を保証するものではありません。

※本製品の返品、返金はできません。あらかじめ、ご了承ください。