相場の見極め方と、相場状況に基づくトレード戦略[為替鬼]
読者の皆さんは、今の為替相場がレンジ相場なのかトレンド相場なのか、判定してからトレードしていますか。もしかしたら、チャートを見て下がりそうだと感じて売ってみたり、インディケータが買いシグナルを出したから買ってみたり、フィーリングや直感でトレードしている人がいるかもしれませんね。
たとえば、強い下落トレンドが発生している相場で、逆張りで買いエントリーしたが、その後もどんどん下げ続けたという経験がありませんか。
これらの失敗トレードの要因は、的確な相場状況の判断をしていないためです。為替の世界では、8割がレンジ相場、2割がトレンド相場といわれていますが、この比率の真相はさておき、相場の状況を見極めることこそ、FXトレーダーの永遠のテーマであり、最終的な目標に他なりません。
今回の記事では、私が日頃のトレーディングで意識している相場の見極め方法と、相場状況に基づくトレード戦略についてお話していきます。
目次
1. レンジ相場とは
2. トレンドの検知は難しい
3. ダウ理論とは
4. トレンド相場のトレード戦略
5. やってはいけないこと
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※この記事は、FX攻略.com2014年5月号の記事を再編集したものです
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