滑り約定ブローカーチェッカー

■過去の約定履歴から、ブローカーの約定滑りを調べられる便利ツール！■ MT4でEAを運用していると、全く同じEAでも「このブローカーだとやけに相性が悪いな・・・」といったことがあるかと思います。それ、ひょっとすると約定滑りによる影響なのかもしれません。 それを調べるツールがこれ、「滑り約定ブローカーチェッカー」なのです！ ○どんなツール？○ こんな感じ（↓）で、過去のT/PおよびS/Lの履歴を精査することで、その業者がどれだけ注文を滑らせてきているかが一目瞭然になるツールです！ こんな感じで、過去の平均滑りPipsと、「滑った分でどれだけ余分に損しているか」をひと目で見ることが出来ます！ ○使い方○ １）本ファイルを「Indicators」フォルダに格納します。 ２）任意のチャート（通貨ペアはなんでも良いです）を開き、本ツールをセットします。 ３）各種パラメータ（後述）を設定すれば完了です！（基本デフォルトで大丈夫です） ○パラメータの設定○ 各パラメータの設定内容についてご説明します。（カッコ内はデフォルト値） ・SpecifyPair (false) 　→調査する通貨ペア指定を行うかを設定します（falseの場合は全通貨ペアが調査対象）。 ・TargetPair (空白) 　→（SpecifyPair = trueの場合のみ有効）調査する対象の通貨ペアを指定します（空白の場合は設定しているチャートの通貨ペア）。 ・SpecifyLot (false) 　→調査する対象となる約定履歴のロット数指定を行うかを設定します（falseの場合は全ての約定履歴が調査対象）。 ・TargetLot (0.1) 　→（SpecifyLot = trueの場合のみ有効）調査する対象となる約定履歴のロット数を指定します 　　（例）デフォルト設定の場合、1万通貨での約定以外の約定履歴は調査対象に含めません。 ・SpecifyMagicNo (false) 　→調査する対象のマジックナンバー指定を行うかを設定します（falseの場合は全マジックナンバーが調査対象）。 ・TargetMagicNo (0) 　→（SpecifyMagicNo = trueの場合のみ有効）調査する対象のマジックナンバーを指定します（デフォルト値は裁量トレードが対象）。 ----- ※マジックナンバーとは・・・ 　どのEAを運用しているかを判別するための識別番号です。 　販売しているEAは、基本的にマジックナンバーの設定箇所があると思いますので、 　調査したいEAで使用しているマジックナンバーを入力してください。 ----- ・Gap_Threshold (10) 　→窓開けのような特殊な状況を除外するためのフィルタです。 　　（例）デフォルト値の場合、10Pips以上の滑りは「窓開け時」と扱い、調査対象から除外します。 ・FontName (メイリオ) 　→表示するフォントを指定します。 ・FontSize (10) 　→表示するフォントサイズを指定します。 ・FrameColor (LightGreen) 　→枠の色を指定します。 ・ButtonColor (Khaki) 　→ボタンの色を指定します。 ・TableHeaderColor (LightBlue) 　→表の表題色を指定します。 ・TableBodyColor (LightYellow) 　→表の色を指定します。 ○留意事項○ 本ツールは、予め注文されたTakeProfitおよびStopLoss値からの滑りを調査するツールとなります。 成行注文の際の滑りは調査対象外（MT4の仕様上、調査不可）であり、あくまで滑りの目安を見るためのツールとなりますので、その点のみご留意ください。 ○さいごに○ 特殊なことは行っていないので、特に使用できないブローカーなどは無いかと思います。 ご質問等あれば、コミュニティでどんどんコメントいただければと思いますので、よろしくお願いします。