【与沢翼】秒速で家賃200万円のデイトレーダーへ転身なさる
「秒速で1億稼ぐ男」が「秒速で破産寸前」と報じられた与沢翼さんが、現在はシンガポールで生活していることが分かりました。 家賃200万円と、私の年収より高い金額が1ヶ月の家賃ということに驚きを隠せないこの頃ではございますが、何はともあれそんな下世話なニュースを取り上げたのは、与沢翼さんがトレードに力を入れているということです。 2012年12月に8000円台だった日経平均株価が2年数か月で2.5倍の2万円になったことからもわかるように、今投資は追い風が吹いています。この波を逃す手はないですよ。 と語る与沢翼さん、ソフトバンク株が7100円台のときに6000株購入し、90%の確率で7450円まで上昇、80%の確率で8200円まで上昇するのを予測し、見事に的中させました。
文字を読んでもピンとこないのでチャートを見てみましょう。 掲載された時期から考えて、ピンクの枠あたりで購入したと思います。 たしかに秒速で上昇していることが分かります。 次なる節目は80%の確率で上がるという8200円です。 「勝っても浮かれず、負けても臆せず、技術を磨き続けるだけですね」 という言葉にはどこかシステムトレードに通じるものを感じました。
1日1時間のトレードに対して、毎日16時間の勉強を続けているのだとか。 世間から様々なことを言われていますが、これだけの時間勉強を続けるというのは並大抵なことではありません。 FXをやっている方は副業という方が多いと思います。 FXに限らず副業と呼ばれるものが副業ではなくなるくらい収入を得る場合、1日8時間のお仕事をして、さらにもう8時間お仕事や勉強をしてようやくトントン、さらに周りが遊んでいる多くは土日や祝祭日も黙々と続ければ差が出てきそうです。 これは二足のわらじと呼ばれるものなのかもしれません。 自分の目から見て(そもそも見るのは自分の目以外ないのですが)「すごいなぁ」と思える人は、何倍もの努力が見えないところにあるかと。
ちなみに200万円もの家賃を支払っている与沢翼さんの収入源はアフィリエイト収入と企業PR、講演、株式、カジノだそうです(カジノ!?)。 語弊もありますが、一時ネオヒルズ族として「夢を見せる」ことで資産を築き上げた与沢翼さん。 「稼げる」のではなく「稼げそう」ということに夢を持つ人は多くいます。 これは一般的に胡散臭いとされるネットビジネスと呼ばれる世界だけに限ったことではありません。 たとえば男性向けの雑誌「LEON」は、年収1000万円以上の高額所得者層の男性をターゲットにしたラグジュアリーなものとされています。 しかし、実際の購読者の平均年収は600万円。 「年収1000万円以上の人」の雑誌ではなく、「年収1000万円以上の人の生活に憧れる人」をターゲットにしたことで成功した雑誌と言われています。 さらに、雑誌の中で描かれる生活は年収1000万円では無理で、キャッシュで1500万円くらいポンと出せないと難しいというちょっとしたズレも。 ディズニー然り「夢を見せる」のはお金になるのでしょう。 「稼げそう」とか「いける!」「やってみたい!」という人間の欲望につけ込んだビジネスは数多く存在するようです。 ミスドで働けばドーナツもらえるのかなと邪な心で面接を受けてみようかと思ったこの頃でした。
written by すべてがFXになる



