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通貨の値段を表示する方法

FX(外国為替保証金取引)は売値と買値の両方が提示される 多くの参加者の希望値で売り買いされ、価格が決定されるのがマーケットである。買いたい人が多ければ値段は上がり、売りたい人が多ければ値段は下がる。 このバランスを需給といい、需給によって値段が決定していく。 マーケットでのこの値段表示の方法は、取引形態や市場にによって変わりますので、順に見ていきましょう。 まず、株式市場は取引所取引といい、取引所という一つの市場にすべての注文を集めて、価格・時間優先に則って値段が決定していきます。それぞれの値段に買い注文と売り注文が並び、買おうと思えばすでに並んでいる売り注文を買っていくか、希望価格で買い注文を出し、その価格で売り注文が出るまで待つというものです。 取引所が公開する「板」と呼ばれる注文状況が、どの値段にどの程度の注文数があるのか一目で判るようになっています。取引が活発な株式の「板」には、どのレートにも注文が詰まっています。 外国為替市場に「板」は存在せず、もっとも高い買値(ビット)と最も安い売値(オファー)のみが表示され、2つの値段の組み合わせで、値段が上下する仕組みになっている。 買いたいときには提示されているオファーで買い、売りたいときには提示されているビットで売る。このような取引を相対取引(OVER THE COUNTER)と呼んでいます。 買値(ビット)、売値(オファー)の提示で公正さを維持 株式取引では、市場参加者すべてに「板」が公開されているため公正な取引といえます。 外国為替保証金取引の相対取引では、需給は判らないし提示する側のFX会社によっても提示するレートは違いますので、一見すると公平性は保たれるのかと思われるかもしれませんが、インターネットの普及によって、リアルタイムに市場相場を見ることができるようになったので、FX業者のレートが相場とどの程度乖離しているかチェックする機能を有したといえます。 もちろん、FX業者が市場価格から離れた偏った価格を提示すると、その値差の負担は誰がするのかという問題が生じます。買値(ビット)、売値(オファー)の両方を提示することから、公正な価格を提示せざるを得ない仕組みになっているといえます。このように二つのレートを同時に提示する方法をTWO-WAY QUATATIONといいます。