単純な手法で取引したシュミレーションでは、225なのに夢のよう:上がっても下がっても利益になる手法?

単純な手法で取引したシュミレーションでは、225なのに夢のよう:上がっても下がっても利益になる手法?

これまでFXの手法を中心にご紹介してきた「すべてがFXになる」。今回は日経225先物の手法をご紹介したいと思います。 「日経225先物」と聞くと怖そうというイメージを持つ方も多いかもしれませんが、FXと同じでリスク管理だけきちんとしていれば怖いことはありません。 相場をまったくやったことがない人にとって、「株」や「FX」が未知なもので恐怖に感じるのと同じです。 今回ご紹介するのは「225なのに夢のよう」。 上がっても下がっても利益になる手法を見ていきましょう。 日経225先物とは 普段はいきなり手法の説明から入りますが、「日経225先物」はFXのみをトレードする人にとっては少しだけ疎遠な世界なので、FXをある程度知っている前提で簡単な説明から始めたいと思います。 「日経225先物」とは以下の通り定義されています。 日経平均株価を原資産とする株価指数先物取引であり、大阪証券取引所等に上場されている。 案の定分かりにくくなってしまいました…。 日経225先物は、日本を代表する225銘柄の平均株価、いわゆる「日経平均株価」の指数を使った取引です。 ここで「平均株価」とか「指数」とかが出てくるとややこしいですよね。 簡単に言うと、ドル円がドルが上るか下がるかだとすると、日経225先物は日経平均株価が上るか下がるかを取引します。 日経225先物の種類 日経225先物取引には下記の2種類があります。 日経225先物(指数の1000倍の取引) 日経225mini(指数の100倍の取引) 「日経225先物」は「日経225mini」に対して「ラージ」とも呼ばれることがあります。 必要な証拠金はSPANと呼ばれる機関で決められており、2014年12月現在、日経225先物は1枚あたり72万円になっています。 これじゃあ現実的ではないですよね…。 そのため、個人投資家の間では日経225先物の10分の1で取引できる日経225miniが主流となっています。 10分の1なので1枚あたり72,000円で取引できます。 「225なのに夢のよう」でも日経225miniを中心に進めていきます。 日経225先物の値動きの単位 日経225先物取引の値動きは下記の通りです。 日経225先物:10円単位 日経225mini:5円単位 日経225先物は1000倍の取引のため、10円動くと10,000円の損益が発生します。 日経225miniは100倍の取引のため、5円動くと500円の損益が発生します。 先ほどから1000倍だの100倍だの書いていますが、FXを取引するときに1万通貨の1万ドル取引するのに10万円の資金だからといちいち考えないのと同じで、特に意識する必要はありません。 5円動くと500円の損益が発生すると覚えておきましょう。 日経225先物取引の取引時間 FXは24時間オープンしていますが、日経225先物取引の取引時間は以下のようになっています。 日中取引:9時00分~15時15分 ナイトセッション:16時30分~03時00分 FXでも株式市場が閉まってそろそろ欧州勢がやってくる時間帯と意識することがあると思うので、これは抵抗がないと思います。 「225なのに夢のよう」 前置きが長くなってしまいましたが、「225なのに夢のよう」をご紹介したいと思います。 日経225先物を使って取引すると言っても複雑なテクニカルを使うことはなく、これまでと同様に単純な手法で取引していきます。 ここでは「225なのに夢のよう」の取引条件をまとめます。 取引銘柄:日経225mini 取引時間:日中取引(9時00分~15時15分) 推奨資金:約50万円 続いて成績を見ていきましょう。 「225なのに夢のよう」の成績 検証期間:2012年〜2014年12月 損益:+16,150円(1,615,000円) 勝率:53% 平均勝ち:185.5円 平均負け:146.0円 PF:1.46 PR(損益率):1.27 便宜上、検証期間としていますがこれは僕が実際にトレードしてきたフォワードの結果です。 損益がトントンになるPRは0.87のため、大きく優位性を持ったトレードをすることができます。 「225なのに夢のよう」では勝率に応じて枚数を変化させるのが特徴です。 一時期に大きくプラスに転じてそのあと小動きに見えますが、相対的なものなので心配する必要はありません。 大きくプラスになったあとの部分だけを拡大して見てみましょう。安定して利益を重ねているのが分かると思います。 「225なのに夢のよう」をさらに低いリスクで運用する 検証期間:2012年〜2014年12月 損益:+5,565円(556,500円) 勝率:53% 平均勝ち:90.5円 平均負け:80.9円 PF:1.29 PR(損益率):1.12 「225なのに夢のよう」は勝率によってベット枚数を変化させるのが特徴ですが、さらに低いリスクで運用したのが上の画像です。 同じ手法のため勝率は変わりません。 損益は+5,565円と約3分の1に減りましたが、常に1枚だけでエントリするため、より少ない証拠金で取引をすることが可能となります。 「225なのに夢のよう」まとめ 225なのに夢のよう、いかがでしたでしょうか。もう一度成績をまとめたいと思います。 50万円ほどの資金で3年間運用して160万円の利益というのは決して悪い数字ではないと思います。 さらに低いリスクでの運用でも55万円もの利益が発生しています(こちらは数字だけで僕は実践していません)。 トレードの参考になれば幸いです。 written by すべてがFXになる
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