(初心者向け記事)トレンド相場を取れていない場合は、MT4に入っているフラクタルを使ってみましょう
ブログをしばらく放置してしまいました。
メルマガの方や、今、手法をお話している方が数名いますので、そちらを優先しているところでした。
110円から取りやすい下降が続いていますね。
逆張りで死んでいる方も、もしかしたらいるのかもしれませんが・・・。
得意不得意はあるにしても、こうした一方的な相場は取れたほうが良いですね。
私は、中心として移動平均線を使っていますが、こういう一方的に動く相場の時は、また別の見方もしたりします。
移動平均は非常に応用が広いので、トレンドでもレンジでも幅広く使用できるわけですが、若干見方の練習が必要ですよね。
それに引き換え、シグナル系のテクニカルというものは、出た通りに見ていればいいわけですから手っ取り早いといえばそのとおりでしょう。
ただし、テクニカルに限らずですが、相場の動きというものにはダマシや突発的な動きもあって当然のところです。
私個人のお話としては、今回の下降相場ではうまく機能していますが、
フラクタルというテクニカルを用いたトレードをご紹介しましょう。
------------------------------------------------
フラクタル
と聞くと、
『ああ、あの後出しジャンケンみたいなテクニカルでしょ?』
という片もいるでしょう。
そうそう、その後出しジャンケンみたいなテクニカルです。
私は、通常がデイトレですから、30分か1時間足をメインに、5分15分4時間日足と見ています。
直近のドル円1時間足に、私が通常使っているテクニカル、それと、今回臨時に入れたフラクタルが入っているものです。

どれがフラクタルか???
と思われる方もいるかもしれません。
ロウソク足の上下に、黄色で三角の傘みたいなものがありますよね。
これがフラクタルです。
MT4にもともと入っていますから、どっからか買ったり、ダウンロードする必要はありません。
さて、このフラクタル。
簡単に言えば、一定期間の『天底』を表示してくれます。
そう聞くと
「そんな便利なものがあるのか」
と思われたり、
「ZIGZAGと何が違うの?」
と思われたりするでしょう。
シンプルに説明しますと、
----------------------------------
フラクタルは、
リアルタイムに天底を示すのではなく、
ある程度の時間経過したあとで、「ここが天底だろう」という位置まで来たらシグナルを出します。
----------------------------------
つまり、
ほぼ決まっただろう
という時になって出るんです。
このあたりはZIGZAGとは違いますね。
ZIGZAGは一定期間の高値だろうという値になると、まずはラインを引いてしまうのですが、それ以上あがったり下がったりすると、リペイントしてラインを引き直します
つまり、ZIGZAGがライン引いたから天井 とは言えず、だましが多いわけですね。
そもそも、反転を見るためのラインというわけでもないわですが、まあそんなもんだと思っておいてください。
それと比較して、このフラクタルは、一旦シグナルが出るとリペイントはしません。
出たら、間違っても出っぱなしです。
---------------------------------------
さて、具体的なトレードのお話をしましょう。
先ほどの1時間のチャートを見てください。

基本的なルールとしては、
--------------------------------------
下降トレンドの時は、「チャート上」にフラクタルが出たときに、売り
下側に出たら利食いを入れる
上昇トレンドの時は、「チャート下」にフラクタルが出たときに、買い
上側に出たら利食いを入れる
---------------------------------------
これだけです。
ポジション的な技術から言えば、最初のエントリー2ポジション
1つ利食い
1ポジション増し
含み益を持ったまま増したポジションだけ利食い
というのも手順としてはありでしょう。
さっきの1時間足にちょっと入れてみましょう。

---------------------------------------
この手法には、大切な注意点があります。
1つ目
まず
トレンドというのはどういうことかという認識です。
つまり、高値を更新していく状態、これは上昇トレンドですね。
下降トレンドは逆です。
このトレンドに逆らって、フラクタルを使うとエライ目にあいます。
ですから、
下降の時は、ショートポジションを
上昇の時は、ロングポジションを
持つように心がけましょう。
もちろん両建てに活かすこともできますが、それは次のステップでしょう。
------
2つ目
使用する時間足は、30分以上じゃないとだましが多いです。
5分とか、15分とか、その辺だとしょっちゅうシグナルが出て騙されます。
一方、1時間とか4時間は信頼度が高いですね。
ただし、フラクタルの出た位置を超えて逆行するような場合は、損きりすることも必要です。
これは、トレンドの転換の可能性がありますよね。
-------
3つ目
フラクタルはレンジ相場、値幅のない相場ではダメダメです。
トレンド相場では非常に強いフラクタルですが、レンジではだましが連発します。
強いトレンドの時の、押し目買い、戻り売りのシグナルとして使用するのがベターです。
また、これだけでトレードするというよりは、普段の自身のトレードにプラスする要素として使用して見てはと思います。
--------
4つ目
最初にも書きましたが
フラクタルは「後出しジャンケン」のような、後からサインを出すシグナルです。
トレンド相場での安定性はなかなかですが、究極的に天底を取りたい、なんていう方には向かないでしょう。
その必要があるかどうかは別ですが。
----------------------
さて、ちょっと長くなりましたので、ここまでといたしましょう。
みなさまよいトレードを
----------------------------------------------------------
メルマガではこうした基本的なテクニカルのトレードについてもお話しております。
紹介した方法で勝っちゃった、という方は、気が向いたらご購読を。
http://www.mag2.com/m/0001622674.html
written by とんぼ
メルマガの方や、今、手法をお話している方が数名いますので、そちらを優先しているところでした。
110円から取りやすい下降が続いていますね。
逆張りで死んでいる方も、もしかしたらいるのかもしれませんが・・・。
得意不得意はあるにしても、こうした一方的な相場は取れたほうが良いですね。
私は、中心として移動平均線を使っていますが、こういう一方的に動く相場の時は、また別の見方もしたりします。
移動平均は非常に応用が広いので、トレンドでもレンジでも幅広く使用できるわけですが、若干見方の練習が必要ですよね。
それに引き換え、シグナル系のテクニカルというものは、出た通りに見ていればいいわけですから手っ取り早いといえばそのとおりでしょう。
ただし、テクニカルに限らずですが、相場の動きというものにはダマシや突発的な動きもあって当然のところです。
私個人のお話としては、今回の下降相場ではうまく機能していますが、
フラクタルというテクニカルを用いたトレードをご紹介しましょう。
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フラクタル
と聞くと、
『ああ、あの後出しジャンケンみたいなテクニカルでしょ?』
という片もいるでしょう。
そうそう、その後出しジャンケンみたいなテクニカルです。
私は、通常がデイトレですから、30分か1時間足をメインに、5分15分4時間日足と見ています。
直近のドル円1時間足に、私が通常使っているテクニカル、それと、今回臨時に入れたフラクタルが入っているものです。

どれがフラクタルか???
と思われる方もいるかもしれません。
ロウソク足の上下に、黄色で三角の傘みたいなものがありますよね。
これがフラクタルです。
MT4にもともと入っていますから、どっからか買ったり、ダウンロードする必要はありません。
さて、このフラクタル。
簡単に言えば、一定期間の『天底』を表示してくれます。
そう聞くと
「そんな便利なものがあるのか」
と思われたり、
「ZIGZAGと何が違うの?」
と思われたりするでしょう。
シンプルに説明しますと、
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フラクタルは、
リアルタイムに天底を示すのではなく、
ある程度の時間経過したあとで、「ここが天底だろう」という位置まで来たらシグナルを出します。
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つまり、
ほぼ決まっただろう
という時になって出るんです。
このあたりはZIGZAGとは違いますね。
ZIGZAGは一定期間の高値だろうという値になると、まずはラインを引いてしまうのですが、それ以上あがったり下がったりすると、リペイントしてラインを引き直します
つまり、ZIGZAGがライン引いたから天井 とは言えず、だましが多いわけですね。
そもそも、反転を見るためのラインというわけでもないわですが、まあそんなもんだと思っておいてください。
それと比較して、このフラクタルは、一旦シグナルが出るとリペイントはしません。
出たら、間違っても出っぱなしです。
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さて、具体的なトレードのお話をしましょう。
先ほどの1時間のチャートを見てください。

基本的なルールとしては、
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下降トレンドの時は、「チャート上」にフラクタルが出たときに、売り
下側に出たら利食いを入れる
上昇トレンドの時は、「チャート下」にフラクタルが出たときに、買い
上側に出たら利食いを入れる
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これだけです。
ポジション的な技術から言えば、最初のエントリー2ポジション
1つ利食い
1ポジション増し
含み益を持ったまま増したポジションだけ利食い
というのも手順としてはありでしょう。
さっきの1時間足にちょっと入れてみましょう。

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この手法には、大切な注意点があります。
1つ目
まず
トレンドというのはどういうことかという認識です。
つまり、高値を更新していく状態、これは上昇トレンドですね。
下降トレンドは逆です。
このトレンドに逆らって、フラクタルを使うとエライ目にあいます。
ですから、
下降の時は、ショートポジションを
上昇の時は、ロングポジションを
持つように心がけましょう。
もちろん両建てに活かすこともできますが、それは次のステップでしょう。
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2つ目
使用する時間足は、30分以上じゃないとだましが多いです。
5分とか、15分とか、その辺だとしょっちゅうシグナルが出て騙されます。
一方、1時間とか4時間は信頼度が高いですね。
ただし、フラクタルの出た位置を超えて逆行するような場合は、損きりすることも必要です。
これは、トレンドの転換の可能性がありますよね。
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3つ目
フラクタルはレンジ相場、値幅のない相場ではダメダメです。
トレンド相場では非常に強いフラクタルですが、レンジではだましが連発します。
強いトレンドの時の、押し目買い、戻り売りのシグナルとして使用するのがベターです。
また、これだけでトレードするというよりは、普段の自身のトレードにプラスする要素として使用して見てはと思います。
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4つ目
最初にも書きましたが
フラクタルは「後出しジャンケン」のような、後からサインを出すシグナルです。
トレンド相場での安定性はなかなかですが、究極的に天底を取りたい、なんていう方には向かないでしょう。
その必要があるかどうかは別ですが。
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さて、ちょっと長くなりましたので、ここまでといたしましょう。
みなさまよいトレードを
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メルマガではこうした基本的なテクニカルのトレードについてもお話しております。
紹介した方法で勝っちゃった、という方は、気が向いたらご購読を。
http://www.mag2.com/m/0001622674.html
written by とんぼ



