スコットランド独立否決!今後の為替ポンド円・ポンドドルは?
スコットランドの独立は反対多数により実現しませんでした。今後の為替(ドル円・ポンドドル)の予想は?
こんにちは!ブログ管理人のasajiroです。
スコットランドの独立に関する住民投票ですが(ここまでに至る経緯はこちら)、

独立賛成 161万票(44.65%)
独立反対 200万票(55.25%)
となり、スコットランドの独立はならず。
→スコットランド、独立否決=反対55%、予想外の大差。住民投票、英分裂回避
もっと接戦になるかと思いましたが、意外と差がつきましたねえ。
(エリザベス女王の一言が効いたのかな)
もし、スコットランド独立となれば歴史的な日になり、
大混乱に陥る可能性もありましたが・・・
イギリス政府からすれば「ほっ」と胸をなでおろしてる所でしょう。
まあ、今回の件で、スコットランドの自治に関して
かなり譲歩した部分もあると言いますし、
これからも大変でしょうけどね。
とりあえず、世界的な混乱は避けられました。
ちなみに、チャートはどうなったかというと・・・

ポンド円チャート。
時系列はよく分かりませんが、結果が出る前にジワジワと上昇。
なんとこの1週間で600~700pipsも上昇。
日本にはあまり伝わりませんでしが、独立反対派が優勢だったのでしょうね。

ポンドドルチャート。
ポンド円と同じような動きですね。
結果が出た後は利食い売りが始まり急落しました。
問題は来週以降ですが・・・
さて、まだ利食い売りが残っているのでしょうか?

ポンド円の未決済の注文・未決済のポジション(※2014年9月19日18:40GMT+0900)
ふむふむ・・・残ってるポジションはロングよりショートの方が多いですね。
ってことは利食い売りはあらかた終わってるってことかな?
未決済の注文を見ると181円付近の買いが厚いですね。
現在の高値ですが・・・ここに逆指し(ストップ)の買いが並んでるわけです。
(181円を超える時は一気にビョーンと行く可能性が高い)
基本的にクロス円は円安トレンド中ですので・・・
利食い売りが一巡したら押し目買いをしたい所です。
すでに「スコットランド関連トレンドライン」は割ってるので、
177円付近の買いに便乗するのがいいですかね?
しかしまだショートの方が強いかもしれません。
次はポンドドル。

ポンドドルの未決済注文、未決済ポジション(※2014年9月19日18:40GMT+0900)
これまた残ってるポジションはロングよりショートの方が多いですね。
面白いのは1.6400から上のロングがめっちゃ残ってる件。
ポンドが上がると見て押し目ロングを狙ったポジションかな?
トレンドはドル高ですぞ?
未決済の注文を見てみると1.6300から下は拮抗してますが、上は圧倒的にショート優勢。
これはほとんどが未決済ロングの指値(リミット)。
仮に上昇するとしても上値が重くなりそうです。
1.6400から上に残ってる大量のロングも
下落したら損切りするでしょうし、
ポンドドルはやはりショート目線が良さそうです。
まあ、来週は窓も開きそうなので注意して見ることにしましょう。
で、
オマケですが、
今回のスコットランド独立に関して、
お隣の中国はどうだったかというと・・・

→英国の統一を静かに祈る中国=分裂活動の国外への波及を恐れる
なるほど・・・中国はチベットやウイグルの独立運動に目を向けられたら困るもんなあ。
ってか、チベットもウイグルも中国とは言葉も宗教も習慣も違う全く別の民族であり、
第2次大戦後に中国が侵略した国であり、
過去数十年に渡って拉致監禁拷問虐殺核実験、言葉も宗教も文化も女性も奪い、
民族浄化しようとしているんだから、
独立運動が起こって当たり前。
スコットランドの独立とは全く違う話ですよ。
人権がー!とか自由がー!とか民主主義がー!とか言ってる日本のマスコミは、
まずチベットやウイグルのことを書け!
written by asajiro



