ダウ理論の優位性:「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」

ダウ理論の優位性:「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」

ダウ理論 には6つの基本法則があります。
その中でもトレンドフォローを基本戦略とするトレーダーが最も気になる法則は
「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」では無いでしょうか。

但し、個人的にはこの言葉にあまり振り回されないよう、注意が必要だと
考えています。
この言葉は定義を述べているだけであり、優位性を示しているわけでは
ありません。

法則を拡大解釈すると「トレンド発生が定義できたならば、その後はいつでも
トレンドが継続する可能性が高い。」と思いそうになりますが、それは勘違いで
あると考えています。

私が検証した限りでは、高値・安値が切り上げ(切り下げ)られてトレンドが
発生したと定義できるパターンが確認できた直後でも、トレンドが継続する
方向よりも否定される(継続失敗する)方向に乗る方が若干有利であるという
結果を得ています。
(トレンド確認後、リスクリワード等価まで引き付けた設定での結果です。)

さらに単純化した ローソク足のデータ でも
 ・陽線の後は陰線が発生する可能性が若干高い。
 ・陰線の後は陽線が発生する可能性が若干高い。
という結果が全時間軸で得られています。

当たり前と言われるかもしれませんが、特に短期売買に限定した場合は、
どちらかと言えば
「上がった後は下がる、下がった後は上がる可能性の方が高い。」
という基本特性を為替相場は備えていることになります。
基本特性には逆らわず、利用する為の行動を取り入れるようご注意下さい。
(引き付けの重要性)

トレンド発生が定義できたからと言ってむやみに追いかけているだけでは、
勝てるはずがないということをご理解頂けると幸いです。
単一時間足において優位性のかけらも無いのであれば、複数時間足で方向が
一致しようが大した意味はないことになります。
(「本当?」と思われる方も多い気がします。ご自分で本気の検証を実施した上
で判断して下さい。)

ではダウ理論によるトレンド認識は不要かと言うとそうではありません。
今現在の参加者が相場をどの様に考えているかを分析する上では有効です。

私が重視すべきと考えるのは
「ダウ理論に従い参入したつもりの参加者が否定されてしまった動きは無いか?」
ということです。

最も読み易いのは恐怖に支配された負け組みの行動であり、それを理解している
勝ち組と行動を共にすることが優位性の確保に繋がると考えます。

当然、相場に絶対はありませんが「勝負を決した動き」「負け組みが行動を起こす
可能性の高い場所」等を読み取る精度を上げることで、優位性は更に向上して
いくと考えます。

相場におけるその様な攻防を理解する手助けとして
 「HT_Trigger」
 「HT_Endurance_Line」
をお勧めします。
主観によるバラツキを排除した上で検討すべき候補を得られますので、成績に
安定をもたらす効果が期待できるのではないでしょうか。


それでは。
少しでもお役に立てば幸いです。
written by HT FX
ชื่อบริษัท GogoJungle
Financial Instruments Business Registration Number : Kanto Local Finance Bureau (Financial instruments firms) No. 1960
สมาชิก Japan Investment Advisers Association
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